テラーノベル
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無よりまた、大切な人に会いに幸福の神モドキか何かが戻ろうとしています。
名前は……はて、なんだったか?
PLですら忘れてしまった。
まぁ良いのです。
忘れたからこそ思い出さねばならない。
忘れたからこそ更生らせなければならない。
では、始めましょう。
█ ██
では、メタフィクションを始めましょう
Q. 生き返らせますか?
A.勿論。苦痛も甘んじて受け入れましょう。
██はふと、目が覚める。
そこは森の中の開けた土地だった。木々が隙間なくあたりを囲い、壁のようになっている。
足元は白い土で、空は紫色だった。
まっすぐに、導かれるように道が続いており、その先にはまるで宮殿のような白い建物があった。
そもそも、自分は死んだはずだ。ここは、どこだ?
道を進む。宮殿はモスクに近い形状をしている。
階段を上り、正面には両開きの扉がある。ぐっと力を込めて押すと、鍵がかかっていないようですんなりと開いた。
瞬間、ぐにゃりと視界が歪んだ。
車酔いに近い感覚に襲われた後、視界が正常に戻るとそこは真っ白な大理石の壁の部屋だった。床は深い赤色のカーペットが敷かれている。四方の壁に扉はない。自分の左手側にはアーチ窓があり、緑色のカーテンが外側にかかっている。その傍には景色を眺める用だろうか、1つの椅子とテーブルが置かれていた。
?「こんにちは、ようこそ。」
降り注ぐように声がする。姿は見えない。
?「立って話すのも疲れるでしょう。これから問答をするのです。イスに座っては?」
声のする方を探ってみれば、カーテンの向こうからだった。
██は窓を開けようとする。
外側の緑色のカーテンはシルク生地だろうか、光沢を放っている。
窓には取っ手がついており、手を触れて開けようとすると、どうしても開かない。
固いわけではない、鍵がかかっているわけではない。
脳が拒否をする。手が動かないのだ。
PLは██の目を使う
部屋の天井付近、角の付近にこの部屋の雰囲気には似つかわしくない監視カメラがあるらしい。
?「聞きたいことは山ほどあると思いますが、私からまずお話させてください。」
?「これからあなたに問題を出します。」
?「問題は全部で5問。さあ、そこのサイコロを振って。出た目の数だけ正解したら、あなたを無事に現世へ返してあげますよ。」
先ほどまでは何もなかったテーブルに、ころりと一つのサイコロが落ちてきた。よく見る6面ダイスではなく不思議な5面ダイス。
?「どうぞ、ダイスを振ってください」
██はダイスを手に取り賽を振った
この出目が正答しなければならない数だと自ずと分かった。
?「ですが、あなたには1問ごとに大切なものを賭けてもらいます。」
?「不正解でもお返しすることはできません。」
?「さて、事前にお話ししたいことは以上です。何かあなたから聞きたいことはありますか?」
██はお前は何者かと問うた。
イブ「あなたが知る必要はありません。それに、それが問題の可能性もありますから、お答えできません。」
何故か「イブ」という名というのがわかった。
██は何故このような事をするのかと問うた。
イブ「頼まれたのです。でも、誰に頼まれたのかはお答えできません。」
何故か誰に頼まれたのかを理解した。
██は大切なものとは何のことだと問うた。
イブ「それはその時にお伝えします。」
自然と意味を理解した。
██は無事に元の世界へ還れるのかと問うた。
イブ「ええ。既定の正解数に達したらの話ですが。」
イブ「私は鬼ではありませんので、正解数に達しなくても私は依頼に従ってあなたを現世に返してあげますよ。」
何かに疑問を感じた。
イブ「さて、準備は良いですか?」
