すみません、……しばらく投稿できない&次の投稿はオメガバゲン千とか言ってたくせに全部違う……😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
違うんです…今回投稿するのはずっと前から完成してたものなので……さすがにずーーーーっと投稿できないの申し訳なさで逆に死ぬので…
今回は 🔞シーンはモブ千(多め)甘々純愛はゲン千(少なめ)みたいな感じですね
みるくてぃーの今までの作品たちの中で一番長くて過激です…
⚠ほんとに千空可哀想=可愛い状態、乳首責め、軽めリョナ(内蔵出ません、四肢切断しません、暴力ですね。あとナイフ使うので血は出てきまふ)、お薬(創造)、小スカ(無意識お漏らしなので千空の故意じゃないです)、多人数、無理矢理、性癖がねじ曲がっているみるくてぃーの癖
『何でもいけます!!かもんかもんーっ!』って感じの方お楽しみください!!
学パロ! 高一千空、高三ゲン、高三モブ3人
一応ゲン千前提なんですが、ゲと千付き合ってないです!両想いなのは気付いてるけどあえて告白をしない、する勇気がまだでない、みたいな感じですね…
しぬほど長め注意!!時間がある時に見た方がよきでしょう!
「っクソ!何しやがる!!」
「え、何って何?w」
「石神クンがあんなことしなけりゃねぇ…激しくするつもりはなかったんだけど〜…」
「ま、ヤることは確定だったけどな?」
ギャハハハハ!!
(…ぁー、なんで、…こんなことに…)
時は三十分前に遡って…
高等学校、金曜日、午後四時、放課後の時間。
一年四組石神千空は、昇降口で三年四組浅霧幻を待っていた。
千空は幻に好意を寄せている。幻も同様に、千空に好意を寄せていた。数ヶ月前、天才科学少年千空の噂を聞きつけ、幻が実験中の千空に茶々を入れに来たことが、接点の無い二人が仲を深めるきっかけとなった。
二人のお互いの第一印象は一言で言えば最悪。千空から幻はと言うと、胡散臭いペラペラ男。幻から千空はと言うと、先輩に対して生意気な子。
ただ、幻が何度も千空の元へ訪れるうちに、二人は惹かれあった。そして現在、両想いであることは幻も千空もなんとなく察しているが、お互いがお互いに一歩踏み込めずにいる、と言うべきか。二人は恋人ではない。
(幻のやつ、おせーな…)
ほとんどの生徒はもう帰っていて、数分前までがやがやしていた昇降口も、今やシーンとしている。
ピコン、ピコンッと、千空のスマホの通知音が、静寂に包まれていた廊下に二度響いた。スマホのホーム画面を開くと、LINEの通知。相手は幻。『俺日直のお仕事あるから先に帰って〜!ジーマーでメンゴ!!気をつけて帰ってね?』というメッセージと、可愛らしい猫が大泣きで土下座しているスタンプ。
「…っふ、…」
ただ一緒に帰れないだけなのに、これほど大袈裟に連絡してくる幻が面白く、千空はふっ、と小さな笑みをこぼした。その笑みの裏に幻に対しての愛しさが無意識にあることを千空は知らない。
幻が送ってきた猫のスタンプは最近大バズりしている流行りのキャラクターで、幻はそのキャラクターが好きなんだとニコニコで千空に話していた。
二週間ほど前、幻と千空は放課後の寄り道でゲームセンターに行っていて、幻はクレーンゲームで猫のキャラクターのグッズをどうしても取りたいと半泣きで台とにらめっこしていた。
なんやかんやでグッズが二個手に入り、幻はその一個を千空にあげ、今となっては幻と千空のペアリングになっていて、その二つのグッズは二人の学校の鞄に着いている。
そういえば幻のヤツ、グッズのために小遣い全部溶かしてたよなぁ。と、微かに口角を上げた千空は思い返しながら、鞄にぶら下がっている猫を優しく触る。
(…帰るか)
千空がクルッと踵を返し、歩き始めたら…
ドンッ
「っいってーなー!ちゃんと前見とけや一年!」
千空達の高校では、学年ごとにスリッパの色が指定されている。一年生は赤、二年生は青、三年生は黄。
千空がぶつかったのは黄色のスリッパを履いた三人組。千空の身長は171.4cmで決 して低い訳では無いが、その三人組は千空よりも遥かに大きくガタイがいい。190cmはゆうに超えていそうだ。
「…あ”ー、悪かった。じゃーな」
絡み方で明らかに面倒くさそうな人達だったので、千空は素直に謝って退散しようとした。が…
ガシ、
(っ、うわ…)
「おい待てよ、お前もしかして噂の一年?」
「あ?…マジじゃん。理科150点とったっていうあの?」
足早に三年軍団の横を通り過ぎようとしたら、腕をガシッと掴まれ、逃げられない状態になった。男達はまるで小学生のようなノリで会話を続けている。
