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「はぁっ……」
「シャオさん……」
「本当にええの?」
「ああ……」
「はよしてくれ……」
《sha side》
オメガの俺―シャオロンは、頼れる相手も居らず、発情期の際は抑制剤を使用している。
普段使用している抑制剤は処方されたもので、市販薬は家に常備されていない。
しかし最近、近くの薬局が畳まれ、今月の分はまだ受け取れていなかった。
10年ぶりの発情期は凄まじく、己の力では動けずに、何とかスマホを手に取って、とりあえず最初に目に付いたショッピくんに連絡した。
『ショッピくん、ちょっとええか』
『シャオさん?なんですか?』
『その……抑制剤、買ってきてくれへんか』
『え?』
抑制剤が切れたこと、発情期を迎えてしまったことなどを伝え、ショッピくんから『分かりました』と返信が来る。
とりあえずこれでなんとかなる。
はず。
「シャオさーん」
ドアが開く。
鍵は開けておいた。
紫髪のセンター分けの男が入ってくる。
ショッピだ。
「大丈夫ですか」
ぐったりしている俺を見つけるなり、手に持っていたビニール袋をガサッと置いて、ソファに寝かせる。
「抑制剤どれがいいのか分からなくて色々買ってきたんやけど……」
ショッピくんの持ってきた袋の中から、抑制剤と書かれた箱が3種類と、水とゼリー、冷えピタなどが出てきた。
買ってきてくれた抑制剤はどれも知らないもので、どれが効くかなどよく分からなかったので、とりあえず1つ飲んでみることにした。
「ゼリーとかもあるんで、食べてええですからね」
「ありがと……」
「じゃあ、俺はこれで……」
「まって」
ショッピくんがコートを着て帰ろうとしたのを急いで引き止める。
「不安やから……まだいて欲しい」
正直、薬の副作用とかで、さっきよりだるくなる可能性はある。
そうしたらもう自分の力では何も出来ない。
「分かりました」
手に持ったコートを畳んで置き、俺の近くに座る。
「なにか欲しいものがあれば言ってください」
「ああ……」
急激な眠気に襲われた俺は、そのまま眠りについた。
目が覚める。
どうやら結構寝てしまったらしい。
普段ほぼ使わないキッチンの方から音がする。
少しして、湯気が出ている器を持ったショッピくんが出てきた。
「シャオさん、おはようございます」
「おはよ……それは?」
「お粥作ったんですけど……食べます?あ、キッチン借りました」
ショッピくんが手に持っている器には、ツヤツヤの白いお粥に解した梅干しが乗っていた。
そういえば今日はほとんど何も食べていなかったなと思い、遠慮なく頂くことにした。
「自分で食べれる?」
「いけるやろ」
スプーンを手に持つ。
震える手でお粥に差し込む。
持ち上げる。
持ち上げ……あれ?
「掬えへん……」
「手の力弱ってるんかな」
そんな……。
「これじゃ食えへんやん……」
「俺が食べさせましょうか」
「え!?」
ショッピくんがスプーンを手に取り、ふーふーと1口分のお粥を少し冷ましたあと、俺の口元へ運ぶ。
少し気恥ずかしかったけれど、なんせ自分の力で食べることができないので、甘えて食べさせてもらう事にした。
1口、また1口と口に運んでもらい、全て完食する。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
ショッピくんが食器をキッチンに運んでいく。
熱いお粥を食べたからか、ように身体が熱っぽい。
……いや。
これ発情期や。
さっきの抑制剤は効かなかったのか。
急いで箱を手に取って確認する。
そこに書いてあるのは間違いなく『抑制剤』。
普段使っている抑制剤(空袋)を確認する。
どちらも抑制剤。
違いといえば、市販薬か処方薬か。
……そういえば、昔医師に
―シャオロンさんは発情期が人より強いので、特別な抑制剤を処方しますね。
とかなんとか言われてた気がする。
気にしたことなんてなかったけれど、こんな欠点があったのか。
「うぅ……」
逃げ場のない発情に焦ったさ感じる。
触って欲しい。
繋がりたい。
本能が騒ぐ。
「シャオさん!?大丈夫なん!?」
