9月1日………これは1年で最も18歳以下の子が自殺することが多い日
そんなある日の18歳の太中の物語。(たぶんシリアス)
??「コツコツコツコツ」
??「これをするのは久しぶりじゃねぇか」
??「うん。”中也”にダメって言われたからね」
中也「当たり前だろ。大嫌いで大好きなヤツを失いたくねぇんだよ、”太宰”」
太宰「珍しく素直じゃん」
中也「たまには………な」
太宰「………ねぇ中也?」
中也「…なんだよ」
太宰「今日は何日か覚えてる?」
中也「………9月1日…だろ?」
太宰「そう。”1年で最も自殺するひとが多い日”」
太宰「今日だったら死ねるかなって思ったんだけどなぁ……(苦笑)」
中也「俺と付き合ってから随分変わったな」
太宰「そうだね。まさか、 “自殺するのが怖い” って思うなんてね」
太宰「自分でもびっくりだよ」
中也「………」
太宰「………たぶんね、死ぬことじゃなくて……中也を置いて逝く事が怖かったんだと思う」
太宰「大切な人を失う怖さは知ってるから…」
中也「…なら、心中するか?」
太宰「え?」
中也「もう、この世界で生きてくのが苦しいんだろ?」
中也「唯、俺を置いて逝けない」
中也「だったら心中しよーぜ!!ニコッ」
太宰「ほんとにいいの?」
中也「あぁ。」
中也「俺もこの世界で生きてくのがつれぇんだ」
中也「化け物扱いされて、大切な人に裏切られる」
中也「けど、太宰は俺の事を”人間”だって言ってくれた、ずっと一緒に居てくれた」
中也「俺はそんな”おさむが大好き”だぞ」
太宰「中也は人間だよ。誰がなんと言おうと僕の知ってる中原中也は1人の人間だ。大好きだよ。愛してる」
中也「俺も愛してる」
双黒『それじゃあまた、来世で』
ギュッ………………ドボンッ
ブクブクブク
太宰「幸せにしてくれてありがとう中也。」
中也「俺も幸せだったぞおさむ。」
姐さん「ヒック…ヒック……ポロポロ」
姐さん「愛しの中也……」
姐さん「太宰め、中也を連れて逝きおって………」
姐さん「大嫌いじゃ………ポロポロ」
姐さん「けど、正しい判断じゃとわっちも思うぞよ………」
首領「太宰くん、中也くん。今までポートマフィアに尽くしてくれてありがとう。これからは寂しくなるなぁ………ポロポロ」
エリス嬢「うわぁぁぁん!!中也!治!」
黒蜥蜴「太宰さんッ…中也さんッ……」
芥川「安らかにお眠り下さい。太宰さん、中原さん」
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1日遅れてしまいましたが、書きたいと思ったので書きました。
次回は、明るい系です。なるべく早く出します。
書き出しが、いつもと違うので、変だったらごめんなさい。
それではまた次回!おつ闇〜
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