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保育園時代。日和見「積み木遊びしよ!」幼馴染武装メイド「お人形さんのお城つくるならいいですよ」日和見「じゃあつくる!」幼馴染武装メイド「はいはい。部屋の中は走らないの」
保育園年長時代。日和見「『を』ってなに」幼馴染武装メイド「?『を』はですね、『ハンバーグを食べた』とか、『服を着た』とか……そういうので使うんですかね?」日和見「んー、おもちゃお遊んだ」幼馴染武装メイド「それは『と』ですね。というか『を』ですらない……」
小学生一年生時代。日和見「大好きだよ」幼馴染武装メイド「ひゃうっ……そんなこと教室で言わないでくださいよ」日和見「言っちゃだめなの?」幼馴染武装メイド「……言っていいですけど」日和見「どっち!?」
小学生二年生時代。日和見「九一が九、九二が十八……」幼馴染武装メイド「その調子ですよ。九九は算数の基本ですからね」日和見「九五……五九が四十五か。九八……なんだっけ?」幼馴染武装メイド「四十二ですね」日和見「?」幼馴染武装メイド「あ、間違えた」
小学生三年生時代。幼馴染武装メイド「日和見!学校終わったことですし図書室で勉強でもしま」日和見「ごめんね。友達と遊ぶ約束してて……」幼馴染武装メイド「私も行っていいですか?仕方ないので宿題は後回しでいいです」日和見「幼馴染武装メイドは連れてくるなって友達が」幼馴染武装メイド「……そうですか。行ってらっしゃい」日和見「うん!また明日ね!」幼馴染武装メイド「……私、友達がいませんね」
小学生四年生時代。幼馴染武装メイド「グループワークで友達ができました!」日和見「よかったじゃん。……あれ?俺たちって友達だよな?」幼馴染武装メイド「……?親友ですよ」日和見「じゃあ友達よりも上位か」幼馴染武装メイド「?そうですね?」日和見「それでグループワークでなにやってるの?」幼馴染武装メイド「血とは何かについて」日和見「血?……あー、血統とかヘモグロビンとかあるね」幼馴染武装メイド「あなたはグループワークなにやってるんです?もうテーマは決めました?」日和見「背はどうやったら伸びるか」幼馴染武装メイド「あっ」日和見「憐れむな」
小学生五年生時代。日和見「まんげってなに」幼馴染武装メイド「は?え、なんですか急に」日和見「いや、友達がまんげまんげって言ってたから、何かなって」幼馴染武装メイド「……あれです、女の子にとってのちんげです」日和見「?ちんげ。毛か。……え?ちんげって女の子にも生えてるよね?」幼馴染武装メイド「あ」日和見「なんで名前違うの?」幼馴染武装メイド「……保健室行きましょうか」日和見「えまって力強!?」
小学生六年生時代。日和見「……下ネタは……やめよう」幼馴染武装メイド「偉いですね」日和見「……いや、あの後に保健室に連行されて、養護教諭に教えてもらってよかったよ」幼馴染武装メイド「よしよし」日和見「……おまえ、胸大きくなってない?ブラとかつけた方がいいよ」幼馴染武装メイド「……やっぱり、つけた方がいいですかね?」日和見「うん。スポブラ?がいいんだって」幼馴染武装メイド「……男子がこっち気にしてます」日和見「おまえはかわいいから」幼馴染武装メイド「…え」
中学一年生時代。幼馴染武装メイド「汚されました」日和見「え。いや、制服汚れてないよ?」幼馴染武装メイド「……胸、揉まれ」日和見「……ごめん」幼馴染武装メイド「……そのまま手握っててください」日和見「ん」幼馴染武装メイド「……あなたにかわいいって言ってくれた体なのに……」