██は出来たと答えた。
1問目
イブ「では、第1問です。」
イブ「賭けるものはあなたの両目の視界。」
イブ「では問題です。あなたの名前は?」
██は「ヰタ」と答えた。
イブ「簡単すぎましたかね?」
イブ「あなたの名前は誰がつけてくれたんですか?」
イブ「どういった意味を込めて、なんかはご存じですか?」
ヰタは「我が主であるDeus・Ex・Machinaが生命、生活、人生である言葉を文字り授けてくださった」と答えた。
2問目
イブ「では、2問目。」
イブ「賭けるものはあなたの両手の爪。」
イブ「あなたは享年何歳ですか?」
ヰタは「200」と答えた。
イブ「そうですか。覚えてらっしゃるのですね。」
イブ「これは問題ではないのですが。あなたは初めて立ち上がった年齢を覚えていますか?」
ヰタは「浮遊も含むのであれば0。実際に2本の足で立ったとしたら200」と答えた。
イブ「では初めて恋をした年齢は?」
……ヰタは、「200」と答えた。
イブ「ありがとうございます。随分と楽しい人生を送られたんですね。」
3問目
イブ「さあ、折り返しの3問目です。」
イブ「賭けるものはあなたの味覚。」
イブ「あなたが得意なことは何ですか?」
ヰタは「沢山の言語を使い分ける事だ」と言い、話してみせようとする。
ラテン語、ウルドゥー語、█████語を使い分けてみせた。
イブ「あなたは自分のことをよく知っていらっしゃるのですね。」
イブ「何かそれを生かした職業についていらしたのですか?」
ヰタは「職業と言えるようなものは無く、使命を実行していた」と答えた。
イブ「おめでとうございます。あなたを無事に現世に返すことは約束しましょう。」
イブ「ですが、わたしは暇なのです。あなたを現世に返す代わりに、残りの問答に付き合ってくれませんか?」
イブ「付き合わない、と言っても続けますけどね。」
そう言って、目の前のカーテンがゆらゆらと揺れた。
4問目
イブ「さて、4問目。ここからは難しくなりますよ。」
「賭けるものはあなたの記憶。」
「あなたが死んだ『シナリオ』の名前は何ですか?」
ヰタの喉は「Give us true happiness .」と動いた。
イブ「そうですか。どうして知っているんですか?」
イブ「あなたは『シナリオ』というものが何かをご存じで?」
あなたは、ヰタは、答えられるはずのない質問に答えた。
どうして答えられたのだろう。言いようのない不安が襲う。
ヰタ の正気は削れてしまった。
5問目
イブ「最終問題ですね。」
イブ「賭けるものはあなたの大切な人の中の自分の記憶。」
イブ「あなたを動かしている『プレイヤー』は誰ですか?」
PLはヰタの口を「krodea」と動かした。
カーテンが小刻みに震える。隠しきれない興奮が、その揺れを通して伝わってくる。
イブ「ああ、知っているのですね。なぜですか? 何故知っているのですか?」
イブ「『プレイヤー』とは何ですか? 知っているんですか? 答えられるんですか?」
イブ「それは誰ですか? あなたの知る人ですか?」
笑っている。カーテンの向こうで、笑っている。
あなたは、ヰタは、答えられるはずのない質問に答えることが出来た。
自分を動かすものによって答えることが出来た。
あなたのプレイヤー、「krodea」によって口が動いた。
自分は“駒”だ。
ヰタ は受け入れた。
イブ「おめでとうございます!」
イブ「最初に決めた規定数分だけ正解することが出来ましたね。」
イブ「現世に戻る前に少しお話ししましょう。」
そういって一息つく。カーテンの向こうから爽やかな風が吹いた。
イブ「あなたを生き返らせたいと依頼したのは誰だと思いますか?」
イブ「そう、プレイヤーです。」
イブ「あなたはプレイヤーの“駒”なのです。」