(なんだコイツら…ガチでめんどくせぇ…)
「あ”〜、お楽しみ中悪ぃがな、この後用事あるんでなぁ、手離しやがれ」
「んなつれないこと言わずに〜!」
「お前結構可愛い顔してるし?『先輩と後輩!?ラブラブ週末4P♡』みたいなの興味無い?」
「きっしょwまあそれ大賛成だけど!俺ら全員ホモだからさ」
「っ、」
(まずい方向に転がってきた…さて、どーすっかな…)
「全く興味ねーな?俺は科学一筋なもんで…」
「いや〜案外イイもんだよ?」
「早く行こうぜ?絶対気持ちよくさせてやるよ」
……内心、千空は焦っていた。 ただ、この数分間の話の中で千空が理解したのは、この三年軍団はノリで動くということ。 下手すれば、本当に『先輩と後輩!?ラブラブ週末4P♡』とやらをやらなければいけなくなるかもしれない。
ならばどうするか。
幻のような優れた交渉術もないし、ミジンコ千空がこの三年のゴツイ男達に正面突破で切り抜けられるはずもない。 理想のパターンは、教師がこの現場を目撃して三年軍団を取っ払ってくれること。 が、生徒が帰った後の教師はほとんど二階の職員室で仕事をする。一階の昇降口を通る可能性は低い。
一瞬『幻は…』と千空は考えたが、日直の仕事は時間がかかる。そもそもの話、幻は巻き込みたくないのが千空の本音だ。
詰みに近い状況。焦るのも当然。 今千空がとれる最善手は、誰かが来ることに賭けてここで粘ること。
「ヤると言っても何をどうすんだ?俺はそーゆー性的なことやったことねぇんだが…」
「イチから説明してみろ」
「いやいや、エロを説明て…範囲広くね?w」
「そりゃァ沢山あるよなぁ〜…」
案外、素直に受け答えをし、そのままペラペラと説明をし始めた。 千空の予測通り、こういう奴等は性的な分野になると饒舌になる。
このままいけばかなりの時間稼ぎになるかもしれない。
かれこれ十分弱程度経っただろうか。
「いやーもっとエッグイやつあるんだけどさぁ、流石に可哀想じゃん?w」
「初めてなんだろ?少しくらい優しくしてやるよ」
「じゃ、もう待てねぇし行こーぜ♡」
「…、」
千空は時間稼ぎに男たちとの会話を続けたものの、もうタイムリミットは過ぎたようで、会話が終わろうとしていた。だが、誰かがこちらに来る気配は全くない。
(クソ、限界か…!)
それでも、千空は諦めない。
三人の男が一瞬、千空から目を離した時。
ダッ!と、千空が廊下を風を切るように走り出した。突然のことに、三人の男は目を見開き、言葉を失い、その場に立ち尽くす。その間も、千空は走り続ける。
二階の職員室を目指して。
「ッおい!!待て!!」
千空のスタートから数秒遅れて、男達も千空を追い始める。”待て”と言われても、千空は決して足を止めず、階段を一気に駆け上がる。男達のスタートが遅かったため、千空と男達の距離はだいぶ離れている。
職員室は二階の一番隅にあり、千空が今いる場所から見るととても遠い。千空の体力だと、いずれは疲れスピードを落としていき、職員室に着く前に必ず捕まってしまう。
そう考えた千空は、男達との距離が離れていて千空を目視できない今のうちに、階段を上ったすぐ目の前にある教室に身を潜めることにした。
「ッ、…っ…」
教室の前方の扉から入り、後方の扉のすぐ隣にあるロッカーに、上がる息を必死に抑えて隠れる。少しすると、男たちの足音と声が聞こえてきた。音はだいぶ近い。千空がいる教室の中に入ってきたのだ。
「隠れても無・駄〜!」
「ここの教室に居るのは知ってんだからな〜?」
ドクンッと、千空の心臓が飛び跳ねる。まさか、教室に入るところを見られていたのか…そんな心配が頭をいっぱいにする。
足音が、一音ずつ、一音ずつ、大きくなっていく。それにつれ、千空の鼓動も早く、大きくなっていった。ずっと鳴っていた足音がすぐ近くで止まる。
静寂の中だが、千空の心臓は早鐘を打ち、とてもうるさい。
「……」
「…んー、勘違いかもしれねーし別の教室にも行ってみようぜ」
「ま、それもそうか」
ガラララ…ピシャンッ
すぐ隣の扉が開いて、閉まる音。男達は、この教室から出ていったのだ。千空はそう考えた。
(こっちに戻ってくる前にバレねぇようにこっから出て、そんまま帰るか……)
(追いかけられているわけでも、捕まってるわけでもねぇなら、職員室に行って助けを呼ぶ理由もねぇしな)
千空はロッカーの中で計画を立て、ほっと息をつき、ゆっくり…ゆっくりとロッカーの扉を開ける。 扉を開けた先にあるのは、ガラリとした放課後の教室。
_ではなく。
「ッヒュ…」
見えた光景に、千空は息を呑む。
「…みーつけた…♡」
三人の、大柄な男達だった。
何故、どうして?先程の音は幻聴だったのか?
