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Ranさんの作品全て好きです!続き待ってます!

はー、独占欲強すぎんのマジ好き💕💕え?これで付き合ってないの??束縛厳しいの侑くん気づいてないし、まぁ侑のまた良いところでもあるけどさ(?) 早く監禁するか付き合うかの二択になってくれーーー!!(?) 続きも頑張って💪
( ◜︎𖥦◝ )💕 いいねぇ独占欲強め…好きよ😇💕 最高だね😊👍めっちゃニヤニヤしちゃったよ☆テスト期間の休暇で丁度更新されてたから見たけど最高すぎる🫵🫵 侑…鈍感すぎてもう、なんか、好き(?)治も治で束縛強めな感じだから良すぎるぅ🫰🫰 もう早く付き合って☆お願いだ🙏☆あ、もう一緒に住んでるんだし付き合ってるも同然か(??) 続き待ってます👀🫵💕
⚠女モブがしゃしゃり出てきます
「宮君、よかったら連絡先交換せーへん?」
放課後。日直で一緒になったクラスメイトに連絡先を聞かれた。
直接話したことはなかったが、前から少し気になってはいた。
顔は最近ハマっている女優似。おまけに胸はでかい。
上目遣いをされてしまえば、簡単に了承してしまった。
いや、これは不可抗力や。
「宮君ありがとう。また話しかけえもええ?」
今度は首をコテンと倒して見つめてくる。あざとい。
この女は俺のことが好きなのだろう。
名前すら知らないのに、この女ならええかもな、と一瞬考えてしまった。
昨日の治との会話を思い出したのだ。治には今大好きな人が居て、猛アピール中らしい。お泊まりもしたとか。
俺は今まで異性とお泊まりどころか、彼女すら作ったことがない。
だから、そんな治に少し憧れてしまったのだ。
「おん。ええよ」
「やったぁ。じゃあ、明日の昼一緒に食べよ。宮君の分の弁当も作ったろか?」
この子の弁当美味そうなんよな。って治が言っていたのを思い出す。
「お言葉に甘えて、お願いしよか」
「美味しいの作ってくるから、楽しみにしててね宮君」
上機嫌なその子は、短いスカートをフリフリ揺らしながら教室を出ていく。
「楽しみやなぁ」
ふふっと笑みがこぼれてしまった。
「なにが楽しみなん?」
「うわっっ!!ちょ、治!びっくりするやろが! 」
帰るために荷物をまとめていたら、気づかずうちに背後に治が居たのだ。
どうやら俺の独り言を聞いていたらしい。
「で、なにが楽しみなん?」
「あぁ、前弁当美味しそーって言っとった子おるやろ?その子に明日弁当作ってもらうことになったんや」
「それがそんなに楽しみなん?」
「やって、初めて女子に弁当作ってもらうんやもん」
それもタイプな女子から。
「…帰るで」
「お、おん」
(ちょぉ待って、なんでこんな不機嫌なん..?)
治の表情は氷のように冷たくて、握られている腕もジクジクと痛い。足早に廊下を歩く治の後について行く。
「お、治?」
「…」
完全にキレさせれしまったようだ。原因は、多分俺。
女子に弁当作ってもらうことが気に入らないんかな。前から思っとったけど、治は独占欲強いもんな。
「治ー、今からでも弁当断るけど?」
「…」
「あの子にL○NEするから手離してやー」
その時、治の握る手に力がぎゅっと込められた気がした。
「あの子と、○INE繋いどん?」
「え、あ、おん」
「あかん、消して」
手に持っていたスマホをひょいっと取る。
「待ってや治。断ってからにしよや」
「そんなの要らんわ。」
馴れた手つきで操作していく。まあ、あの子には申し訳ないが、これで治の機嫌が直るならええか。
─翌日─
約束した昼休みになっても、あの子が現れることはなかった。急にブロックしたから怒っとんのかな。
「侑」
「治!どしたん? 」
「弁当持ってきてたの忘れてて購買でパン買っちゃったんや。良かったら食べへん?」
「あー、じゃあ貰うわ」
(今から購買行くのもめんどいし)
「治の弁当美味いから好きなんよな!」
「ほんま?嬉しいわ 」
昨日とはうって変わって上機嫌な治。正直まだ機嫌が直っていないんじゃないかと心配していた。
「あの子は?」
「まだ来てないんよな。怒っとんのかな?」
「まあええやん。急いで食べんと、5限始まるで」
時計を確認すると、あと10分で授業が始まる時間だった。
周りの生徒は準備を始めていた。
ずっとあの子を待っているんじゃなかった。
「治、そろそろ教室戻らんと、センセーに怒られるんやない?」
「大丈夫や。次現国やから」
「あぁ、あのおじいちゃん先生なら許してくれるか」
結局治は授業開始時間ギリギリまで教室にいて、こっちの担任に説教されていた。
────
放課後になり、帰る支度をしていると、あの子が声をかけてきた。
「宮君!弁当どうやった?昼は一緒に食べれんくて残念やったけどな〜」
「え、弁当?貰ってへんけど」
「え?」
頭の上にはてなマークが浮かぶ。それは相手も同じだろう。
「いや、そもそも今日会ってへんやん」
「治君が代わりに受け取ってくれたんよ」
「え、治?」
「代わりに渡すって言ってくれてん。侑は昼用事があるからって」
治はそんなこと一言も言っていなかった。もしかして、昼食ったあの弁当があの子の?いや、でもあれは治の飯の味がした。
「治君、弁当渡してくれなかったんや」
その子は少し拗ねていた。
「前弁当美味そうって言っとったから、食ったのかもしれへんな。治食いしん坊やから」
なんとか言い訳を絞り出す。少しは女の機嫌も良くなったようだ。
この子が話したことが本当なら、治が弁当を俺に渡さずにどこかにやったことになる。
なんで?何のために?
わからへん…
─治視点─
昼休み。いつもどうり侑の教室へ向かうとき、あの女の子が目に入った。
お弁当を手に持ってキョロキョロしている。侑を探しているのだ。
「なぁ」
「治君?」
「その弁当侑の?」
「そうやで。でも、教室にいなかったんや。どこにおるか分かる?」
「用事ある言うとったわ。戻ってきたら俺が渡しとくで」
「ええの?じゃあお願いしよかな」
「おん、まかせてや」
ほんまアホやな。あの女も、侑も。
俺がこの弁当にを侑に渡すわけないのに。
となると、この弁当のやり場に困る。
「治ー、今から一緒に購買行かん?お、なんやそれ、もしかして女子から作ってもらったん!」
購買はさっき行ったし、めんどいからこいつに渡してええか。
「これあげるわ」
「え!まじ!?さんきゅー!」
そいつは嬉しそうに教室に入っていく。
ふと後ろを振り返ると、侑が2-2教室に入ろうとしているところが見えた。
「侑!」
名を呼ぶと、侑の髪が風でふんわりとなびく。そして、いつもどうりの眩しい笑顔で、名を呼び返してくれた。
間違えて購買でパンを買ってしまった、というのは、ただの口実。元から侑には俺が作った弁当を食べてもらう予定だったのだ。
もぐもぐと口いっぱいに頬張って食べる侑。
あ”ぁ〜、ほんま可愛ええ。
俺の愛のこもった弁当を、たーんと味わってな♡
─────
めっちゃサボってました🙄
ちょーっと続きが思い浮かばなくて…
次はできるだけ早く出します‼️