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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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大体の注意事項は1話を見てください

今回ネス、氷織はほとんど出てきて居ません。

黒潔、カイ潔がメインです。

ーーーーー

俺たちは今市場に居る、旅の前にノア監修の元必要な物聞きそれを買いに来ている。

必要な物を記した物を眺めていればカイザーが

「まるで初めてのお使いをする幼児だなw」

などと言ってきやがった、正直1次選考の玲王のようにエルボーをかましてやろうかと思ったが辞めていた。

だが夕食に痺れ薬を混ぜておこうかと思う。

大半の物資が揃ってきた頃、二手に分かれて買い物をしようと氷織が言い出した。


「二手に?」

「そう、大半の物資が集まったしそろそろ自分の武器も欲しいやろ?旅も長くなりそうやし護身用は必要やで。」

「ふむ…それもそうだな。よし世一。俺と行くぞ」

「「はぁ!?」」

ネスと俺が同時に声を荒らげる

急に何を言い出すかと思えばとんだふざけたことをぬかしやがった。

は?まじねぇわ….煽るためにそこまでするか?いやするなこのクソマウント皇帝は。


「まてや、何勝手に話進めとんのや。」


よく言った!氷織!!!!!だよな!


「そうですよ!カイザーがこんな負け犬世一に…」

「まぁそういうなお前ら、文句があるのは知っている。だが…そうだなここは公平にじゃんけんとやらに従って公平にやらないか?」


ネスの頭を手首を動かしグリグリと握りしめながらそう提案する。いい気味だなおまけ玩具野郎。


「…えぇで、勝った方が潔くんとペアや。」

「え、俺参加出来ねぇの?」

「いいぞ羊、負けたからと言って逆恨みするなよ。」

「ねぇ俺カイザーとやんのいや…」


俺の声を聞かずお決まりのじゃんけんぽんの掛け声と共に拳が出される。

俺に拒否権ないのは納得出来ない。

そして結果は氷織パーでカイザーがチョキ、カイザーの勝ちだ。クソがなんでこいつと周らないけないのだ


「俺の勝ちだな。よし世一さっさと行くぞ。」

「いや待て俺はじゃんけんについては承諾してないぞ」

「くそよいち….僕からカイザーを取った挙句カイザーの誘いを断るんですか….!」


唇を噛み悔しみと憎悪が混じった声で俺に突っかかる。


「キャンキャン騒ぐな世一。もう決まったことださっさと行くぞ」

首根っこを捕まれずるずると引きずられる、こいつ握力ゴリラかよ!全然逃げられない。諦めるしかないな….goodbye俺のゆっくりとした買い物。

ーーーーーーーーーーー

「なぁ…もう十分買ったろ?」


結構歩いてそろそろ疲れてきたんだけど。なんでこいつは平気なんだ?そういやこいつ、試合中も汗一つかいてなかったな。体力化け物なのも納得だ、でも休憩はさせろ。


「ふむ…まぁいいだろう。

最後に武器屋に寄るぞ。」

「分かった。」


武器屋に着くまで長い静寂が訪れる。

案外こいつは普段煽りに来るだけで私生活は無愛想らしい、ノアのインタビューのおまけでチラッと見たことはあるが…そこまで記憶に残ってない。

ふと一つの店が目に入り俺は足を止めた、そこには煌びやかなアクセサリーを売っており素人でも分かる職人の腕….誰もが目を奪われるような魅力があった。


「どうした世一?…ふむアクセサリーか。」

「…おう。なんか気になって」


てっきり煽られでもするかと思ったがカイザーはまじまじと商品を見つめ一つのネックレスを買った。

それは五百円玉と同じ程度の大きさの青薔薇の飾りがありチェーン部分は銀まぁこいつに似合うだろうなぁと思わざるを得ない代物だ。それをカイザーは俺の首に手を合わし付ける。


