描きたいシーンだけを書く感じなので、少し見ずらいかも知れません、、
それでも良い方はどうぞ〜
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1 元ポートマフィア幹部の敦が太宰・中也・に見つかる感じのシーン
逃げ場のない路地裏
後ろには瀕死の仲間
前にはポートマフィア
とてもまずい、、、僕の思考はショートしてしまっている
何が不味いって、それは前にいるのがただのポートマフィアでは無いことだろう、
元部下 僕にとって会いたくなかった相手
僕は、瀕死の仲間(谷崎さん)を庇うように前に立ってから動けなくなってしまった
すると、僕の様子を気にもせず、飄々とした声で包帯まみれの男が話す
太宰 「久しぶりですね、敦さん」
敦 「久しぶりだね、。」
太宰 「ずーーーーーーと、さがしてたんですけど、なかなか見つからなくて、、まさか探偵社にいたなんてー」
棒読みで彼は言う
僕は顔を背けることしか出来ない、、
太宰 「敦さん、なんで目を背けるんですか? もしかして、私達のことはもう過去の思い出になってましたか?」
敦 「いや、そんなk」
太宰 「なら、どうして1度も目を合わせないんですか?」
太宰君の声が低くなる
これは、本気で怒っている時の声色だ
威圧感が増し 尚更前を向けなくなってしまった
太宰君がまた言葉を続けようもするとも、それを中也がとめる
中也 「太宰、俺にも話させろ」
太宰 「ぅーん、いいよ、譲ってあげる」
その言葉を聞いた後、中也は僕に語りかけながらこちらへゆっくり歩いてくる
中也 「なんで居なくなったんですか?、」
敦 「それは、僕なりの考えで、 」
中也 「なんで俺を置いていったんですか??」
敦 「えっと、、」
中也 「敦さん、僕はいらない子でしたか?邪魔でしたか?」
敦 「そんなことn」
中也 「なら!!何故貴方は何も言わずにあそこを去ったんですか!!!!!」
中也は僕の1歩手前に立つ
敦 「中也?」
中也 「敦さん、、俺は、、俺は、、」
言葉が出ないようだ
僕は反射的に中也に抱きつき、
大丈夫だよ、、なんて声をかける
すると、ズンっと体が重くなった
僕は少し目線を下げて中也を見る
中也の顔は笑顔でもなく、怒っているのでもなく、ただ、、あれは、不安を抱えている表情だった
捨てられるかもしれない、、また、置いていかれるかもしれない、、、
そんな思い
そして、そんな表情をさせたのは僕だ
徐々に身体が重くなっていくのをよそに2人は僕に向かって言う
「覚悟してくださいね、、、」
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2 間違って人を殺してしまった敦を国木田が見つける話
暗い倉庫 窓からは月の光がランランと入ってきている
僕は、その倉庫の真ん中に放心状態でたっている
鼻につく鉄臭い匂い
赤に染った手
目の前には上半身と下半身が真っ二つに分かれている死体
そんな死体を作り出したのは僕だ
時間とともに血の匂いが広がる
僕はそれに気づき、(逃げなければ、)と咄嗟に動いた
その瞬間
僕が、逃げ出そうと扉の方が音を立てて空いた
国木田 「何をしているんだ敦、、」
敦 「国木田さ、、」
国木田 「、、、」
国木田 「、、、探偵社に帰るぞ」
彼は瞬時に状況を理解し、冷静に伝える
だが、手に握られている手帳が小刻みに揺れている事に僕は気づいてしまった
敦 「すいません、国木田さん僕、、、」
国木田 「まずは、社長に報告してからだ、」
敦 「……はい」
彼の目はもう、僕を捉えていなかった
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3 中也と敦
敦 「やめてください、、もう、お願いしまs」
中也 「ァ〜? まだ2本目だろうが」
何日たったのだろうか、 毎晩 何かしらの注射を打たれ、反応を見られる
こうなったのは全部、僕の不注意が原因だった
満月の夜は外に出ては行けない
それはあの人に何度も言われた言葉だった
しかし、僕はそれを破って外に出た
初めて見る満月
美しいと思ったのもつかの間 僕の意識はみるみるうちになくなっていった
気づいた時には黒服の人と帽子を被ったオレンジ色の髪の人に押さえつけられていた
世間知らずの僕でもわかるほど、有名なマフィア
抵抗する間もなく、僕はまたもや意識を失った
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3 命の対価
僕は探偵社の誰かが危険にさらされた場合は必ず助けたいと思っている
それが、自分の命がかかろうともだ、
だが、もし自分のために探偵社の誰かが死んだら僕はもうダメな人間になってしまう
敦 「……なんで、僕なんかのために、、」
今、僕はある敵組織に捕まっていた
その敵組織は、孤児院を煙たがっていたそうで、そこから僕みたいな異端者がうまれたことによって更に憎しみを深めたそうだ
そして、あの1面の新聞記事
彼らは限界に達してしまったらしく僕を誘拐して殺そうと計画を立てた
だが、彼らは僕の事を知らなすぎた
異能力
それは、ごく一部のものに与えられた物
僕の異能力は月下獣
瀕死の重症でも少し経てば治ってしまう
横腹を刺されようが、爪を剥がされようが、殴られようが、蹴られようが、石を投げられようが、
全ての傷はだいたい治ってしまう
だから、一生苦しみ続ける
永遠とも思える苦痛を耐える
それは、孤児院と同じような環境
敦 「助けてください……誰か、、」
事件が起きたのは2日後の事だった
敵が急に慌ただしく僕の質素な鎖を外し、その場から一目散に逃げていった
僕は(どうしたんだ、)と思いつつ、一息をつく
だが、そのため息は一気に冷えきった冷気になった
敵 「、わざとじゃない、わざとじゃないんだ、、威嚇のつもりだったのに、頭に当たるなんて、、」
逃げ惑う敵の1人が半狂乱に叫んでいる
僕は、その言葉を聞き、絶望に落とされた
敦 「また、僕のせいで、大切な人が死ぬ、」
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5 悪夢
僕は最近よく見る夢がある
冷たい雨の中、戦場の中にいる
僕も、みんなも傷だらけ、だが敵の勢いは増すばかり
そんな中、隣のビルから狙っているスナイパー
狙いは僕
夢の中の僕は気づかず、そのまま目の前の状況は把握しようと必死
残り 3
2
1
僕はやっとそこで自分が狙われていたということに気づく
だが遅い
反応した時には弾丸は撃たれている
僕はギュッと目を瞑る
だが、何も起きない
ゆっくりと目を開けると探偵社の誰かが僕を庇って死んでいる
庇って死ぬ人は日によって変わる
それを見た僕は何も出来ず、目の前の事実を受け入れなくただ呆然とするだけ、
そこへ探偵社の皆が駆け寄り、撃たれた人の方へと向かう
そして、僕に向かってこう言うんだ
「穀潰し」って、、
そこで目が覚める
冷や汗をかき、心配そうに見ている鏡花ちゃんを見て、僕の存在意義は地へと落ちる
誰か、、、この悪夢を止めて、、
悲痛な叫びは心の中で消えていく