テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ご本人様には一切関係ありません
m!ki
11,246
るななっち
759
🤍side
❤️「…….じゅう、…俺、さ」
練習終わりのレッスン場。
今さっきまではバリバリに動いて踊って本番に向けて、準備をしていた。
次のライブに向けて、みんなで汗水垂らして黙々と踊っていた。
時間なんて忘れて目の前のことに集中して。
ライブを絶対に成功させようと意気込んでいた。
練習時間なんてとっくに過ぎてたし、それに対して皆不満があるわけでも文句を言うわけでもなかった。
ただそれが当たり前で、それが普通のこと。
🤍「………ん?、どうしたの、舜太?、」
本当に数分前まではダンスの曲や足音で会話なんて出来たもんじゃなかった。
現にまだ頭の中では、ずうーっと反響して耳の中がぼわんぼわんする。
名前が呼ばれるなり、後ろを振り返れば真剣な目をした舜太と目が合う。
あ、その顔珍しいな…と同期で共に過ごしてきた時間が長いからか、一瞬で分かる。
何が言いたいんだろうな、って。
❤️「そ、そんな、畏まった話やないん…、やけど、ぁ…違うか?、」
頬を伝う汗をタオルで拭いつつ、身体を向ける。
レッスン場は鏡張りで声もよく響く。
舜太と俺の2人だけの空間では嫌ってほど物音も息遣いも聞こえてくる。
むしろ、普段よりも大きく。
なんか、緊張…するな。
変な空気感にただ違和感を覚える。
いつもなら、太ちゃんのバカでかい声とか勇ちゃんのオーバーな笑い声とか、
仁ちゃんの鋭いツッコミ…とかが嫌でも聞こえてくる。
それに一緒になって笑って騒いでって、明るくてキラキラした空気なのに。
今は不思議とそんな空気感ではないな、ってすぐ察知できた。
いつも真剣な顔をしない舜太が射抜くように真っ直ぐこっちを見てるから?、
いや関係ない…気がする。
この謎の空気感に何故か押し潰されそうになりつつも、彼の言葉を待ち続ける。
目の前にいる舜太は未だ拳をぎゅっと握って、今か今かと何かを見定めていた。
結構大事な話、とみた。
畏まった話ではないって言うのは建前で、 俺を安心させるための口実かなとも思う。
🤍「舜太。ゆっくりで良いんだよ?、別に言いたくないなら今じゃなくても良いし。」
とりあえず、優しい言葉を…と思って選んだ。
どうやって届いたか…..、
❤️「…..やっぱ、じゅうは優しいな、」
いつもの優しくて眩しい笑顔で緊張が少しだけ解ける。
よかった、笑ってくれた。
そんな切羽詰まった顔されたら、こっちだってやりにくい。
ただでさえ、笑顔以外似合わないのに。
❤️「………そうやな、悩んでうじうじしても仕方ないやんな、」
こちらに向ける視線がさっきに増して鋭くなる。
直感的に逃げられないと感じてしまう。
❤️「その…俺っ、」
🤍「………….え?、」
❤️「やからっ、俺じゅうのことっ、」
まって、なんて、
完全にその言葉のみが聞こえなくなる。
動く口元でしか認識出来ない。
❤️「すき、…..なんよ、」
いや、え?、え?、
テンパりすぎて頭に入ってこない。
え?、は?、えぇ??
❤️「ちょっ、じゅう!?、大丈夫!?、」
明らかに顔が段々と熱くなるのが分かる。
今、俺絶対顔真っ赤だ、
そんな姿を舜太になんて見せたくない。
かっこ悪い姿なんてっ、
みせ、たくないのにっ、
❤️「じゅう、顔真っ赤…..」
🤍「う、うるさいっ!///、こっち見んなぁっ!///」
そんな真正面から言われても…っ、
ましてや、ずっと一緒に居た相棒兼ライバルみたいなメンバーが
俺のことが…そのっ、すきだなんて、///
🤍「真剣な話じゃない、…///」
❤️「いやいやっ、真剣な話やで!?」
だってあの舜太だよ?
