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「はぁ…何故私が闇鶴様と離れねばならないのか…」
_皇帝_暁月紫暮
「そういうの良いから早く片付ける!」
_ルミナシャイン_継基薫
「変な組み合わせやなぁ!」
_ノクスルート_珠唯敦
「ふむ…爆弾の場所を探すに辺り反対方向に囮3人、本命に2人ですかね(^^)」
「さすが皇帝やな!じゃあ俺は右にいくで_」
「いや、此れはまとまったほうが良いんじゃないか?」
だんだん、耳をすませば足音
「足音は左…態と立てていますね。本命は右で当たりです。行きましょう」
その後は順調だった。
そう、恐ろしいほどに何も障害がなかった。
一つ、2つと爆弾を解除。
残りは二つ。
「…爆弾の場所につきましたね。あちらに居る2人が本命ですが…」
「残念だったな。俺らはお前らのこと気づいてたんだよぉ!」
敵。その瞬間に暁月はふっとばされた。
「っ!?」
「なっ!皇帝をふっとばすとは…ようやるなぁ」
「雑魚だなw此の病院はリーダーの一言で爆発する!」
下手に刺激すれば駄目だ、というのが人目でわかる。
敵は目の焦点があっていない。
「其れは不味いな…」
〘ジジ…聞こえる?〙
「嗚呼、聞こえるで。緊急事態発生やよ那掠はん」
〘…暁月はふっとばされた…か。薫は時間稼ぎをして。その間に敦?は爆弾解除の準備〙
「はぁ?…ええで、わかった」
意図がわからない。
時間がないというのに何故時間稼ぎをする必要があるのか理解が出来ないがなにせ名探偵だ。
唯の探偵とはわけが違う。
「チッ…わかった、降参する。武器は捨てた。」
「そうやな、武器は捨てる。というか捨てたで」
そう…世間一般の武器”は”
「名探偵とかいうやつもチョロいなw」
好き勝手言われるのは悔しい…が指示である。
しかも其処で言い返せば犯人たちを刺激する結果となる。
「……」
皆、黙ることしか出来なかった。
「俺等のリーダーは邪神の素質、それも遠距離爆破を持ってる!だから爆弾を解除しようが血さえあれば爆破できるんだよ!はっはは!すげぇだろ!」
「凄いなぁ、其れじゃあ俺らは太刀打ちできへんわ」
「そうだな、応援を呼ぼうが意味がないな」
合わせるしか出来ない。
ふっとばされた暁月は無事か、何をしているのか。
「だろ!リーダーは娘を助けてもらえなかった恨みだがな、俺らは遊びなんだぜ!」
「そうか。遊びなんだな」
遊びで沢山の人を傷つけるだなんて呆れを通り越し、怒りも通り越してしまう。
いま経った時間は4分。
〘ジジ…後、一分持ちこたえて……はあ…〙
「「了解」」
インカム越しに気怠げな声。
何を考えているのかは理解不可能。
「ちょーっと!なぁに情報話してんのよ!リーダーにバレたら大変よ!司令塔にバレたらなおさらやばいからぁー!」
甘ったるい女性の声。
嗚呼、忘れていた。
敵は1階に5人は居るのだ。
向こうの敵2人はこちらに居る者がどうにかするとみなし放置。
今いる2人…つまりまだ司令塔1人が居るはずだ。
〘ジジ…3,2,1…〙
何のカウントダウンだ?
ぽん。
敵の肩に誰かの手。
「おや。私をふっ飛ばしただけで豪語しているのは醜いですね。で?司令塔とはこの方でしょうか?」
「!?な、皇帝の!って…谷宮さん!!」
「え、な、不味いよ、此れ!」
「暁月はん!?ふっとばされたんちゃうか…?」
「態とですよ。司令塔が見えたのでふっとばされて向こうを片付けてきました。5分で…ね。」
「さすが皇帝だ…一筋縄じゃないな。」
「えぇ、そうでしょう。」
〘ジジッ…薫、敦、目を瞑って…!〙
言われたまま反射的に目を瞑った瞬間。
「ギャァァァァ!!見えねぇ!くそ!」
「イヤァァァッ!目がぁ!!」
「クソッッなんでこっちまで!」
「!?」
敵の悲鳴と光。
向こうの見張りまで目が見えなくなっている。
「なんやこれ…」
「驚きだな…ッ」
「不意打ちで閃光弾を2個使わせていただきました(^^)…私をふっ飛ばした分の4倍痛みをお返しいたしますね」
嗚呼、皇帝は怒らせては駄目だ。
「さぁ、お相手いたしますよ」
挑発に乗った敵はおぼつかない足で暁月へと向かう。
手話?