中学年二年生時代。幼馴染武装メイド「……ふへ、日和見ぃ」日和見「はいはい。お弁当食べようか。屋上でいいかな」幼馴染武装メイド「うん」男同級生「俺も行っていい?」睨みつける幼馴染武装メイド。男同級生「……あ、ごめん冗談。おれ購買行くから」
中学三年生時代。幼馴染武装メイド「クラス、別々ですね」日和見「あぁ。授業はもともとだが、クラスも習熟度別になったからな」幼馴染武装メイド「私はAクラス、あなたはCクラス……今まで通りの関係で、いてくれますよね?」日和見「なぁ、そろそろ自立したら」幼馴染武装メイド「私は……そんなに強くありません」日和見「嫌いになるかも」幼馴染武装メイド「……ずるいです。自立するしかなくなります。でも、それは」日和見「あぁ、歪みきっているのはわかってる」
高校一年生時代。幼馴染武装メイド「それで日和見がねー」女友達「やばっ別れた方がいいよ」幼馴染武装メイド「付き合ってませんよ?」日和見「……ねぇ」幼馴染武装メイド「うん!お弁当食べようか。じゃあ私たち屋上行くから」女友達「あ、うん!お幸せに……」
高校一年生中期時代。幼馴染武装メイド「……家のごたごたで、あなたの家に匿われて……メイドになっちゃいましたね」日和見「……あぁ」幼馴染武装メイド「ご主人様?」日和見「そう呼ぶな」幼馴染武装メイド「ご主人様……保育園の時からずっと大好きだった私……今は、あなたのメイドですよ?」日和見「……」幼馴染武装メイド「命令しないんですか。ヘタレですね、あなたは」
高校一年生後期時代。日和見「……部活やめた」幼馴染武装メイド「え?陸上楽しかったんじゃ」日和見「……顧問に、向いてないって。僕……背が小さいから」幼馴染武装メイド「……よしよし」日和見「……だめだよね。依存しちゃうよ」幼馴染武装メイド「もうとっくに、下手すれば保育園からずっとそうですよ」
高校二年生前期時代。男同級生「おまえキモイんだよ!いつもいつも幼馴染武装メイドさんに付きまとって、みんなが迷惑してるんだよ!」日和見「……ごめん」男同級生「ごめんじゃないんだよ!」日和見「……ごめんなさい」男同級生「そんな胆力がないんなら、そもそも陸上すんなよ!お前が足引っ張ったせいで練習時間が」日和見「ごめんなさい」男同級生「……ケッ、もう行くから。教室の掃除しとけよ」数時間後。幼馴染武装メイド「……あなた!どうして傘もささずにここに……ずぶ濡れじゃないですか」日和見「……ごめんなさい」幼馴染武装メイド「……日和見?」日和見「……部活終わるまでずっと待ってた」幼馴染武装メイド「……日和見……。一緒に帰りましょうか」
高校二年生後期時代。男同級生「おまえ、幼馴染武装メイドさんと一緒に帰るな」日和見「え」男同級生「みんな、幼馴染武装メイドさんと放課後遊びたいんだよ」日和見「……そっか。わかった」男同級生「……えらく素直だな。わかったな?」日和見「うん」数時間後。幼馴染武装メイド「日和見!……あれ、校門にいない……」
高校三年生前期時代。幼馴染武装メイド「最近、家でしか会ってくれませんよね」日和見「まぁな」幼馴染武装メイド「……聞きましたよ、あなたがいじめられてるって噂」日和見「……られてない」幼馴染武装メイド「いえ、あなたはいじめられてます」日和見「……おれが距離とっただけだから」幼馴染武装メイド「私からも?」日和見「……」幼馴染武装メイド「私、距離とれって言った覚えないんですけど」日和見「……ごめん」幼馴染武装メイド「また『ごめん』って言う。ご主人様?」日和見「ひぇっ」幼馴染武装メイド「ご主人様の本音を読み取れないダメなメイドに、理由をお聞かせください」日和見「おまえは……メイドじゃない……」幼馴染武装メイド「いえ。あなたのメイドですよ」
