テラーノベル
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あれから何ヶ月が経ったのだろう。
Telamonが休みの火曜と木曜に毎週家を訪れているけれど、いつもBrighteyesさんが出てくる。
彼はどこに行っちゃったの?
僕が嫌いだから忙しいを口実に距離を置こうとしてるのかな。
僕がずっとダメダメだったからかな?
ああ、僕はTelamonに見捨てられたんだ。
彼に貰った緑色のドミノの王冠が唯一Telamonと繋がっているように感じたから、それは外さないでおこうと決めた。
こんなこと考えてる時点でまだ僕はTelamonに嫌われていないと信じているのかもしれない……
Telamonに褒めて貰えるように僕は薄暗い部屋で、自らを鎖でぐるぐる巻きにして外に出れないようにし、非常食用の食料を買ってひたすら剣を振り続ける日々が続いた。
でも僕は突然気づいてしまった。
こんな生活になってしまったのはTelamonが僕のことを見捨てたからなのでは?
もしTelamonが構ってくれていたら、こんな孤独な練習はせずに済んだのでは?
自分の体を鎖で縛ってしまったせいでもう外に出ることはできない。
僕はこの部屋で孤独死するんだ。
全部全部Telamonのせいで……
ある日俺の体に異変が起きた。
俺の色白だと有名だった肌はどんどん黒に侵食されていき、胴体はまるで緑色のゼリーかのように半透明になり、黒い肋骨が透けて見えていた。
また、前髪は切っていたが後ろ髪は放置し続けてしまっていたせいで、女性のような長髪が出来上がってしまった。
どれもこれも全部Telamonのせい。
きっと俺がTelamonのことを憎み続けていたせいで、それが身体の変化にも影響したのだろう。
Telamon、死ね。本当に死ね。這いつくばって惨めにくたばれ。
どれだけ俺の心に剣を刺したら気が済むんだ。
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