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≪設定≫
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桜
「あ”〜朝から騒がしい…」
教室は、やけに賑わっていた。
桜はその騒がしさに気分を悪くし、目を細める。
楡井
「あ〜桜さん!おはようございます!」
桜
「…おー」
楡井
「いつもに増して素っ気ないっすね!
何か嫌なことでも?」
桜
「なんもねーよ」
楡井
「そうすか?それならいいですけど!」
桜
「…つーかあいつら、何の話であんなに盛り上がってんだ?」
楡井
「あ…行ってみたらわかると思います」
桜
「は?教えてくれたっていいだろ」
楡井
「すみません!」
桜
「はぁ?んだよそれ、もう自分で聞く」
楡井
(桜さん、
絶対顔赤くして戻ってくるだろうなあ…)
桜
「おいお前ら、何の話でそんなに騒がしくなるんだ」
クラスメイト2
「え〜桜にも話しちゃう?」
クラスメイト3
「面白そうだし言ってみようぜ」
そう言ってクラスメイト達は桜の方を見ながら笑う。
桜
「んだよぶっ飛ばすぞ!
つべこべ言わずにさっさと教えろ!」
朝からの苛立ちが抑えきれずに桜は大声を出して怒鳴った。
クラスメイト2
「ごめんって!そんな怒んないでー」
クラスメイト1
「俺ら、さっきまで性的な話してたんだぜ」
クラスメイト2
「男にしかわかんないってやつ?」
クラスメイト3
「馬鹿お前ら、ガチで言うのかよ」
クラスメイトは更に口角を上げ、大声で笑い出す。
桜
「せ、せいてき、な…」
桜はあまりの驚きに動揺を隠せず、言葉がうまく出てこない。
クラスメイト1
「あー俺も早く女の子とヤってみたいなあ」
クラスメイト3
「桜って童貞?」
クラスメイト2
「こういうこと考えたりしないの?」
クラスメイト1
「それは男なんだから流石にある…」
桜
「う、うるせぇ!!
ヤったことも考えたこともあるわけねーだろ!!」
桜は、恥ずかしさに耐えきれず、大声でクラスメイトの言葉をかき消した。
クラスメイト1
「声でかっ、しかし桜も童貞か」
クラスメイト2
「まーまー俺らまだ高校生だし」
桜
(蘇枋って…経験あんのかな)
(って、何馬鹿なこと…)
そんなことを考えていると、ますます顔が赤くなり、咄嗟にに顔をみんなから背ける。
クラスメイト3
「じゃあ流石に1人でやったことくらいあるよな?」
桜
「は、!?マ、ジで、お前ら、
そんな質問ばっかりすんな…やめろ…」
楡井
(桜さんやっぱり顔真っ赤だ、こういう話に耐性ないんだろうな…)
遠くで見ていた楡井まで、桜の反応を楽しんでいたようだ。
蘇枋
「桜君、言う割には君も朝から大声を出しているじゃないか」
桜
「な、なんだよてめー…」
いきなり突っかかってきた蘇枋に桜は腹を立て、鋭い目で睨みつける。
蘇枋
「まあまあそんなに怒らないで」
「それと、今日の放課後話したい事があるから残っててくれる?」
桜
「は?急になんだよ」
蘇枋
「お願いね〜」
言うと同時に、蘇枋は席へと戻って行った。
桜
(はぁ、どいつもこいつも意味わからん…
朝から疲れた…)
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