”爆弾解除”
「俺は行って来るで、頼む敦はん」
「嗚呼、暁月さんに此処は任せる。それと俺は主犯の血液を回収する」
敵の人数は5人。
見張り役の2人は本職でしょう。
先に見張りを潰したほうが手っ取り早い。
「目が見えるようになってきたぞ_」
背負投。
「がっ!な、人の速さじゃな_」
蹴っ飛ばす。
いまので6mは吹っ飛んだ。
壁を破り吹っ飛んだので此れだけなのは仕方がない。
本来もう少し手加減するのですが少々苛立っているので隙など与えません。
「私の腕も衰えましたね…」
向こうで伸びていることを確認する。
肋二本骨折…ですね。
「…!!!?」
「無口なお方ですか。申し訳ございませんね(^^)」
後ろから銃の持ち手で攻撃をしようとしたもう一人の見張り。
右に躱し、懐に忍ばせているスティレットを使い相手を固定する。
手や足から少し多く出血していますが此れくらいは当然の報いとみなします。
「ぐぁ…っ…!?」
「ふっ」
最後に鳩尾を殴り二人目も撃沈。
「ひっ…や、やばいよ…!私は逃げる!」
「おい!待て!」
「仲間割れしてる暇はありませんよ(^^)」
女性には手加減と言いたいところですが的なので回し蹴りからの手刀で許しますか。
「本当に…汚らわしい(^^)」
「ひっ…!俺だけは見逃してくれ!情報は渡す!」
「考えてあげますから話して下さい(^^)」
「リーダーは屋上にいる!」
「其れだけですか。ではさよなら」
有益な情報ではない。それくらいわかっている。
スティレットを首もとに突き出せば気絶。
「所詮調子に乗った一般人。ふふ、向こうはどうでしょうか。」
沈黙
「こちら暁月。1階の敵制圧完了致しました。次の指示を」
〘ジジッ…こちら葵だぜ!4階に来てくれるか?闇鶴さんが屋上で一人で犯人の説得をしてる。その隙に制圧と4階の爆弾解除したいんだが…ジジッ…俺一人じゃ無理だな!〙
「了解です。いますぐ行くので階段付近で合流を」
〘おう!〙
1階敵制圧完了。
_暁月紫暮_4階へ合流
「次のコードは此れやな…」
爆弾のぴ、ぴ、ぴ…という規則正しい音。
向こうの戦闘音は聞こえない。
あと残っている時間は45分。
此処は本命の一番でかい爆弾。
ついでに言ってしまえば大きな爆弾ではないものは爆弾処理班等が回収する。
「ふぅ…此れで最後やな…」
ぱちり。
白いケーブルを切った瞬間。
“ビビビ!ビビビ!ケイホウ、警報、爆弾解除されました。ビービービー”
「なんや!?」
”内臓の小威力爆弾を作動。切断者を爆破します”
カウントダウンは5秒
「!?しま_」
バゴッッッ
爆弾の音。
「った〜…ったく、なんで爆弾解除したら爆弾が爆破するねん!」
一人でうだうだ喋る敦。
怪我は腕から軽く血が出ている程度。
「こちら珠唯。爆弾爆破したけど解除できたで〜」
〘ジジッ…こちら瀬榑。応援頼めるか?〙
「了解やで。今からすぐに行く」
〘嗚呼、頼む〙
1階爆弾コンプリート。
_珠唯敦_3階へ合流
血の採取は簡単であるが取り残しがないようにする。
「血自体は3箇所だけか?」
〘そうですね…スキャンした所そうです!それで最後ですので他の階層に応援がいるか聞いてきますね!〙
「嗚呼、お願いする。」
血の採取は一番楽だが自分が此れだけでいいのか?
確かに後方支援だが…。
「此れは…紙?」
”此ㇾヲ見タ者ㇵ影二引キヅラㇾル”
【ね゙ぇぇぇぇぇ゙み゙だぁぁぁあ゙?】
人のものじゃない声
「…見てない。何も見てない。」
何だ、此れは。
【ぅ゙ぞだぁぁぁあ゙!み゙だぁぁぁなァァァァ】
「こちら継基薫。緊急事態発生。一回東の広場の花壇にて血の採取をした際に見つけた紙の能力が発動。いますぐに応援要請」
〘ジジッ…佑だよ。薫、そいつの顔は見るな。とりあえず目を瞑っていて。〙
「嗚呼、分かった」
1階血液採取完了
同刻1階にて何者かの能力が発動。
緊急救助要請。
_継基薫_
おまけ。”暁月がふっとばされてる時”
「っ!?」
わかっていましたが怪力…っ
廊下はまっすぐ…ならば左によって突き当たりに来た瞬間に壁を蹴りますか…
「ふっ」
方向転換のまま2回転で衝撃吸収。
「誰だ!俺ちゃんの事を発見したやつ!」
「はい?」
一人称が俺ちゃん?
ま、まぁ…そのような人も居ますよね…。
「貴方は司令塔ですね!?私、上の階担当の見張りなんですが、緊急事態で!」
カマをかけたらどうなるでしょうか…。
「そうか!俺ちゃんは最強だからな!手伝ってやるよ!なんせ皇帝の闇鶴凌葵に勝ったんだからよぉ!」
ぶち。
何かが切れた音がした。
「闇鶴様に勝った…?」
出鱈目だ。
それにしても…私の敬愛する闇鶴様の事を闇鶴凌葵と呼び捨てするなんぞ…言語道断…。
「失せて下さい(^^)」
何だよ此奴…おっと、口が悪くなってしまいました。
スティレットを4本懐から引き出す。
目玉、肩。
「ぐあぁぁぁぁ!!いきなり何すんだぁぁッッッッ」
そしてそれを外して脛。
「おや、此れだけで気絶?みっともないですね(^^)私の敬愛する闇鶴様は此れくらい全て躱しますが?」
こうして暁月は珠唯や継基の元に向かったのである。
多少血がついていたのは移動がてらに肌についたものを取っていたから最小限だっただけである。
そう、皇帝は頭脳派と見えてかなり武闘派である。
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