笑顔きらきらでいつも周りを笑顔にするあのハッピーレッドこと舜太が
すき……………だなんて、あ
未だかつて状況が掴めていない。
だって突然だったし、そんな素振り見せてくれなかったし、
❤️「ごめんな、えっと、本当はきちんとした所で言いたかったんやけど」
抑えられなくて…なぁーんて言われれば、また顔が熱くなる。
ていうかよく見たら舜太の耳真っ赤じゃん。
❤️「こ、困らせる気とか全然ないからっ。嫌やったら断ってくれて構わんし、
…第一気持ち悪いやんな、メンバーであり男性であるじゅうの事が好きだなんて」
ごめんな、と何度も謝る顔は曇っており、手も小刻みに震えているように見える。
彼には似合わない引きつった顔で無理やり笑う。
ここで断ることなんて簡単に出来る。
実際照れてはいるが、メンバーであり相棒であった舜太のことを
恋愛対象として見れるか、と言われれば難しい。
好きでもなければ、気になっている訳でもないから。
すぱっ、と断ることだって出来た。
だけど、
❤️「ほんまにごめんな、」
そんな目で見られてしまえば。
今にも泣きだしそうな顔で見つめられれば、断るにも断れるはずがない。
俺だって舜太の気持ちを踏みにじりたいわけじゃない。
むしろ、拒絶されるかもとか嫌われるかもとか不安だらけなはずなのに
勇気を出して、俺に言ってくれたことを褒めてあげたいくらい。
絶対に怖かったはず。
メンバーに抱いて良い感情では無いことぐらい分かってるから
なおさら。
❤️「………….っ、」
綺麗な目が潤んでいる。
目尻には涙をため、俺の返事次第ではきっとこぼれ落ちるんだろうな。
断るべきだってことぐらい分かってる。
もしこんな状態で返事を返せば、傷ついてしまうのは舜太の方だから。
好きじゃないのに付き合う、だなんてきっと誰も望んでない。
…….でも、でもさ、おれっ、
❤️「…じゅう、??」
舜太のそんな悲しそうな顔なんて見たくないよ。
良くない返事をすれば確実に君は笑ってくれない。
🤍「おれ、、は、」
笑顔でいて欲しい。
もし、これで悲しまずに済むのなら俺は…
🤍「…..好きだよ。俺も舜太のこと、」
ごめん、我儘で。
結果的に自分の気持ちを優先する形になってしまった。
そう言った瞬間、舜太は有り得ないくらい目を見開いて俺の方に飛びついてきた。
❤️「ほんまにっ?、ほんまにっ、!?!?」
🤍「うん、本当だよ。」
例え嘘をついてでも、君には笑顔で居て欲しいから。
例え自分が好きではなくても。
❤️「うれしい、うれしいよぉ〜!!、おれずっと、」
あーぁ、泣かないようにって舜太には無理か、
ぎゅっ、とそれはまた潰されるのではないかと思うぐらいの力強いハグ。
く、くるしい、
🤍「あはは…、苦しいんだけど…」
❤️「すきっ、すきやで、」
なんか…うん、これが一番良かったのかも。
好きって言われて嫌になるやつなんていない訳で。
沢山の好きを受ければ、俺も舜太のこと純粋に好きになれるのかな、
なんて、最低すぎるか。
❤️「絶対に幸せにするからなっ!!」
🤍「べ、別に結婚するわけじゃ…、」
んな、大袈裟な。
幸せにするだなんて、
結局、好きなんて感情はいっときの感情で
流されて消えてくだろう。
そんなの目に見えてわかる。
❤️「ほんまに嬉しいよぉ〜!!!」
🤍「………..。」
これも全部ぜーんぶ、一時的な気持ちに過ぎないだろうから。
だったら、君が望む恋人で居続けることも悪くないのかな。
いつかバレるとしても。
なんて日を過ごしたのが…確か2週間前くらい。
その時は渋々だった。
本当に心の底から舜太が傷つかないように、って
理想の恋人で居続けようとしてた。
何時か終わりが来ることぐらいわかってたから。
こんな嘘をつく奴に愛想をつかすだろうって。
なのに、なのにさ。
❤️「じゅう〜!!、好きやで??、」
❤️「あー!!、それはずるいやん!、じゅうのこと一番分かってるんは俺やで?、」
❤️「んふふ、かぁいい、」
🤍「〜〜〜〜〜〜っ、!!////」
かんっぜんに流されてる。
いや、本当に完全に。
めろすぎる、この男、
付き合ってからというもの舜太の暴走は凄かった。
もう総攻撃。なにこれ。
もろ食らってるんですけど、
本人は無意識なんだと思う。
てか無意識であってほしい。
狙ってそれやってるんだったら引くけど、
舜太に限ってそれはない、絶対。
❤️「えへへ、じゅう、かおまっかぁ〜〜」
🤍「ばっ、!?///、やめろ!見んなあ!!///」
またこれ、またこれでおとされる、
こんな満面の笑みで明らさまに好きオーラ出さないでよ、
耐えられるわけないじゃん…っ、!///
2週間前は何とも思わなかったのにっ!!