イブ「あなたはプレイヤーの娯楽のために生み出され、娯楽のために恐怖を体験し、娯楽のために死んだ探索者。」
イブ「あなたが答えた幼いころの記憶や名前。それもすべてプレイヤーが作ったものです。あなたの人生ではない。そもそも、あなたの居た世界もプレイヤーが感知しなければ生まれなかったもの。他のプレイヤーと共有してKPが動かして初めて存在するもの。」
イブ「そして、あなたはプレイヤーによって再び恐怖の世界に戻されようとしている。」
イブ「大事なものを失うかもしれない。それはあなたの命かもしれないし、これから出会う大切な人の命かもしれない。」
イブ「それでも。それでもあなたは。PCのあなたは生き返りたいと思いますか?」
きっとPCはPLの言葉を聞きたいだろう。PLの手を離れたPCがじっと監視カメラを見つめた。
あなたとあなたの目が合った。
イブ「さあ、krodea。今からあなたはヰタに手紙を送ることが出来ます。
どうして生き返らせたいのか。どうして君を産んだのか。伝えたい思いをココフォリアにつづりなさい。」
krodeaは唐突な展開に卵焼きと米を喉に詰まらせた。
イブ「それは君を生き返らしたいとKPに依頼したPLからの手紙です。目を通し終わって、PLの思いをPCである君が受け取ったら、改めてあなたの選択を聞こうじゃありませんか。」
ヰタは
「生き返ろう。あの子が待つのならば。」
と述べた。
エンド1:生き返る決断をした
イブ「そうですか。それはPCとしてのあなたの意思ですか?」
ヰ「嗚呼、勿論。私はあの子の為ならば何度でも生き返るつもりさ。」
イブ「わかりました。では、立ち上がって。窓を開けてください。」
窓を開けた瞬間、カーテンの向こうから無数の緑色の手が伸びてくる。
イブ「素敵な人生を。」
それを避ける術はない。手があなたに触れた瞬間、何かが奪われる強い感覚があった。
そして、あなたの世界は反転する。
落ちているような浮かんでいるような、体が千切れるような引き延ばされるような感覚がする。
目の前で何かが光って、あなたはそれを掴んだ。
はた、と意識が落ち着くと、目に眩しいほどの光。
どこかの丘の上、冷たい朝の空気を肌に感じた。
戻ってきたのだ。
空からは光芒があなたに降り注ぐ。別名天使の梯子。きっと自分はあれを下りてきたんだろう。
ヰ「これ以上歯車を狂わせてくれるなよ?我が繰り師殿。」
ロストという運命を捻じ曲げた。それはPLのエゴだろうか。PCのエゴだろうか。
少なくとも利害は一致した。あなたはまた歩むのだ。
クトゥルフ神話を。
シナリオエンド
SAN値報酬:
・正解数が規定数に達している:最後のシーンの出目+1d5*10のSAN値。
・正解数が規定数に達していない:最後のシーンの出目の半分+1d5*10のSAN値。
・クトゥルフ神話技能+30
・AF:PLからの手紙
・後遺症:PLという存在を認知する。(フレーバー)
また、シナリオ中に賭けて失ったものは現世に戻ってきても失ったままである。
くぁwせdrftgyふじこlp
無理だよォォォォォ!!!!!
とんでもない闇堕ちしてはりますもんあの子!!!!!!!!!!
無理だよォもう……あと別の人のだもん無理だおよ……!!!!!
泣くぞもう。泣くぞ俺は
あと誤字してたからもう泣いた
まぁ頑張ります……頑張るから企画の時はゆっくり実況の霊夢枠なってね……
コメント
8件
あ200歳だったのヰタ様!?!?!?初めてのお友達と当時189歳差だったのかうちの崇拝者() どうも多分例のあの子とやらの中の人です。なんであんなに闇堕ちしたんだろう。私のせいだ クロちのせいじゃないお大丈夫だよぉ……私も脳筋してたんだ仕方ないさ…… ヰタ様……ヰタ様ぁ……おかえりなさい……!!!!!! 長文失礼。ヰタ様生還おめでとう!!!!!