テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ねぇ咲希?…咲希、
部屋を開けたら散らかってた。
兄の博巳が
「咲希~母さん寝室は?…」
咲希が寝てた
「ちょっと博巳、この娘…」
おでこに手を当てた。
「肺炎に成りかねない救急車呼びなさい!」
オッケー…
離れて携帯電話を耳に当てた
身体を捲ってみたら
ん?…マタニティ用のネグリジェ、
お腹に何かを巻いてた。
33歳の咲希に子供…
誰の娘なのよ…
母さん連絡したから今来るから…
水が…欲しい…よ薄目を開けた
お母さん…来てくれたのね…
ねぇ咲希お腹…
うん…蒼さんの子供が出来たのよ…
兄がお水を汲んでくれて持ってきた。
「病院に行こうね咲希」
「病院?…私産むから…卸さないからね!!」
「あなた犯罪者の子供を産むの?」
「嫌よ蒼さんは何もしてない…成田尚輝、三神先生に罪をなすりつけられたのよ!」
咲希を抱き上げた。
「お前風邪をひいたらお腹の赤ん坊が危ないだろ!動くな!」
兄達は愛しあった凛子さんとなかなか出来なかったがやっと2人の女の子を授かった…
救急車の音が止まり、
「早瀬さんのお宅ですか…」
「妹をお願いいたしますよ」
「大事に扱って欲しい赤ん坊がいるから」
赤ら顔の咲希が担架で運ばれた。
母が私のタオル、下着と着替えの物を出し詰めてくれた。
「入院するならしばらくいないと」
「すみませんがどちらの病院に行きますか?」
今確認中ですから
「佐久間さん連絡取れました。
市立病院ですよ」
又兄の博巳が携帯電話を持ち
「凛子に報せるから」
家を出た救急車と博巳のワゴン車
母さん鍵かけたか?…
靴箱の上にあった車庫の鍵と車のキィーとこれかも?…
それ車のキーだってお守りが付いたキィーは?
「リモコン式?…信じられない…」
ロックされた。
「これ咲希に渡すつもりなの?」
「咲希が家に戻ったらないと困るだろ」
「それより咲希のバックは?マイナンバー、保険証」
「あ!戻ってよ!」
「もう一度来るから」
「早くしてよ!」
まったく…
21