たった数十日でおとされるなんて俺って単純なのかな、
❤️「やっと、じゅうが素直になってくれたな」
🤍「す、素直って、…///」
にこっ、と首を傾け笑う姿。
それですら、見るだけで胸がきゅんきゅんする。
これもう完全にやられてるわ。
🤍「あーーぁ、、、///」
だめ、むり。好き、しんどい、
俺もうどうしようもないくらい好きだわ、
好きになるかなとか、好きではないのに付き合うの申し訳ないとか、
過去の自分を殴ってやりたいくらい。
俺ちょろ過ぎて凹む、
恥ずかしすぎる、
❤️「じゅうは俺のこと好き?、」
好きです、好きです。
もちろん、手放せないくらいね。
🤍「そ、そんなこと聞かなくても…っ、」
俺のバカバカ!!、
何恥ずかしがってるんだよ!!
❤️「えー?、じゅうの口からきちんと聞きたいやん?」
ひっ、やだ、その顔。
カッコよすぎて耐えらんない。
❤️「だめ?、」
無理無理無理無理無理無理無理っ!!
そんな顔でこっち見んな!!!!
じりじりと詰め寄ってきて逃げ場を無くして、いやでも目が離せない。
こんな二人きりでしかも舜太の家だなんて。
…….あ、言ってなかったね。
今絶賛舜太の家にいるのさ、
うち来ないかって言われて、そのまま呑気に家に来て。
まぁ、別に?期待とかしてたわけないし?、
そんなこと考えてなかったし?、
俺が年上だからリードしてやろうとか、そーんな下手なこと考えてるなんて〜、
❤️「じゅう、言ってくれん、??」
あまりにもカッコよすぎてニヤけちゃうよ、
恥ずかしくなって手の甲で口を隠す。
❤️「あ、こら。ダメやろ、ちゃんと口に出して言わな、」
🤍「ちょっ、ほんとにっ!///」
ぁぁ、、
塞いでいた手は簡単に壁に縫い付けられ、逃げらんない。
俺より身長高いくせに下から覗いてきて、わざと上目遣いだし、
心做しか犬耳まで見えてくる。
俺、好きすぎない?、舜太のこと。
🤍「分かった、分かった、言うからっ!///、ちょっと離れてっ!!///」
顔あっつぅうう、
胸あたりをぐいっ、と押して何とか距離を取る。
距離を取るいっても、そこまでだけど。
ほんとに言わないといけない?、
絶対俺の性格わかって言ってるよね??、
離れたことで舜太が一気に大きく感じる。
目なんて合わせられないけど、最大限顔は見て言いたい。
🤍「そのっ、………..っ、///」
🤍「…..しゅん、…すき、だよ?、////」
やば、まじでむりっ、、
🤍「へっ、ちょっ!?!?」
やっと言えた、そう思ったのに。
言った瞬間、ぐんっと顔が近くなって
🤍「んん、…んむっ、…ぁう、、」
唇に噛み付いてきた。
壁に手首をまた縫い付けられて、顔を傾けたくても傾けらんないから、
🤍「ぁ、んやっ、…う、…んん、」
自分の舌としゅんの舌が絡まって卑猥な音を立てる。
部屋に響いて頭まで可笑しくなりそう。
角度を変えて何度も何度もディープキスをし続ける、しゅんの顔が
いつものキラキラしたアイドルらしからぬ表情をしててお腹辺りがきゅーんって、
❤️「じゅう、しっかり鼻で息吸って。」
そんなこと言われてもっ、
🤍「んぅっ、ぁ…っ、んん、」
無理でしょ、鼻で吸うとか。
気持ちよくてそんなこと考えてる暇無い、
上手くキスが出来ずに次第に息が続かなくなる。
酸欠でくらくらする、
身体の力も段々抜けてきて、壁を伝ってずるずると座り込んでしまう。
それなのに一向に離れる気配が見当たらない。
🤍「んっ、んんぅっ、、!、」
あー、まじでこれやばい、
視界ぐるぐるで、、
❤️「…….うわっ!?、ごめん、じゅう!!」
やっと口が離れて一気に酸素が肺に入ってくる。
へにゃ、と腰が抜けて動けない。
🤍「なが、…すぎ、ぃ、…」
❤️「………..っ、、////」
呼吸するだけで肩が上下に動く。
本当に危なかった、殺されるところだった…
❤️「…じゅうが悪いんやで?、そんな顔するからっ、」
🤍「…..?、うわ、!?、」
身体が簡単にひょいっと持ち上げられ、姫抱きにされる。
そのまま、廊下を歩いて奥にある扉を開ければ、大きくて綺麗なベットが目に入ってきた。
それに優しく、壊れ物を扱うぐらいにそっと置いてくれる。
🤍「………しゅ、ん?」
身体がベットに沈む。
しゅんが俺に馬乗りになって、もう逃げられないんだと悟る。
あー、俺やっぱこっち側なんだ、
少しだけ残った理性で何とか保つが、それも長くない。
俺の方が年上なのにとか、
リードしたいとか少し思うけど、
❤️「ふふん、やっぱじゅうは可愛ええなぁ、」
こんなちょっとの事でときめく俺には上は無理そうだ。
🤍「…..いいよ、しゅんの好きにして、?///」
普段こんなこと言わないのに。
雰囲気って怖いな。
ぷつりと何かが切れる音がした。
🤍「あ”っ♡、やらっ”!、いやっ♡」
❤️「こーら、逃げへんで?」
何回イった?、何回イかされた??