呻きながら丸くなる俺にショッピくんが駆け寄ってくる。
「ショッピくん……」
俺の中のオメガ性が、早くこの男に触れてもらえと疼く。
「ちょ、シャオさん?」
「薬、効かんかったみたいや……」
「ええ!?じゃ、じゃあ今シャオさんは……」
「……ヒートやな」
「ど、どうするつもりなん」
「わからん……薬ないし……」
俺の処方薬は、少し遠いところまで行かないと受け取れない。
「……なあショッピくん」
「はい?」
「1回抱いてくれへんか?」
「は?」
「辛いんや……」
「……俺はベータですよ?」
「なんでも、ええから……」
むしろ相手がベータなら、避妊の必要がなくてちょうど良いのではないか。
なんてどうでもいいことを考えているうちに、俺はベッドに運ばれていた。
体がうずうずして、いても立ってもいられない。
「はぁ……ショッピくん……」
「シャオさん……ほんとにええの?」
「ああ……はよしてくれ……」
「……どうなっても知らんからね」
唇が触れるだけの優しいキス。
離れる瞬間、惜しむようにつり目を伏せたのは気のせいだったか。
まるでガラス細工でも扱っているみたいに、すごく慎重に手を滑らせる。
「んんっ」
「触られるだけでも感じるんですね」
「やぁっ」
服の中で身体をまさぐっていたショッピくんの細い指は、俺の胸の突起を見つける。
「かわいー……」
「っ!」
ビクビクッ!
「……シャオさんイキました?」
「……い、イッてへんし!」
まだ下も触ってないのに、絶頂なんて可笑しい。
そう、だから、俺はイッてないのだ。
絶対に。
「……これ、わざとなん?」
ショッピくんの視線が俺らの足元に向く。
そこには、白いズボンにテントを張った俺のソコと、そこに押し付けられているショッピくんの足があった。
グイッと足で軽く体重をかけられ、俺のソコに圧力がかかる。
「んやぁ!」
「敏感ですね」
「そういうこと言わなくていい……!!」
足を持ち上げられ、ズボンを剥ぎ取られる。
「ガン勃ちで草」
ツンと俺の陰茎に触れれば、ピクンと反応して汁を垂らす。
興奮してる。
「触りますよ」
つぷ……と音を立ててショッピくんの指が入ってくる。
「んんっ!」
「気持ちいいですか?」
器用なショッピくんはすぐに俺のいい所を見つけ出して、その周辺を執拗に弄られる。
「や、ぁ……!」
「可愛い声ですね」
「も、挿れて……!」
我慢できない。
早くぐちゃぐちゃに掻き乱してほしい。
俺の中に入ってきて欲しい。
ズチュン!
「ッあ……!」
「っは〜……」
「いきなりッ……奥ゥ……!」
俺がずっと求めてたもの。
熱い肉棒。
自分じゃ届かないところまで刺激してくれる。
そんなのがいきなり奥までぶち込まれたから、頭の中は真っ白になった。
「動きますよ」
ゆるりと中身が抜かれる。
そして音を立てて奥まで突かれる。
時にゆっくりと、時にスピードをつけてナカを弄られる。
「うあッ……!」
「シャオさん、きもちい?」
「きもぢい、きもぢいからぁ……!」
「ふふ、かわいい」
「あんっ!」
「好きですよ、シャオさん」
「やあぁ!」
声が抑えられない。
気持ちがいい。
それ以外何も分からない。
ショッピくんが何を言っているのかも、理解できない。
「……ぁ、、イきそ!」
「俺も、イッていいですか」
「いい、いいから」
「外に出しますね」
「まって……抜かんで……!」
「でも……」
「中に、出してええから……!」
「!?」
俺はオメガだけど、ショッピくんはアルファではなくベータ。
妊娠はしない。
「んっ!イクッ!」
「俺もっ……!」
ビクビクッ!
ビュルルル!
……
「はぁ……はぁ……」
「はぁ……!」
「シャオさん……」
「ショッピくん……」
「すみませ「ありがとな」
「……え?」
お陰でヒートが治まった。
……発言が被ってしまった。
ショッピくんは何を言おうとしていたのだろうか。
「まだぶり返さないうちに早めに薬取りに行くわ」
「その方が良さそうですね」
「ありがとな」
「じゃあ、お大事に」
「ああ」
……
ショッピくんが帰った。
抱かれてしまった。
後輩に。
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