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時は大正、日が昇る国、日本。
時は抗えずどんどん進んでゆく。
軸が歪み、逆に進んでゆく者も
鬼と共に
s i d e 御館様
最近鬼が増加している。
任務の量も増えてきており、
新しい私の子供達がまた死んでゆく
先月。義勇が行方不明になった。
柱の1人が欠け、
鬼も増加しており組織内は大変な状況である。
義勇と他の子供達を無事な事を願うばかり、、
こんな不甲斐ない私をどうか許してほしい。
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s i d e 義勇
一般人を救い油断していた。俺は未熟だ……
近々鬼が増えつく中、
血鬼術で何処かに飛ばされた。
瞬時日輪刀で庇い、傷は無かったものの、
頭が余り回らない。 ずっと鬼を切り続け、救援要請された元へ行き鬼を切る繰り返しだった。何処かの救援要請された元へ行き、隊士を庇った時か……今までは気付かなかったが包帯も巻かず放ったらかしだった為血が出過ぎている。
仮の柱でありながら………面目ない。
未熟でごめん……錆兎。俺は繋げられなかったみたいだ。
俺は倒れ込んでしまった。そろそろ瞼が重たくなってくる。上弦の鬼でも無いのに、、
死んでしまうのか、俺は……
申し訳御座いません、、、御館様。
「ん?あれは…………おい!」
「そこの侍さん大丈夫か!? 」
「その服装見たこたァねぇけどよぉ、刀持ってんだから侍なんやろう?」
「ったく、私が侍医だった事に感謝せぇや!! 」
そう言うと見知らぬ、侍医という心優しき男は
継国 という武将の家の中へ入っていった。
戦国の世、暗殺者や敵国の武士と云う可能性が合ったというのに
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s i d e 義勇
此処はどこだ。藤の家紋の家だろうか……
それそうに俺は倒れてしまってたはず、ここまで運んでくれたのだろうか?かたじけない……
「起きたか!ちょっと待っててな。主君様をお呼びしてくるから」
そういい男は静かに戸を閉め、 主君とやらを呼びに行った。起きた時屋敷の中に居たから
藤の家紋の家かと思ったが…どうやら違ったらしい。刀を持った見知らずの人間だと云うのに…… 刀については何と言うか、……
旅人って言ったら良いのだろうか、、
胡蝶や宇隨はパッとこういうのを言えるから羨ましいな…
俺もパッと言えれるよう精進せねば……
戸が動いた。主君様という人が来たのか……
「そなたが道に倒れておった侍か…?」
「…はい。侍では無いですが……」
「ほう……じゃあ何者だ。」
「私は…………旅をする者です」
「…………そうか。所で遅くはなったが名を言ってみよ」
「冨岡義勇……です。」
「名字があるのか…………成程な」
「暫くは此処に居ても良い。」
「そして出来れば私の息子に剣術を教えてくれぬだろうか」
近々鬼が増加しているのに休む訳には……
だが怪しまれては困る。
主君様?は暫くは居て良いとの事、
休むのを怠ったせいで今回の様な事になった為少し休息してから出るとするか…、
然し主君様という人の息子に剣術を教えるのか
見知らぬ俺をご子息に会わせるとは、、、
警戒心が無いのだろうか、?
「この私でも良いのでしたら……謹んでお受け致します」