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ネタ切れの阿保に超絶萌える素敵なネタをありがとうございます✨✨✨
城ヶ崎×秋元
【あの城ヶ崎賢志に特定の情婦がいるらしい】
【用心深い男がご執心の相手がいったいどれほど上玉か】
【探し当てれば、奴の弱みに…】
下世話な話は尽きないもの。
噂の当の本人である城ヶ崎は涼しい顔で今宵も下部組織の人間達に取引…というよりほぼ命令にも等しく話を進めている。
『(あれが「羅威刃」の城ヶ崎…)』
『(おっかねぇ…ッッッ)』
我が物顔でアジトに居る男は美しく知的な風貌を持ちながらも相手を畏怖させる凶悪なオーラを隠さず纏っていた。
淡々とヤクのアガリについて詰められているこの組織の頭はそれはそれは哀れなほど恐縮して冷や汗をかき続けている始末。
見守る構成員達も釣られて青ざめる。
…そんな地獄のような応接間とは別に…
『あーあ、今日もうちの城ヶ崎さんはキレッキレだねぇー』
城ヶ崎の護衛として連れて来られた男はボスの不機嫌そうな声に楽しそうに呟く。
…若そうな男は今時風の軟派な見た目……そして城ヶ崎同様にこれまた容姿は整っている。
派手な髪色や手の甲のタトゥーが目に引くがさらに目が離せなくなっているのは…
晒された首筋や頸、服の裾から覗く鎖骨のライン。
そこに散りばめられるように紅い華。
男の白い肌に良く映える。
…なんだか見てはいけないような気持ちにさせてきて…
視線を外したいがその不思議な色香に引き寄せられた。
『……あ、これぇ?
俺の恋人 ちょ〜独占欲強いの』
『っ、は、はぁ……』
『俺が浮気しないようにだってぇ
俺全っ然信用されてないの』
カラカラと笑う男は、 秋元詩郎。
裏社会でも名前が知られてる元傭兵の男。
元々別の組織…高城という戦闘狂の側にいつもはいるらしいが。
『えー!秋元さんのカノジョってめっちゃ性欲強いんスかぁ?』
『そーそーっ 普段はセックスとかしても無駄ーってキャラなんだけどねー』
とある、無謀という名の馬鹿構成員が興味津々に秋元の話に食いついた。
だいたいこんな場所の話は金と暴力と女の話…
とくに性欲が強い下世話な輩が多い。
『キスマってめちゃエロいっすよね!』
『ぶww君もしかして童貞?』
『違うっすよ!?』
頭が痛くなる会話。
どうか隣には聞こえていないで欲しいと心底願う。
『つーか、なんか秋元さんえろいっすね』
『おーいッ ソコはセクシーとか言えってのぉ』
『俺、なんか秋元さんならイけーーー』
好奇心に駆られた手が秋元の肩に触れようと…
『 おい 』
冷え切る空気。
声の主は眼鏡の奥の瞳を鋭く…
射殺すようにこちらを睨んでいた。
『あれぇ? 終わったんですか城ヶ崎さん』
ニコニコとボスの元へ駆け寄り、
お疲れ様でーすと冷えた空気を和ませる。
『城ヶ崎さーん 終わったんなら飯食いに行きましょ?』
『………秋元』
『えー?なんか怖いんですけどぉ
城ヶ崎さん機嫌悪いなぁ ほら帰りましょ?』
あの城ヶ崎を宥めながら、
秋元は構成員らにさりげなくウインクをした。
…どうやら、彼に救われたらしい…
そのままふたりはアジトを後にして。
【あの城ヶ崎賢志に特定の情婦がいるらしい】
そんな噂が頭を過ぎる。
深追いは、ダメだ。
秋元にちょっかいをかけようとした馬鹿をそれはそれはフルボッコにしたとかしなかったとか…
『城ヶ崎さん…っ 城ヶ崎さんってばっ』
『……』
『あのぉ? 腕痛いんですけどぉ?』
『…貴様…また誑かしてたのか』
あーあ、まただ。
『誑かすって…』
『あいつはおまえに触れようとした』
城ヶ崎さんは、物凄く執着が強いようで…
『そりゃ、こんな風に跡があれば誰だって…
…興味津々ですよぉ…?
城ヶ崎さんが見えないとこにするか…
隠すの、許可してくれたら…』
セックスの度に見えやすい場所にマーキングされて…しかも隠しちゃダメ。
女の子避け…兼、男避けらしいけど…
…人間、他人の物ほど興味が湧くって教えてあげたい。
『い”…っ⁉︎』
俺の回答が気に食わなかったのか、
ガブリと首を噛まれる。
『……躾直しだ』
肉塊を見るかのように冷たいはずなのに。
爛々と雄の眼をして…
俺の恋人はなんて、嫉妬深い。
『…、あはは…手加減…して欲しいな…』
逃がさないとばかりに腕を握られて。
俺は自分の身体の行く末を案じる…。
2️⃣へ続く…
50
さのは
133
へいわちゃん
65