第4位:市川一家四人殺人事件
1992年3月5日に発生した日本犯罪史上でも類を見ない事件で、千葉県市川市で発生した凶悪事件である。
当時19歳だった少年による事件で、市川市に住む一家が犠牲になった。
当時15歳だった被害者少女を強姦し、その家族を全員殺害するという世間を戦慄させるような悲劇だった。
関光彦死刑囚がこの凶悪な事件を起こしたきっかけは暴力団から要求されていた200万円を工面するため。
事件を起こす前年に関光彦死刑囚は別の事件も起こしている。
車の運転中に前の車のスピードが遅かったことからその車を強引に停めさせて、当時36歳の被害者男性が車を降りるといきなり複数回殴りつけて、長さ112センチの鉄筋で滅多打ちにしたのである。
関光彦死刑囚はこのように非常に暴力的な人間で、その後フィリピン人ホステスを自宅に連れ込んで暴行。
このホステスは暴力団員の女であったことから関光彦死刑囚は暴力団に追われるようになり、ついには捕まって落とし前として200万円を要求される。
関光彦死刑囚はむしゃくしゃしており、路上を歩いていたOL女性をいきなり暴行したり、女性を拉致して船橋市本中山の自宅アパートで強姦していた。
強姦から約22時間後に、当時15歳で県立高校に通っていた被害者少女は勉強していたが、シャープペンシルの芯を買うために近くのコンビニに自転車で向かった。
そこにちょうどクラウンを運転していた関光彦死刑囚が通りがかり、強姦しようと思い立って自転車の後輪に車をぶつけて被害者少女を転倒させる。
そして、関光彦死刑囚は病院に連れて行って治療を受けさせた後に自宅に送ると見せて自宅に強引に拉致して強姦。
その後、被害者少女は自力で逃げ出せましたが、住所を控えていた関光彦死刑囚はその少女宅に侵入。
それから、両親と祖母、4歳の幼い妹を包丁や紐を使って次々に殺害し、殺された母親が横たわる横で被害者少女は再び関光彦死刑囚に強姦されるといういたたましい事件だ。