廊下の突き当たり、美術室の前を通ったときだった。
ガタ…..。
💜「え?」
💛「…え?」
💜「い、今の聞いた?」
💛「風だろ。多分」
そう俺は言いながら扉に手を伸ばした。
扉の取ってに触れた瞬間、内側から”コン”と軽く叩く音がした。
俺たちは驚きと恐怖で同時に固まった。
💜「…..だ、誰か、いるんですか?」
深澤が震える声で呼びかけるが返事はない。
代わりに、扉の向こうで何かがゆっくりと歩くような”ズ…ッズ…“という擦る音がした。
💜「開けるなよ?ぜ、絶対に」
💛「開けねぇよ!」
恐怖でどうにかなりそうだったが走るようにしてその場を離れる事が出来た。
💛「一旦戻るか」
💜「は、はい」
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