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夏海
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•微暴力注意
•モブ登場注意
•ご本人様には一切関係ありません
次の日の放課後も
その次の日の放課後も
赫と瑞は公園へ行った
そして。
「おっ!来た来た!」
柴野 茈はもうそこにいた
バスケットボールを抱えながら、大きく手を振っている
赫は言う
「またバスケ…?」
茈は言う
「当たり前!!」
そう言って 笑った
その笑顔は明るかった
太陽みたいだ、と思った
公園に集まるのは、いつの間にか当たり前になっていた
ただ、放課後のなると公園に集まる
それだけ
帰りたくないから
「よし、瑞!」
茈がボールを渡す
「シュートしてみろよ!!」
「えぇ?!」
瑞は慌てる
「できないって!」
「大丈夫!大丈夫!」
「大丈夫じゃない!」
茈は笑う
「俺だって最初はうまくいかなかったし……」
瑞はボールを持った
そして
えいっ。
ボールは見事にゴールから外れた
どころか
横へ吹っ飛んだ
「あっ」
コロコロ転がるボール
数秒の沈黙
そして
茈が爆笑した
「逆にすげぇよ!どこ狙った?」
「わかんない!」
そして
瑞もつられて笑う
赫も少しだけ笑った
こんな時間が続けばいいのに……
ふと思った
日が傾き始める
夕焼けが空を染めていく
茈は最後にシュートを打った
スパッ。
綺麗に決まった
「よしっ!」
嬉しそうに拳を握る
しかし。
次の瞬間だった
茈の笑顔が消えた
ほんの一瞬
本当に一瞬だった
でも、赫は見た
何かを思い出したみたいな顔
暗く、沈む顔
「茈?」
瑞が首を傾げる
茈は慌てて笑った
「あー!そろそろ帰るわ!」
「今日早いね」
「ちょっとな!」
明るい声
でも、どこか無理しているようにも見えた
赤は何も言わなかった
言えなかった
その顔を知っていたから
そして、俺も
また地獄が来る
「ただいま」
赫は玄関を開けた
入りたくない。
そう思う
リビングに行くと、お父さんがいた
お母さんはいない
お酒とたばこの臭いが酷い
父は立ち上がる
「おぃ、どこ行ってたぁ?」
赫は震える
「ぇっと……、公園に……」
言葉が震える
怖い……
怖い……
「掃除は?」
「ぃ、まからします…」
「チッ…」
俺は目を瞑った
バンッッッッッッ
俺は部屋にいた
窓の外を見ると、たくさんの星が光っていた
左腕には新しい痣が一つ
「ヒュー、フー……」
息を整える
痛みを抑える
そして、外の星を見つめた
「お星様」
「どうすればいいですか…?」
俺はそのまま眠った
コメント
4件
続き待ってました✊️ 紫赤水が楽しく遊んでて尊い👀✨️ 紫くんになにが、? 父親許せん😡👊 赤くん大丈夫⁉️😖 最後の終わり方が、 切なくて、涙出そうになるよ~!!
あゆみ🌸さん、第5話読みました。 公園での三人の時間、すごく温かくて…赫くんの「こんな時間が続けばいいのに」って心の声が切なかったです。茈くんの笑顔が一瞬暗くなるシーン、何かを抱えてる感じがして気になります。 最後の星に「どうすればいいですか」って問いかける赫くんの姿が胸に刺さりました…。居場所と地獄のコントラストが本当に苦しくて、でも目が離せないです。続きが気になります🌙