あれから予定を合わせて、今日は蓮さんのおうちにお邪魔させてもらっている
憧れのお兄さんの家に2人きりというシチュエーションに、ドキドキとしてしまったが、 美味しい料理でもてなされ、ワインにほろ酔い気分になって、最初に感じていた緊張はすっかりとほぐれて気が抜けていた
 「翔太くん、心配だなぁ、悪い大人に捕まりそうで」
「えぇ〜!僕だってもう大人なんですから大丈夫ですよ〜」
ふいに頬に手が当てられる
「どうだかなぁ?」
揶揄うような黒色に見つめられて心拍数があがる
こんなことを聞いてしまったら最後、囚われてしまうって分かるのに、つい言葉が口から滑り落ちる
「……れん、さんは、……悪い大人、なんですか?」
彼の口元に弧が描かれる
「知りたい?」
色気溢れるその笑顔に当てられて、思わず頷いてしまう
「……は、い」
「ふふ、悪い子」
その瞬間、頬に当てられた手で顎をあげられ、反対の手でグッと腰を引き寄せられる
「あ…………んっ!」
気づいた時には唇が重なっていて、その熱さにクラクラとする
思わず引き結んだ唇をぬるりと舐められる
「翔太くん、おくち、あけて?」
「…………ぁ…んぅう」
低い声に逆らえなくて、薄く口を開いた瞬間に舌が入ってくる
「…んっ…あ…ぁん……はぁ…っ…れんさ…」
熱い舌が口内を動き回る
上顎をざらりと擦られて身体が勝手に跳ねる
息苦しくて生理的な涙が滲んでくる
ゆうに1分以上は蹂躙されて、ようやく口が離された
「……はぁ………っ………はぁ………」
「かわいいね」
そう言いながら俺の目元の涙を唇で吸う
(俺はこのままこの人に食べられちゃうのかな…)
それでも構わないかもしれない…なんて思考の働かない頭でぼんやりと考えながら、蓮さんを見つめる
「こっちにおいで」
脇の下に手を差し込まれて体が浮き、ソファに座った蓮さんの膝の上に対面で座らされる
「可愛い顔。期待してるね」
「……っ!…そんな、こと……」
目元をスッと撫でられながら、そんなことを言われて、思わず顔を逸らすと首を強く吸われた
「嘘はダメだよ」
「っ、あ、いっ」
「肌が白いからよく映えるね」
吸われたところを舐め上げられて、ゾクゾクとした震えが背中を駆け上がる
吸ったり舐めたりを繰り返されて、思考も身体も熱に浮かされていく
 
 
コメント
1件
いや、ここできりますか!?😂😂😂w