🤍「んぅ”っ〜〜〜〜〜〜っ、!♡♡♡」
❤️「んふふ、またイったな、じゅう♡」
目の前がチカチカして口がパクパク開閉する。
唾液やら涙やらで顔はぐちゃぐちゃで。
🤍「あ”っ!!♡、いっらばっか”っ!!♡、いっらばっかだからぁっ!!♡」
❤️「そーやな、イったばっかやなぁ、♡」
初めての俺に対して確かにしゅんは優しすぎた。
前戯なんて俺の穴に指突っ込んで慣れるまで動かさなかったし、
しゅんだって苦しいはずなのに、じっと待っててくれてた。
その甲斐あって、挿れても全くもって痛くなかった。
ちょっと、異物感があるなって感じだったけど、数十分したら気持ちよさで頭がやられて。
優しい、優しすぎるくらいなのに。
俺のこと大事にしたいんだって分かるのに、
🤍「んぁ”っ!♡、まら、まら”っイくのっ”、!♡♡」
❤️「うんうん、そーやな、イッてまうなぁ、♡」
🤍「あぅ”っ、♡♡♡、でぅ、、!♡♡♡」
分かるんだけど、
あまりにも優しすぎて
🤍「あ”ひぃっ〜〜〜〜〜〜、!♡♡♡」
❤️「おぉ!、あんま出らんやったなぁ♡」
優しいというより甘い、甘すぎる。
俺の気持ちいい所、確実に叩き潰しにくるし
何よりもその絶妙な速さのせいで簡単に絶頂を迎えてしまう。
なにこれ、経験者か何か?
まさかメンバーや俺に内緒で別の女の人と??
❤️「ふふふっ、じゅうが気持ちよさそうで嬉しいわぁ♡、調べたかいあって良かった、♡」
なんてないか。
しゅんに限ってそんな身体の関係をもつだなんて非現実的か。
てかなに、俺のために態々調べてくれたわけ?
🤍「………っ、!///♡」
❤️「ぁ、今きゅぅって締まった!!♡」
なにこいつ、まじでっ、///
年上とか男とか関係なく、メンタルズタボロにされてるけども
❤️「じゅう、大好きやで、」
そうやって耳元で何度も囁かれれば、どうだって良くなるし
快楽には勝てっこない。
🤍「おれっも、…すきぃっ、♡♡♡」
えへへっ、と笑えば中のものが質量を増し出す。
🤍「ふぇっ、!?♡」
❤️「そんなん反則やんっ、…///♡」
🤍「あ”ぁ”っっ!!!♡♡♡」
どーにも、この夜は長く続きそうだ。
この後も結局何ラウンドも続いて。
柔太朗が意識を飛ばしたことにより終了。
無自覚な柔太朗に幾度となく振り回されるため、夜が明ける一歩手前まで続いた、とか。
幸せだなぁっと二人揃って思うのだが、この後出てくる、
“あの男”、によって二人の仲に異変が起こるとか起こらないとか??
コメント
2件
もうあらすじから好きを感じました…😭💗 ほんとに❤️🤍可愛すぎますね…😍 ❤️の限界オタクっぽい🤍ちゃん可愛いし、❤️がメロイの大好きだ…🥹 続き楽しみにしてます!😆
うわ、1話からガッツリ来たね…! 最初は渋々OKしたじゅうが、2週間で完全に堕ちていく流れがたまらんかった。舜太のストレートな愛情にじゅうがちょろすぎて笑う。でもラストの“あの男”伏線が気になりすぎる…次どうなるんだこれ。