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em「ぅ゙ッ…ん……」
「どこ…」
次の日の5時半過ぎ頃、汗に濡れた感覚と悪寒で目を覚ました。
em「暑…ゾムさん……」
体を起こし周りを見渡すがカーテンで仕切られていて何も見えない。
自分で動く力も湧かず、不安になりながら泣きそうな声で名前を呼んだ。
em「ゾムさん…?」
「どこ…?(泣」
もしかして家に帰ってしまったのではかと思い、頬に涙がつたう。
em「ゾムさん(泣」
「どこにいるの…ッ」
「ゾ、ッムさん……ッ(泣」
必死に名前を呼んでいると、隣のベッドからゴソゴソと聞こえ、カーテンが開いた。
zm「どうした?」
その優しい声に安心し、一息ついてから体の異変、症状を話した。
zm「風邪みたいな感じやなぁ、一応ナースコール押すか」
ゾムさんがナースコールを押し、看護師に私が言った内容をそのまま話す。
暫く話した後、私のベッドに腰掛けた。
em「ごめんなさい、迷惑…かけちゃって……」
「我儘ばっかで…」
zm「んな事全く思っとらんわ、」
「エミさんが泣き疲れて寝た後、俺も泣いたんやで?」
私をベッドに横にさせ、汗ばむ額を人無でして話し出した。
【回想】┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
看護師「エーミールさん落ち着きましたかね…?」
「何も出来なくてすみません…」
zm「いえ、大丈夫ですよ」
「あんな怒ってたんですもん、俺にしか宥められない自信があります、w」
そう言って眠っているエミさんを抱えベッドに寝かせる。
zm「すみません、めちゃくちゃ時間食っちゃいましたよね」
「すぐ帰りま…」
看護師「あっ!その話なんですが、ゾムさんには暫くここに泊まって頂きたくて…」
zm「え?」
話によると、今のエミさんには俺が必要だと病院側が判断したらしく、精神的にも回復する為にこの病院に泊まって欲しいとの事だった。
zm「良かったな、エミさん」
「俺ら離れなくてもいいんやって」
看護師と話し終わり、静かに眠るエーミールを眺める。
zm「…ほんとに…良かった…」
静かな空間で一息つくと、安心感がどっと押し寄せてきて、涙が出てくる。
多分、人生の中でこれ程心から安心する事は無いだろうと思った。
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今回はここで切らせて頂きます!
ここまで見て頂きありがとうございました!
それでは!
次回でお会いしましょう