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部長

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部長

4 - s

♥

200

2023年09月28日

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やばい、めっちゃ寝てたし…

てか課題やってねぇ !!

うわ時間もやべぇ !!!



((何とか路地裏を抜けられた様子))







ガラガラガラ……


h「 …う、詩ぁ〜 !!課題写させて〜… !! 」


u「 は、お前…課題だけはいつもやってくるじゃん、?? 」


h「 ……あれ、そうだっけ〜 ?…笑 」





u「 ………なんか最近の明人、…可笑しいよ。 」


h「 え、 」





何、…俺がオカシイって…… ??





俺は普通デショ… ??


ソこら辺ニいるニンゲンだって。…




俺、ノ何がオカシイの ????




ネェ、何デ…




u「 …、 」





ソンな哀シそうナ、淋しそウナ顔すルノさ、??????





h「 俺ハ、オレはオカシくなィ… 」


h「 オカシくな”ぃ” !!!オカシくなイデしょ” !!!!? 」


u「 え、どうしt… 」



「 あ”あ”あ”ァ”… !!!!! 」


そう昨日の様に叫んでしまう。

同級生などが一斉に此方を見ている。




「 ちガぅ” !!!チガウでシょ”!!!?」



「 俺ハ !!!オレハ変ジャな”… !!!!! 」


u「 お、落ち着い…t、 」


h「 …ぁ”、あぁ” !! 」


詩の掛ける声も…何もかもが聞こえなかった。





_バチンッ… !!!


u「 …ぃ”、 」


h「 ァ”…… ?? 」


これだけはよく覚えてる。

詩の頬を叩いてしまったこと。_








h「 … !! 」


…白い天井に白い壁……


あれ、詩は… ? 教室は… ????



気付けば俺は保健室のベッド寝ていた。

隣の机にはコップに半分くらいの水が置かれてある。




薄桃色のカーテンを避けて、時計の時間を確認する。


h「 え、もう十六時じゃん、…… 」




部活……行きたくないなぁ…、笑

詩のことだからどうせ、部員たちにも言ってるだろうし……


もう帰ろっかな。…





?「 行った方が得あると思うで。 」



h「 え。… 」




聞き慣れた声がカーテンの中から聞こえた。

懐かしくて、暖かかった彼の声。



急いでカーテンを開ける。

彼の顔がまた見たい。少し生意気だった彼とまた話したい。





………けれども、彼は居なかった。いや、…居るはずがなかった。



_だって彼は、







半年前に亡くなったから。_



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