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『……くずはもきた 』
「 ……うす 」
冷たいなあ、相変わらず。
叶は話していくうちにただのツンデレってわかったけど葛葉はどうなんだろ。
どーせ、こいつも私のことだいすきな人種。ツンデレツンデレ。
「 ……なんで、かなえとふたりきり 」
『くずは飲んでる?酔ってるんじゃない? 』
私がそういうと首を横に何回か振って、目の前にあった叶の残りの酒をクビグビと飲み干した挙句、
苦かったのかうげぇ、とかいって舌出してた。
「 ……おれも、…おれ、 」
『うんうん、くずはも一緒に話そーね かわい 』
「 葛葉〜 、僕がいなくて寂しかったの? 」
「 ……べつに、そんなんじゃねぇし、! 」
ふたりから可愛がられる葛葉はいつもだと見れないオドオドぶりで。
弟できたみたいだし犬みたい。思わず頭を撫でてしまった。
「 ん”、!!?!!? 」
「 え” 」
『…あ、つい癖で 』
葛葉は驚いて顔を真っ赤にして、叶は予想外とでもいいたげな顔。
私はと言えば、慣れって怖いなぁ、なんて思いながら葛葉は嫌がってなさそうだし、
そのままわしゃわしゃと撫でた。
「 ……せんぱいぼくは〜? 」
『かなえも〜?いーよ、くろのわまとめて可愛がってあげる〜 』