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「ねぇ駿、僕のこと好き?」
「なんだよ急に、キモイこと聞くなよ。」
「だよね笑ごめん、もう二度と聞かないよ。」
僕はその日のことを思い出しては泣いていた。
毎日毎日泣いて、もう泣きたくないのに、
心が勝手に涙を流す。
もしかしたら、と淡い期待をもった自分がどうしようもなく哀れだった。
どうすれば出会った頃に戻れるのだろう、どうすれば君に触れたときのじんわりとした、どこか泣きそうになるような温かさを感じなくなるのだろう。
例えばの話だ、自分の感情に鍵をかけられるとしたらどうだろう。
そんな物があるとしたら僕はこう願うだろう。
「もう二度と駿に恋をしませんように。」
To Be Continued…