テラーノベル
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僕だけのものになって欲しい。
ファンに向ける顔も声も全てが俺のものだったらいいのに _______,
若井とは、もう10年ほどの長い付き合いだ。
若井のいろんなことを僕は知ってる。
もちろん、ファンの子達なんて知り得ないことをたくさん ..
それでも、”ファン”に向ける顔。と言うものは誰にでもあって、それは”メンバー”と言う僕に対してら向けられないもの。
こんなことなら、いっそのことあそこで辞めちゃえば ……
なんて、 , 冒涜だな。
さっきの言葉を無かったことにして僕は今日も仕事に向かう。
「もとき〜 おはよ」
なんて可愛い笑顔で僕に言うから
「おはよ ,笑」
なんて口元が緩んでしまった。
「わかい .. 」
「え?なに , くすぐったいよ 笑 」
首筋に手を当てるとそう言う若井。
ここは僕が触れる場所。でも僕だけじゃない。
「若井はさ .. 何か欲しいものないの?」
ここで、元貴が欲しいと言って欲しい。
でもそんな願いは叶わない
「えー?特にないよ笑」
「.. じゃあそんな若井くんには僕をあげよう!」
なにいってるんだよ 笑笑
と笑い合う。
今はこれでいいんだ。
でもあのね。嘘じゃないんだ。本当に欲しかったらいつでもあげるのに。
僕のすべて、過去も未来もあなたのもの。
なんだこれ、目的が見えない
また新作。本当に作品たくさん書くんですよもう。
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