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呪術師の主様

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呪術師の主様

1 - 呪術師の主様

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2023年04月16日

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私の元いた世界は呪霊というものが存在する。日本でたまに起きる不可思議な事件はその呪霊というものが起こしているのだ。普通呪霊は一般人には見えないし、ましてや触れない。けれど、そんな呪霊に対抗出来る者がいる。それは呪力と呼ばれる特別な力を持つ、呪術師だけだった。なんでこんな説明を冒頭にぶっ込んだかと言うと、まぁ答えは簡単私も呪術師だからだ。いや、だったと言うべきだろうか。元の世界では私はもう既に死んでいて、気が付けば黒猫にこの世界に招かれていた。最初は戸惑いはしたが、転生などファンタジーな世界では常識なのですぐに呑み込めたが。そんな私が悪魔執事の主になってはや数年。今では新たな仲間が増え、屋敷も一段と賑やかになっていた。


「おはようアモン。庭の手入れお疲れ様」

「おはようございます、アモンさん!」

「あ、主様!それにムーも。おはようございますっす」


にしても…ここ、呪霊が多いなぁ……けど、何故かこの世界無害な呪霊しか居ないんだよね。ま、安全なのはいい事なんだけどさ?たまにイタズラするくらいだし。まぁほとんど気付かれてないけど。


「主様?ボーッとしてどうしたんすか?」

「え?いや、なんでもないよ。アモンが育てた花は綺麗だなーって思って」

「褒めてもなんもでないっすよ」

「はは、知ってる」

(主様マジでそういうところっすよ!!!!この天然人たらし!!!)


すげぇな私。良くもまぁこうスラスラと嘘がつけるな。今に始まったことじゃないけど。花の真ん中に呪霊の顔があって人面花みたいになってんだけど。アモンの大事な花に何かしたら祓うからな、と念を込めて視線を送ったらその呪霊はそそくさと消えていった。どや。


「あ、そういえば__ッ!?」


急に背筋に悪寒がはしった。今までこの世界で感じた呪力の中で1番強い。


「主様?どうかしたんすか?」

「アモン、ごめん。ムーを頼んだ」

「え、ちょっ…!」

「えっ?あ、主様〜!?」


2人…1人と1匹?の驚く声を無視して呪力の感じる方へ走る。すると、そこには呪霊2体と対峙しているバスティンとラムリの姿があった。


「バスティン!ラムリ!一旦下がれ!!」

「主様!?来ちゃダメです、こいつ全然攻撃が効かない!!」

「主様、俺の悪魔を解放してくれ…!」

「いや、その必要はない。下がれ」

「えっ?!なんでですか!?」

「……わかった。ラムリ、下がるぞ」

「…もー、わかったよ!」

「ありがと。こいつは私の領分なんでね」

[ゥ謖溈錏ィ………]

「なんて言ってるかわかんないけど…とりあえずさぁ……バスティンに怪我させたの、どいつ?」

「ま、そんなのはどっちでもいいか。お前ら2人とも殺せばいいだけだし」

[ギィァァァァァァァァ!!!]


大振りで掛かってきたので難なくそれを躱す。隙だらけの背後に回って呪力を込めて殴る。本当は武器を使いたいけど呪具はこの世界にないので諦めるしかない。殴った呪霊は奇声をあげて消滅していった。


「あれ、あんたら弱いね。もうちょい骨があるかと思ったんだけど」

[隋ィ冎亜ゥ孶屃騵……ギェェェェェェェ!!!!]

「うっさいなぁ。……“止まれ”」

[グ…ギギ………!?]


呪言を使って呪霊の動きを止める。なにやら命乞いをしているようだが今の私は虫の居所が悪く、その命乞いが大変やかましかったので黙らす為に口をそこらの枝で刺した。ちゃんと死なない程度の弱い呪力を込めてあるので効いているはずだ。


[铔ァ垀ギィァァァァァァァァ!!!?]

「はは。ホントうっさいね。ちょっとスッキリしたし……死ね」


今度は殺す気で強い呪力を思いっきりぶつける。するとそいつは消えていった。


「ひっさびさに戦ったなぁ。やっぱちょっと訛ってるな。鍛えなおさないと……ん?」

「主様!!怪我はありませんか!?大丈夫ですか!?」

「主様、どこか痛むか?」

「ううん、どこも痛くないよ〜。あんな雑魚ごときに怪我負わされる程弱くない…って違う!!!違うからね!?バスティンが弱いとかでは決してなく!!あれは呪力がないと倒せないから仕方ないんだよ!!だからそんなにしょんぼりしないで!!!!」

「それにしても主様かっこよかったです!僕、見惚れちゃいました!」

「え、あ、そう?ありがとう」

「……あれは、なんだったんだ?じゅりょく?というのも聞いたことがない」

「そうそう、それですよ!僕がどんだけ攻撃しても効かなかったのに…主様って何者なんですか?」

「私?悪魔執事の主って以外はただの一般人だよ」













「元呪術師の、ね。」












やっと終わった……最近こういうネタが思い付くんですよね。ただ続きは思いつかないというね。ぴえん。呪術廻戦はアニメとpi○ivの二次創作の知識しかないニワカです(ᐛ )以下主ちゃんの設定です。


【設定】

名前:上杉 和花

性格:どこにでもいる普通の子。ただ身内に入れた子を傷付けられたり泣かされたりすると少し口調が荒くなる。

特技:家事全般が得意だった。唯一自慢できるくらいの特技だったが悠仁の登場により自信が粉砕。(悠仁自身はいい子だし即友達になった。え、この子コミュ力パネェ……)

術式:名称考えてねぇ……。他の術式を真似できる。その人の3分の2程度の力が出せる。例えば伏黒の影だったら制限があり伏黒より狭い。呪言は普通の呪言師より効果(止まれなら止まる時間が少ない)が薄い。

呪力バケモンの1級呪術師。高専は悠仁達が入学した時に卒業済み。悟の教え子であり真希達の先輩。まともだし気遣いできるし家庭能力高めなのでめっちゃ慕われてた。悠仁達とも面識があり仲がいい。

死亡時:上層部の嫌がらせが原因。疲れが溜まっていたが緊急任務らしいので渋々行く事に。仕事内容は1級の退治。実は1級というのは嘘で特級だった。普段なら撤退するところだったが任務帰りで疲れや怪我もあった為いつもより隙が生まれやすかった。


和花死亡後、1部の上層部が消息を絶った。多分五条のせい。自分の可愛い教え子が殺されたらそうなるよね。










続き?そこになければないですね

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コメント

10

ユーザー

凜翔さん大好き、ほんとにありがと

ユーザー

主様かっこよ!? うわぁ、かっこよ、(語彙力失ったわ)

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