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田中太郎は少数派

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田中太郎は少数派

1 - 第1話 雪谷冬美さんは雪女?

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2024年10月14日

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僕の名前は田中太郎。どこにでもいるような普通の高校生だ。突然だが皆んなに聞いてほしいことがある。最近高校生になって隣の席がクラスのマドンナの雪谷冬美さんだ。こんな平凡な俺の隣が冬美さんなんて最初は嬉しかったさ、嬉しかったけど気づいてしまったんだ…

多分雪谷冬美さんは「雪女」だ。


昨日

ざわざわざわざわ

学校に来てから席に座り本を読む僕。どうやら僕は友達作りに失敗してしまったらしい。

そんな僕の学校での楽しみは本と隣の席の

「雪谷冬美さん」と会うことだけだ。冬美さんはとても美人で入学して1ヶ月で既にクラスのマドンナ的な存在になっている。先日席替えして幸運なことに僕は冬美さんの隣の席になることができた。

ガラガラ(扉の開く音)

彼女が来た。

僕「お、おはよぅ」

どもってしまったし、声も小さい、最悪だ。

変なやつと思ってしまわれたかもしれない。

冬美「おはよう、田中くん」

笑顔で僕に挨拶を返してくれる。

なんてことだ、僕の名前も覚えてくれている。なんていい人なんだ。

ブルブル(鳥肌が立つ)

僕(ん?なんか寒くなった?気のせいだろうか?)

多分冬美さんの美しさに思わず鳥肌が立ってしまったのだろう。

キーンコーンカーンコーン(チャイムがなる)

とりあえずもう話しかけれないから昼休みまでぼっちで頑張ろう、


昼休み

昼休みでは他クラスの友達とご飯を食べる。と言っても他クラスの友達も1人しかいないのだが…

雄介「タローご飯食べよ!」

彼は中学からの友達である宇祖野雄介。俺の友達とは思えないくらい明るく勉強も運動もできて、俺が褒めた時に変に照れたり何故か落ち込んだらするところを抜いたら完璧だ。

雄介と一緒に食堂まで歩く。

僕「今日も冬美さん可愛かったなー」

雄介に自慢してみる。

雄介「興味ない…」

少し不機嫌そうな雄介。雄介も冬美さんのファンなのだろうか?

僕「冗談だよ笑そんなことより昨日の、」

冬美さんが歩いているのが見える。

僕「ごめん、ちょっと用事思い出した。雄介は先行っといて」

雄介「え?」

僕は走り出す。「おーい」と僕に叫ぶ雄介の声を背に僕は冬美さんを追いかける。

入学から冬美さんは昼休みになるといつも何処かに行ってしまう。僕は何処に行っているか気になってしょうがなかった。


ガラガラ(冬美さんが誰もいない部屋に入って行く)

ここは旧校舎の教室だ中でなにをしているのだろう?気になるが 流石に中には入れないと悩んでいると、扉が少し空いていて中を覗けることに気づく。もし、着替えたりしていたらやばいなと思いつつ隙間を覗こうとする。

スー(扉の隙間から冷気が流れてくる)

僕は思わず身を引く。

この教室はエアコンがついてないはずだ…

気を取り直して部屋を覗く。

そうすると…




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