テラーノベル
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秘密の場所を探すために、僕は次の日から放課後に校舎の隅々を歩き回った。
普段は誰も行かないような階段の裏や、使われていない教室、古い図書室の奥の棚の間。
すると、ある日、地下へ続く狭い扉を見つけた。
鍵はかかっていなかった。
心臓がドキドキしながら、その扉を押し開けると、そこは昔の職員室だったらしい、小さな部屋だった。
埃をかぶった机と椅子、そして古ぼけた地図が壁に貼ってある。
「これが…秘密の場所?」
僕は地図をじっと見つめた。
地図には、学校の構内だけでなく、校庭の地下や、隣接する森までのルートが書かれていた。
まるで、宝探しの地図みたいだ。
次の日、友達を連れてその場所に戻り、地図の示す通りに探検を始めた。
普段の退屈な学校生活が、一気に冒険に変わった。
「こんな暇な学校でも、探せば面白いことがあるんだな」
僕はそう思った。
暇だった時間が、知らないうちに特別な時間に変わっていった。
続き気になる?それともキャラ増やしたり、設定深掘りしたりする?
もう終わりの巻にして
了解!じゃあ、物語の締めくくりを書いてみるね。
僕たちの秘密の冒険は、やがて学校中のちょっとした噂になった。
放課後、誰もいない校舎の隅で探検を楽しむ生徒が増え、学校全体の空気が少しだけ変わった気がした。
あの退屈だった毎日が、まるで違う色を帯びてきたのだ。
もちろん、授業は相変わらず単調で、先生の話は相変わらず眠くなるけど、僕たちはもう退屈していなかった。
だって、学校の中にはまだまだ知らない場所があって、そこには無限の冒険が待っているから。
最後に、僕はあの地下の古い職員室の扉を閉めながら思った。
「暇すぎる」なんて、実は自分で決めていただけだったんだ、と。
これからは、暇な時間も、きっと自分次第で面白くできる。
そう信じて、僕は今日も校舎のどこかを探しに行くのだ。
コメント
6件
面白い
ぴゅあらて会議室?みたいなのエラーが発生して入れへん
めっちゃおもしろすぎっ!!