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♢ ATTENTION ♢
・一話に記載してある通り
kn「」 ⌇ hb『』
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hb.side
どこからともなく鳥のさえずりが聞こえてきて、うっすらと重い瞼を開ける .
もう朝なん…?んーと…今日は仕事休み貰ってて…ゆっくりできるから……、まず二度寝か、 .
もう一度夢の世界に行こうとして、ハッと昨日の出来事を思い出す .
そういや子犬拾ったんやった!
『子犬!起きてる、か………』
起き上がってばっと横を見るけれど、そこにいたのはあの金色の毛並みの子犬ではなく金色の髪の男性だった .
『う”わああああッ!?!?』
「…ん”、なに……うるさい…」
いやうるさいじゃなくて!!
『えあの、誰!?エッ、待ってほんとにどちら様!?』
仕事柄、ストーカーっていう説が有力なのでとりあえずベットから下りて一旦不審者から距離を取る .
…いや、ストーカーが一緒のベッドで寝てくるとか普通に聞いたことないんですけど .
せめてベッドの下じゃない?
「…あれ、別にそんな逃げなくても…」
「まあいいや、おはよう雲雀」
ベッドの上で頬杖をつき、甘く微笑んで話し掛けてくる不審者 .
不審者の癖に黒い服ではなく白と黄色のコートを羽織っており、顔はとても整っていて、甘い雰囲気を纏った甘いルックスの美青年だった .
、もし仕事で関わったことがあるなら名前は知られててもおかしくないけど…こんな見た目の奴、仕事で相手したことねぇぞ .
てか、子犬は?
子犬は俺の隣で寝てたはずなのに、いるのはこの不審者だけ .
「おはようじゃなくて!、…誰ですか」
「…それと、そこで寝てたちっさい子犬、どこに行ったか知ってますか」
警戒心を解くことなく、不審者をじっと見詰める .
すると不審者は目をきょとんとさせて首を傾げた .
「え、わかんない?」
「あんなに褒めてくれたのになぁ、」
褒めた?…俺が?コイツの、どこを?
コイツは、一体何言って……
「この目と髪、よーく見て思い出してよ」
言われるがまま、不審者の目と髪を見る .
宝石のような青い瞳 .
満月を連想させるようなふんわりとした金色の髪の毛 .
その髪には一箇所だけ夕焼け色のメッシュ、が、入っ、て……
俺…見たこと、ある .
この瞳も、この髪の色も .
自分の中で出来た憶測はどうも信じ難いものだけれど、 …でも、こんな…、偶然…… .
目を見開いてピタリと固まる俺にそいつはふっと笑った .
「わん♡」
「ね、思い出してくれた?」
まさか…コイツが、昨日の…子犬?
あんなに可愛かった、子犬?
『…ぃや、ちょ、信じられんて』
「ほら、これでど?」
『……!!』
そう言うそいつの頭と下半身にはポンっと犬耳としっぽが生えた .
すげえふわふわしてる… .
昨日の子犬と同じ… .
こんなの見せられたら、嘘だと言う方が難しい .
「目輝かせちゃってかわいー」
「なあに、モフりたい?」
『えっ、あ、いやっ』
そいつは段々と近付いてきて、する、と指を絡めてきた .
「あーそういえば僕も忘れてたや」
「僕の名前教えてあげる、風楽奏斗だよ」
『か、なと……』
「うん、そう」
顔と顔の距離が近くなって唇が触れてしまいそうになる .
そいつの甘い雰囲気にやられたのか、顔に熱が集まった .
「顔赤くなっちゃって、ほんとかわいい」
どさ、とベッドに押し倒される .
「食べてもいーい?♡」
NEXT.♡500⤴︎
コメント
10件
奏斗が奏斗に!(?) ひば の動揺してるの可愛い~♡頭痛いのどっかいった!knbaとばりりっち︎💕︎︎に感謝(ㅅ´꒳` )
え、あ、やば、好き(語彙力) ばりちやばいて。 めちゃめちゃ世界に入り込める! 書くのうますぎ✨ …ごめんやっぱばりち好きだわ
わ~!ついに人の姿にぃ~?!🤩続きが出るたび次回が楽しみで楽しみでたまらない~~!!KNTもふりたいよぉ~!続きめちゃめちゃ楽しみにしてる!!勉強頑張る!!