「…!おい、これ」

「プレゼントだ。黙って付けとけ」


鎖骨の辺りに吊るされている青薔薇をそっと無表情で撫でるカイザーは普段の憎たらしいクソみたいな笑みとは違いまるで彫刻のような美しさだ。

カイザー相手にこんなこと思ってるなんて腹立たしくん”ッと喉を鳴らしてカイザーの胸を押し自分から遠ざける


「ちけぇんだよクソが!!気持ちわりぃ」

「世一くんはほんと恥ずかしがり屋ねぇ」

「黙れ」


さっきの言葉は全撤回、こいつは全てが最底辺の野郎だ。

そうこうしている内に武器屋に着いた。


「らっしゃい…」


そう出迎えるのは國神…お前ここでも闇堕ちしてたんだな。

お前絶対向いてねぇって。


「今日は何しに来た、つまんねぇ用なら追い出すぞ。」

「今日は武器買いに来たんだよ。」

「武器か!おい潔、武器なら俺のにしろ!」


店の裏から雷市が出てくる、すると雷市が一つの武器を手に取る。

その後自分の武器がどうこうとプレゼンしてくるがカイザーは雷市をガン無視してるし、國神は闇堕ちしてるしで今の雰囲気は地獄そのものだ。


キャーーー!!

武器屋の外から女性の叫び声が響いた、慌てて外に駆け出すと女性はその場に膝を着き荷物が盗られたと訴える。

人の波が1部開いていることから逃走経路は判断出来る。追うなら今の内だな


「國神達は女性を見ててくれ!行くぞカイザー!」

「チッ」

「あいあい、全く人使いが荒いのねぇ」


悔しいことに俺より格上のメタビジョンを持つカイザーと主人公感を組み合わせれば最短のルートを見つけれ、追うのは簡単だった。目標のシルエットが見える。

犯人は背丈が俺より低く、その代わりすばしっこくてルート取りが上手い。油断すれば見失いそうだ、氷織みたいに弓を使えたなら良かったが生憎ここには神官(笑)のカイザーと俺しかいない。

何か遠距離で狙える….あ

そうだあんじゃん!!!当てれるの!!

パズル・ハイ(パズルバラバラ状態になりなんでも試したくなる現象のこと)になった俺は止められない。直ぐさま首元で太陽の光を反射しキラキラと光っていた青薔薇をブチ取ってそれを真下に落下させると持ち前のダイレクトシュートで犯人の首に当てる。

ナイショだな!

犯人は気絶したようで前から倒れる。と同時にカイザーから貰った青薔薇は落ちる衝撃と共に粉々になったがまぁ無視だ。

「おま….イカれてる…」

「よしカイザー!はよ捕まえるぞ!起きる前に!」

「….」

カイザーは黙って犯人に近ずいてそのフードを取る。

….その姿は見覚えのある俺の惑星こと黒名出会った。….一気に罪悪感が押し寄せて来た、後で謝ろ….。

顔を確認したカイザーは魔法で黒名を拘束し、回復魔法で傷を治すと共に起こす。


「おい、起きろ。」

「ん…は!動けん動けん!」

黒名は ジタバタと拘束から抜け出そうとするがそれが無駄だと分かると絶望したと言わんばかりに天を仰ぐ。取り敢えず女性の元へ戻るとしよう。

ーーーーーーーー

その後女性の許しのお陰で警察のお世話になることはなかったが黒名は依然として詰んだ、詰んだとしか発さなくなってしまった。

「….お前なんで盗みなんてしたんだ?」

こっちの世界では性格頑張って違うかもしれない、だが俺には黒名がわざわざ理由無く盗みをするとは考えられなかった。

「食い物が無かった….」

「食い物が?」

「…貧困街の人間だろう、そのチビの体を見れば一目瞭然だ。それに貧困層の犯罪はよくあることだ。」

黒名は図星なのか下を向く、俺はどうにか出来ないだろうかと思考すると一つの案が浮かんだ。

「食うもん無ければ俺達に着いて来いよ。」

「「はぁ!?」」

「だってお前すばしっこくて強そうだし、ほら!人数はあるだけいーじゃん!」


このあと潔の説得(レスバ)に屈しカイザーは黒名が着いて来ることを認める代わりに新しい青薔薇の飾りのあるイヤリングを付けさせた。

その後氷織ペアと再会しまだまだこれから大変なことになることをまだ潔は知らないままだった。

ーーーーーーーーー終わり以下あとがきです。

気が向いたので続きましたが3話目があるかは知りません。有るならば次はスペインかイタリアに行きたいなーっと思っています。

正直黒潔要素もうっっすくて反省してます。ごめんなさいでした。

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