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星の英雄 ゲズとリオン

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星の英雄 ゲズとリオン

67 - 第63話 「守るべき者、その名は」

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2025年05月30日

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第63話『守るべき者、その名は』
🌸 ゴッドエデン・慈愛の庭


満開の花が咲き誇る、美しい庭園。

風に揺れる白銀の草木が、まるで時の流れを止めているかのようだった。


その中心に立つのは――セレナ。

そして彼女の前に、やわらかな微笑みをたたえた愛と美の女神・アフロディーテが現れた。


「あなたの試練は、“守りたいと願う心”の真実。

セレナ、あなたは愛する者のために、どこまで闘えるのかしら?」



💔 心の傷、そして祈り


庭園の景色が歪み、気づけばセレナはレファリエの丘にいた。

あのとき兄・リオンが命を落とした知らせを受けた、絶望の場所。


(兄さんが……死んだ? そんなの……嘘よ……!)


彼女は泣き崩れ、ただ祈ることしかできなかった。

そのとき、心の底から生まれたのは――


「私が……もっと強ければ……!

誰かに守られるだけじゃなくて……私が、守りたいのに!」



👥 分身との対話


突如、セレナの前にもう一人の自分が現れる。

その瞳は揺らぎ、叫ぶように問いかける。


「本当に守れると思ってるの? あなたのような優しさで?」

「犠牲を前にして、あなたは“選べる”? 誰かを救う代わりに、誰かを捨てる覚悟があるの?」


セレナは拳を握りしめる。

そして、迷いながらも答える。


「私は……選べないかもしれない。

でも、それでも私は戦う。

みんなを救いたい――たとえ、この命を懸けても!」



🌟 真なる慈愛の覚醒


その瞬間、分身が静かに微笑み、光に包まれて消える。

アフロディーテが再び姿を現し、彼女の胸元に淡紅の愛の紋章が刻まれた。


「あなたの愛は、弱さではない。

それは、誰よりも強い“覚悟”の証。

愛とは、犠牲ではなく、信じる力よ」


セレナは涙をぬぐいながら、力強く頷いた。


「ありがとう……。私はもう、立ち止まらない。

兄さん、ゲズ、ウカビル……そして、世界を守るために」



🌌 遠くから届く気配


その頃、空に微かな歪みが走る。

誰かが“神の国”を見つめていた。


闇が胎動し、やがて、地の底からサタンの軍勢が目を覚ます。

だがそのときまでは――まだ少し、時がある。


そして、残るはただ一人。


最後の試練を迎える者――ゲズ。


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