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大森side
部活の指導が終わり、急いで帰って来た。なぜかって?もちろん、滉斗を尋問するため!
頑張って走ったんだからね。
〜玄関〜
大森:ただいま〜
藤澤:おかえり〜って、走って来たの?
大森:ちょっと急いで確認したいことがあってね
藤澤:そっか、滉斗〜?もっくん帰って来たよ〜?
大森:寝てるのかな、珍しいね(バレないように、できるだけ会いたくないんだろうな)
〜リビング〜
大森:涼ちゃん〜滉斗〜ご飯出来たから降りといで!
藤澤:は〜い
若井:ん〜
大森:はい、ど〜ぞ
全員:いただきます!
藤澤:美味しい〜!あ、きのこ入ってる!やった〜
大森:よかった〜
若井:、、、うん、うまい
藤澤:どうしたの〜?なんか、滉斗、元気ないじゃん
若井:いや、別にどうってこと無いから大丈夫
藤澤:そう〜?
大森:、、、よし!滉斗、ご飯の後、僕の部屋に来ること!
若井:え?なんで?
大森:なんでもいいから、ね?
若井:分かった、、、
普段、家に帰って来たら半袖短パンなのに、今日はしっかり長袖長ズボンの滉斗。バレてるんだけどなぁw
〜大森の部屋〜
大森:はい、座って
若井:どうしたの?
大森:「どうしたの」は、こっちでしょ?その怪我は何?俺分かってるよ?
若井:別に、転んだだけ、、、
大森:じゃあね、、、5限遅れたのはなんで?
若井:それは、、、
大森:事前にね、他の生徒から滉斗が遅れるって聞いてたんだけど、
若井:あ、そっか、、、
大森:で、その子たちを尋問したら、昼休み一緒に居たっていうんだけど?
若井:じゃあ、分かってるでしょ
大森:俺は滉斗の口から聞きたいなぁ
若井:どこまで聞いてるかわからないけど、まぁ喧嘩みたいなもん
大森:うん、聞いた
若井:ならなんで
大森:俺が聞きたいのは、遅れる報告をさせたこと、あと、二人を先に帰らせたこと
若井:それは、、、俺もなんでか分からない
大森:普段から遅れがちなんだから、報告しなくても不思議じゃ無いのに
若井:それもあんまり良く無いけどな
大森:分かってるなら、時間までに座っててよ〜
若井:二人を帰らせたのは、一緒に居たってバレたくなかったから、だと思う
大森:結局バレてるけどね
若井:怒られるのは、俺だけで良い
大森:かっこいいこと言うね〜
若井:完全にあいつらの勘違いと思い込みだけどな
大森:いやぁ、自慢の子どもだなぁ
若井:よかったです、、、大変だけどね
大森:また同じようなことされたら、隠さず言うんだよ?
若井:別に良いよ、こんぐらいなんてこと無いし
大森:僕が嫌なの!いい?大事な子どもが傷つけられてるんだよ?ほっとく親は親じゃ無い!
若井:分かった、、、言うよ
大森:涼ちゃんに言ってもいいからね、多分涼ちゃんに言ったら、僕に報告が来ると思うけど
若井:意味ねぇな
藤澤:僕の話してた?
若井:涼ちゃんはもっくんのことが大好きだよねって話
藤澤:滉斗も、もっくんのこと大好きでしょ?
若井:ま、まぁ
藤澤:素直じゃ無いなぁ
大森:二人ともありがとう。嬉しいなぁ、なんていい子たちなんだ
やっぱり、「転んだだけ」って言ったけど、最終的にはちゃんと自分の言葉で言ってくれたから良し!
二人がいい子ちゃんってことも再確認できたからよかった。
滉斗だけじゃなくて涼ちゃんも、僕の大事な子どもたちを傷つけるやつは、絶対許さない!
Ranです。ネタ切れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!誰か、コメントしてくれぇぇぇ