ちゃりん。かちゃ。
首に少し窮屈感を覚えて目を覚ます
「ん、?」首に手を当てると布製の首輪が巻いてあった。
「なん、だこれ」
ふわふわの白いベッドから周りを見渡し鏡に向かって走る。
そこには緩めに巻かれた黒い布製の首輪に、前には穴の空いた鉄が着いていた。特に何処にも繋がっている訳でもないが、首輪が外れない
「あら、起きたかな?」
「おいッ!なんだよこれ!」
「ん?なにが?」
「この首輪だよ!」
「別に何処にも繋いでないよ?」
「そういうんじゃない!」
「じゃあなに?」
くい、っと首に着いている鉄に指を入れて引く
「なん、なんだよ」
「怒ってるユウも可愛いねぇ」気持ち悪い笑顔をニッコリと浮かべた男は、俺より背の高い男は、軽々しく俺を抱き上げた。
「ぎゃぁぁぁぁ!離せ!離せ!」思いっきり背中を叩いてもビクともしない、そのままベッドに向かっていた。
投げられるかもと思い目のぎゅっ、と瞑ったが振動は来ずゆっくりとふんわり降ろされた。
「え、」
「怪我治ってないんだから無理はダメだよ」
「首輪そんなに嫌?」まるで犬のよう、耳が垂れたように見つめてくる。
「あ、いや、びっくり、して」
はっ、俺は何を言って、
「なら良かった」
なんで、こいつは俺なんかに
包帯が巻かれた足をとり、上から軽くキスをされる
「後で包帯変えようね」
いつの間にかふかふかのベッドに吸い込まれ眠ってしまった。
あいされたかった、ただおやに、無償のあいがほしかった
ひとりにしないで、少しだけでいいから、そばにいて___
「あい、し、て」
「いいよ」リンは一言呟き泣きながら寝ているユウの手を握りその手にキスを落とした。
「骨の髄まで溶かして、ドロドロになるまで愛してあげる」
(時間開けて書いてるから色々バラバラ(´・-・`)
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