高校三年生中期時代。日和見「……自立、しないと」幼馴染武装メイド「私はわがままですよ?」日和見「……だいすきだから」幼馴染武装メイド「私はメイドですよ?」日和見「……すきなの」幼馴染武装メイド「……」日和見「……好きだから、距離をとるの」
高校三年生後期時代。幼馴染武装メイド「大学、別々ですね」日和見「そうだな」幼馴染武装メイド「家のごたごたも落ち着いて、メイドじゃなくなりましたし」日和見「そうだな」幼馴染武装メイド「……さっきからそればっかりですね」日和見「うん」幼馴染武装メイド「……だいすき」日和見「俺もだよ」幼馴染武装メイド「……離れ離れになるんですよ?私たち」日和見「うん……でも、必要なことだから」幼馴染武装メイド「……確かに、そうですが」日和見「だから、離れる」幼馴染武装メイド「私はわがままなんですよ?」日和見「知ってる」幼馴染武装メイド「保育園のときからあなたに依存して、あなたが好きで、あなたが全てで……」日和見「うん」幼馴染武装メイド「離れたら、壊れちゃいます」日和見「……」幼馴染武装メイド「……耐えられません」日和見「……そうだな。俺もだよ」幼馴染武装メイド「だったら!」日和見「……だから、関係の再構築だ。お前には、もっと俺以外のことを知って欲しいし。それに、身分の差が」幼馴染武装メイド「そんなのどうでもいいです!あなたさえいれば十分です。侯爵令嬢と子爵子息の結婚はできます!」日和見「でも、お前の親が反対してるだろ」幼馴染武装メイド「……駆け落ちしましょう」日和見「俺がそんな勇気のないヘタレだって、お前が一番知ってるだろ」幼馴染武装メイド「……好きなのに、別れなくちゃ行けないんですか」日和見「そもそも付き合ってすらないよ」幼馴染武装メイド「……そうでしたね」
高校卒業直後。幼馴染武装メイド「……思い出、ください」日和見「……いいのか?後悔するぞ」幼馴染武装メイド「……一日だけ恋人でいいんです。それ以上は、高望みです」日和見「……あぁ。好きだ」幼馴染武装メイド「私もです」日和見「……痛くしないように頑張るから」幼馴染武装メイド「……ちゃんと、愛してくださいね?」
高校卒業直後。初夜後。幼馴染武装メイド「……処女、捧げちゃいました」日和見「……あぁ。ちゃんと、受け取った」幼馴染武装メイド「怒られますね」日和見「一緒に怒られよう。俺は良くて廃嫡か」幼馴染武装メイド「私も、好きな相手とは一生結ばれず……おじさんの後妻か、誰かの側室ですかね」日和見「……嫌だな。お前が俺以外の男と……」幼馴染武装メイド「無理言わないでください。貴族としての務めですから……」日和見「なぁ、駆け落ち」幼馴染武装メイド「もう遅いです。そろそろ、警備がここに到着しますよ」日和見「大好きだよ」幼馴染武装メイド「……優しくされると、忘れられないです」日和見「お前が、思い出が欲しいって言ったんだろ」幼馴染武装メイド「それはそうですが……」日和見「絶対、忘れるなよ、俺のこと。できれば、この手で幸せにしたかった」幼馴染武装メイド「ずるいです。好きになっちゃいます」日和見「あぁ、好きなままでいてくれ。俺も、ずっとお前のこと好きでいる」幼馴染武装メイド「わたし、かわいいですか?」日和見「あぁ、とっても」幼馴染武装メイド「……愛していますか?」日和見「当然だ」幼馴染武装メイド「これからも?」日和見「ずっと」幼馴染武装メイド「……やっぱり、別れるのは嫌ですね」日和見「……それでも、離れなきゃ。この歪な関係を終わらせて。せめて、刻みつけて」幼馴染武装メイド「一番の幸せを知ってしまった。あとは全てその劣化コピーの二番煎じ。あなたのせいです」日和見「あぁ。俺のわがままだ。俺も、こんな恋はもう、できないかな」
らむね@....(o_ _)o
えりりん(コメ返頻度🐢かも)
えりりん(コメ返頻度🐢かも)