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俺に惚れるまであと＿日

第3話 - 第3話 #3

1,009

2025年10月13日

#治侑

#BL

#病み

Ran

「お、お邪魔します」

「どうぞ入ってー」

治の家に住むことが正式決定してから2日経った今日。衣類や学校のもの、バレーの道具など、ここに住むにあたって必要なものを全て持ってきた。

親は簡単に了承してくれた。俺は元々一人暮らしを勧められていたし、治の親とも仲がよかったのも理由の1つだ。

「おばさんは？」

「一人暮らししとんねん。前引っ越したやろ？」

「え、治一人暮らしなん！てっきり家族で引っ越したんだと思ってたわ」

正直に言うと、治と2人きりの方が何となく過ごしやすそうで良かったと思う。

「侑の部屋やで」

「おぉ..✨」

立派。ベッドでかい。タンスもあるやん。勉強机も。最高。

最初に思った感想がこれだ。

淡白だけど、実用的な部屋。まるで元々誰かが住んでいたような感じだ。

「ここ、来客用の部屋なんやけど、あんまり誰も来んし侑の部屋にピッタリやなって」

「流石、金持ちは違うわ」

一人暮らしならアパートの一部屋でも借りればいいのに、わざわざ一軒家を建ててしまう治ん家の財力に驚いた。しかも、来客用の部屋付き。旅館か。

家族みんなで住んでいると勘違いしていた理由もこれだ。

半分嫌味、半分ふざけの俺のいじりに治は「なんやそれ（笑」と笑って返してきた。

「昼ご飯まで時間あるから、ゆっくりしててええで」

今日の昼ご飯は外食らしい。どんなに料理が好きで得意な治でも、たまにはめんどくさくなるのだろう。

イタリアンの店がええなぁ、なんて行く店のことを想像しながら、荷物の片付けを始めた。

──────

─数日後─

治と生活を完全共有し始めてから、数日経った。

当然だが、一緒に住むにあたって生活リズムも治と同じになる。

それは別にいいのだ。前まで崩れ気味だった生活も、治が矯正してくれたおかげで少しは良くなったし。

だが、問題は他にあった。

治がとにかく俺に世話を焼くのだ。風呂上がりは必ず髪を乾かしてくれるし、少しは手伝おうと思っていた家事だって、一度もやったことがない。「侑の部屋も掃除しといたから」とさらっと言うのだ。掃除する隙も与えてくれない。

まあ、”問題”と言うには大袈裟な気もするが…

───

ぶぉぉぉ…

「…なー、治」

髪が痛まないようにと弱く調節されたドライヤー。これも長らく自力でやっていない。

治との生活にも慣れてきた頃。

なぜ治と付き合いたてのバカップルみたいな事をしているのかと自問することもあったが、それも最早どうでも良くなっていた。

いくら聞いても治は答えてくれなかった。で、日に日に大体のことが「まあ、いいか」で済むようになり、今に至る。

「なん？」

「治は彼女とかつくらんの？」

これは、正直ずっと疑問に思っていた。

顔はいい、スポーツ万能、勉強は俺と同じくあまり得意ではないが、女子からしたらそれもギャップ萌え（？）というものになるのだろう。オマケに金持ち。

告白だって数え切れないほど受けているのに。

「彼女？なに、気になるん？」

治はわざとらしく、からかうような笑みを向けてきた。

「そ、そんなんやないし！単純にや！」

「すまんすまん、わかっとるよ。…俺、ずっと好きなやつがおんねん」

珍しい治の真剣な顔。これは本格的に話を聞かなければならなそうだ。

いつの間にかドライヤーは終わっていて、少しぽわぽわしている髪をクシでときながら、治は話し始めた。

「その子のこと、ほんまに大好きやねん。笑顔が眩しいくらい輝いとるし、飯だってめっさ幸せそうに食う。ほんまに俺のタイプにドンピシャやったな」

おぉ…と謎の声が上がってしまった。なにせ、高校に上がってから2年間一緒にいた親友の恋バナを初めて聞いたのだから。

その溺愛ぶりから、きっと1年の時から好きだったんだろうと想像できる。

「その子に告白せんの？」

治はいい男やしいけるやろ、と言いかけたが、声になる直前で飲み込む。

告白出来ない訳があるかもしれないと思ったのだ。

ここで治の地雷を踏むのはごめんだ。

「今アピール中やからな」

「お、ええやん。なにやっとんの？」

「最近は、お泊まりとかやな」

「え！もうそこまでいっとんの！？もういけるやん！！」

男女でお泊まり。しかも好きな相手と。

これはあまーい夜を過ごしたことだろう。

「そろそろ寝る時間や。侑も自分の部屋戻り」

「おん。治おやすみ！また話聞かせてな〜」

「ええで。おやすみ」

ええなー、治。青春やん。俺は毎日野郎とバレー漬けやからなぁ。

好きな子とお泊まりか。それはちょっと憧れるかも。

…. え、お泊まり？しかも最近言うとったよな。

ここ1ヶ月、治は出掛けていないし、ずっと俺と一緒にいた。夜も出歩いて居ないはずなのに。

あれって、どういう….？

─────

今回雑に書いちゃった😭😭まじでごめん🙏

いやー、これ今日の午前の内に投稿する予定だったんだけど、休憩がてらpixiv読み始めたら止まんなくなっちゃって….

まじでずっと読んでました😥

オメガバの作品漁ってたんですけど、めっちゃいい作品見つけたんで、いつか紹介したい！！てか勝手にしてもいいのか..？

皆さんも、pixiv見る時は気をつけてくださいね（？）

じゃあ、ばいばーい👋

NEXT♡500

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まじpixiv神ってるよね！？私もめっちゃ見てる…笑てかその前に私も更新しなきゃな…（暫くしてない笑）あああ一緒に住む確定…💕最高💕 治も攻めるのかな〜笑もうじゃんじゃん攻めて欲しい✨てかまじ好き…💕 治は多分好きな子には世話を焼きたい人なんだよわたしもそうだから😌だから大袈裟じゃないさ🫵お金持ちなのいいね……まじいいな…w 続き待ってるね❣️🫰

僕作品書いてたけどスランプ起きたからさっきまでpixiv漁ってたから同じや☆ え、侑…鈍感？？ここまで来るとさ…鈍感よ…笑まぁ鈍感なくらいがちょうどええんよ侑君は😌😌🫵🫵💕 てかまじ今回も上手すぎるし最高でしたわ😍😍安心して寝れる（？）治ってそんな金持ちなん…！？完璧やなそれは😒😒早く惚れてくれ😏🫵🫵 続き楽しみ！！！！！！！

Ran

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