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私には6人の親友がいる。みんな個性豊かである意味変人とも言えるだろう。
でも一緒にいて楽しい。
「あっ、いちごちゃん!おはよぉ!今日もかまそ!」
1人目は紫くん。通称親分。私達をいつもまとめてくれるリーダー的な存在。
「おぉいちごちゃん!おはようさん!なぁ聞いて聞いて!また新しいダジャレ思いついたんや。」
2人目は橙くん。通称最強エンターテイナー。私達の中では一番っていっていいくらい面白い。
「おっ、いちごちゃん!おはよ!」
3人目は桃くん。通称脱糞ゲーマー。ゲームはうまいけど、下ネタが…。
「あー!いちごちゃーん!おはよぉ!」
4人目は青くん。通称さる。もしくはヤギ。よくボケてよくすべる。
「いちごちゃん!おはよ!」
5人目は赤くん。通称犬。ツッコミ役になることが多いけどボケてもいる。
「いちごちゃん。おはようございます!」
6人目は黄くん。通称腹黒サイコパス。よく喧嘩してる。ゲームあんまりしないのにうまいのがなんかすごい。
青「まじで学校ってだるーい。さぼろーよー。」
紫「青ちゃん。何回サボるの?そんなにサボってるとまたテストの点数下がっちゃうよ?」
青「ぐぬぬ。それは…。」
桃「まぁめんどくさいのは事実だべ。」
青「でも桃くんは頭いいじゃん。その学力よこせ。」
桃「まぁそれは無理だな。」
青「ぐぬぬ…。」
赤「まぁ新学期だし頑張ろうよ。」
私達は私立苺ヶ丘学園に通っている。世間一般的に言えばお金持ちしかいないような学校だ。お金だけでなく、学力もよくないと入れないから毎年の倍率がやばいことになっている。
紫「そうそう、いちごちゃん。苺の国の王子様って本覚えてる?」
苺「もちろん!怪獣と思っていたのが実は王子様だったって話でしょ?」
桃「あー、そういえばそんな本あったな。」
紫「そう、この前学校の図書館で見つけちゃった!」
黄「ほんとですか?こんど借りにいきましょ!」
青「もち」
「きゃー!全員そろってる!」「今日も拝める…。」
「あの女、またいるわ。はやく消えてくれないかしら。」「それな、まじでうざい。」
いつも通り。やっぱりみんなはかっこいいから人気。あの子達からしたら私は害虫だろう。
やっぱり私はいないほうがいいんだ。はやくここを離れなきゃ。
苺「ごめん、私先に行くね。」
黄「だめです。僕たちといてください。」
青「そうだぞぉ!」
紫「今一人になったら何されるかわからないからね。」
桃「あんなの気にしてたらきりがねぇ。」
橙「悪口はやめてほしいんやけどな。」
苺「っ…。」
私のせいで迷惑かけちゃった。私のせいだ…。