いつもの日々に手を伸ばす

夏休みが終わり学校が始まった。

休日

寧々   みんな、最近恵奈が元気がないの。なにか理由分かる？

司      む？そうなのか、というよりあそこにいるのは恵奈ではないか？

寧々    あ、本当だみんな追いかけよう。

4人(寧々 えむ 司 類)が静かに恵奈を尾行する。

恵奈は何も喋らなかった

数十分後

寧々    ここは、、、お墓？

司      なぜ、お墓に？

恵奈はお墓を洗う道具を手にとった。

恵奈    あっ

恵奈はなにかを忘れたのな、その場を離れた。

類      少し見てくる。………花月湊良？

寧々    あ、類戻ってきて！

類は慌てて戻る

えむ    なんて書いてあった？

類      花月湊良と書いてあった。

寧々    あ、湊良…..

司      寧々誰か知っているのか？

寧々    小さい頃よく聞いてた、湊良さんの話。でも何ヶ月か経ったら一切聞かなくなったの。私が聞いてみても話を聞きたくないのか、遮るように他の話をするようになってた。

えむ    ねぇねぇ、何か言ってるよ？

恵奈    ごにょごにょ

類      よく聞こえないな….

寧々    ……！

司     どうした？何か言っていたのか？

寧々   あ、いや….なんでもない。

えむ   あ、どこか行っちゃった。

類     なに？追いかけなくては…..

数十分後

そこはとても美しく広く蝶も何匹いるのか分からないがそれがとても綺麗な、花畑に着いた。

まるで……天国のようだった

数十分後

恵奈    みんないるんでしょ？あっちに行って遊ぼ！

類      ！？

恵奈    あっちに行くとね、ものすごく広い広場のような場所があるの。ほら！みんな出ておいで

寧々     …..いつから気づいてたの？

恵奈     花畑に到着してから。きっとお墓にいる時も居たんだよね。

司       す、すまん

恵奈     大丈夫だよ。

類       恵奈、1つ質問してもいいか？

恵奈     ……いいよ。なあに

類       花月さんとは…？

恵奈    湊良はね病院で知り合った子なの