涼太「だめ ってば」
壁に追いやられて涼太は汗が止まらない
みんなが喜んでくれる
キスしたっぽい演技なら楽しいだけだから
全然構わないのに
翔太「今日ではっきりしたじゃん」
涼太「何が?」
翔太「おれのこと 好きだよな?」
涼太「え?」
翔太「赤い顔して満更でもない感じだったよな?」
涼太「翔太がかっこいいのがいけない」
翔太「はぁ?」
涼太「もー知らない」
余韻を残し上機嫌のまま帰ってきた
ノリのままに翔太の部屋に入り
楽しかったと話しをして自室に戻るつもりだった
上手く隠してきたつもり
日に日にひどくなる独占欲
翔太が誰かとじゃれ合う度に
心が壊れそうになる
でも翔太のために上手く隠さないとと頑張ってきた
つもりだった
演技でも壁ドンにキスなんてするんじゃなかった
翔太が欲しいって気持ちが溢れだす
翔太「で?涼太 答えてよ」
涼太「おれだけなの? おれ おれは」
翔太「じゃあ せーので好きな人の名前でも呼ぶか?」
涼太「え ?あの 心の準備が ね」
翔太「せーの!」
涼太 翔太
涼太「え?」
翔太「だと思ったんだよなぁ」
涼太「さっき 翔太 おれの 名前?」
翔太「んっ 涼太がおれの想い人だけど」
涼太「気を使って る ? ?」
翔太「そんな訳あるか 幼馴染より恋人がいいんだ」
本物の壁ドンと
本物のキスをしたのは
窓の外には雪がちらつく
白い白い日
翔太「なぁ 涼太」
涼太「ん?なに 翔太?」
翔太「今日は明日もLIVEあるから その 我慢するから」
涼太「?」
翔太「戻ったら 涼太が欲しい」
涼太「翔太 それって」
翔太「急だよな その ごめんな? 」
涼太は翔太に抱きつく
涼太「ずっとずっと 想ってきたんだ」
翔太「りょ た?」
涼太「翔太なら いいよ?」
翔太「可愛い顔すんなよ ただでさえ 壁ドンのときのお前の顔でやられてんだから」
涼太「しょた おれは大丈夫 翔太の好きにして?」
翔太「言ったな 」
唇が軽く触れると
確認したように
深く刺さってくる
翔太の舌は生きてるみたいに
動いて口の中でおれの舌を捕まえる
涼太「ん むっ はぁ ぁ」
翔太と交わる口付けの合間に吐息を漏らしてしまう
翔太「明日もあるから 今日は気持ちいところまでにするか?」
翔太の裸にスウェットパーカー姿にくらくらする
涼太「やだ しょたを感じたい で す 」
翔太「可愛いことばっかり いいやがって 」
涼太「離れたくないの っ」
翔太「泣くなよ おれはどこにも行かないから」
涼太「す き 」
翔太「おれも」
外の寒さがわからないくらい
溶け合おう
コメント
4件
札幌の2日目のやつですね🫣🤭 絶対盛り上がったんだろうな~笑
話題になっていたのでつい🤭

札幌のゆり組キス未遂事件を想像しちゃいますね❤️💙