そんなことを考えて、千空は必死に思考を巡らせる。そして、千空は気づいた。
男達は、ロッカーの前から一歩も動いていない。ただ、すぐ隣にあった教室の扉を、その場から動かずに開けて閉めただけだった。『男達は出ていった』と、会話と、教室の扉の音で勘違いをさせて…
千空を、自分の意思でロッカーから出てこさせるために。
「…あーあ、逃げたからには、激しくしないとな〜…」
「ね、石神クン…?♡」
そして、冒頭に戻る。
千空は男の家に連れていかれた。
そのままベッドに放り込まれ、手首を拘束。千空にとって、なんとも屈辱的な状況だった。
「あ、どうする?記念に動画撮っとくか?」
「記念って?」
「天才科学少年の過激すぎるエチエチ処女喪失記念♡」
「じゃあ俺撮るわw」
「ッ…、はっ、暇なんだなテメーら」
『弱みを見せてはいけない』と考え、千空は強がり悪態をつく。千空の言動を男たちは無視し、ピコンッとスマホの音を鳴らし、動画の撮影を始める。
「んじゃ、早速始めるぞ〜」
前ボタンがどんどん外れていき、綺麗なピンク色をした可愛らしい乳首があらわになる。
「うおっっいかにもって感じ??w」
「処女サイコー!」
指の腹で、豆のように小さな乳首を押し潰すように触る。初めていやらしい手つきで触られるそこは、驚いたようで…
「っひ、っ…!?ゃ、…!ァ、っ…」
(なっ、んだ…これ、…!)
「え、マジ?感度良すぎね??」
「期待の超新星じゃーん!」
「っ変態、ヤロ…〜ッ!」
一人が乳首を弄っている間も、もう一人の手は空いているため、その手は千空のズボンへ…
チャックを下げ、ズボンを脱がし、ついには下着を…
「うわぁーーー、こっちまで綺麗とか、どうなってんの?」
陰毛の一本も生えておらず、陰茎自体はというと、白が強めの薄めピンク色をしていた。 そして、形自体も整っており、グロい。という感想は一切持たせないような陰部。
乳首を触られて体が反応したのか、半勃ちになっている。
「じゃじゃーん!ロ〜ション〜!」
「ついでに乳首にもかけとこー」
「っァ、っ…っん、」
そう言って、両乳首にドパッとローションをかけ、その後、後孔にローションを塗りつける。ローションの高粘度さが余計乳首の快感を増幅させるようで、段々と勃起していく。
そして、後孔に、つぷりと太い指が一本侵入した。
「っ…!!」
ローションを使用しているため、比較的スムーズに奥へ奥へと入っていく。気色が悪い。千空の最初の感想はそれだった。
知らない男の指が自分の中をずんずんと進むその感覚の気持ち悪さに、千空の顔は徐々に引き攣っていく。
「さーて、石神クンの前立腺はどーこだーー…」
「ぃ、…!…っうぅっ…〜!」
(ッ…気持ち悪い、離せ…!!)
「…っ、ふ、っぅっ…」
「…!!ぁ”ッ、…!?♡」
「っお、これか?」
「っひぃ、っぉ”、っおすなぁ…!♡」
不快感とは裏腹に、前立腺を触る度に千空の腰が快感でビクビクと跳ねる。その反応が男には面白く見えるようで、中指で何度もしこりを押し潰す。
「おいおい乳首も忘れんなよ??w」
「ッ!ぉ”、ァ、っあ、!♡ 」
乳首と前立腺。千空でさえもたった今初めて知った弱い所を同時に責められ、絶頂が近かった。陰茎は完勃ち、陰部は先走りでびしょ濡れだ。
「ッ、!!♡ィ”ッぐぅ、”…〜!!♡」
溜められていた熱が一気に勢いよく白い液体として吐き出される。精液は千空の腹や胸を汚した。千空は、胸と後ろだけで達してしまった。
(ぁ、たま…まわんね、…)
「おーおー早いな!?」
「マジで感度良すぎ!ビンカンお肌でちゅね?w」
「ま、イっても続けるけどーー♡」
「っん”ひ、ッ…!」
指が一本から二本に増え、圧迫感が大きくなった。行為が初めての後孔は入口がキツキツで、指の根元まで入れるのにも苦労する。
そして、指が二本になったことを活かし、指と指で前立腺を挟み、ふにふに、こりこりと揉みしだいた。
「あ”ッ〜!ァ、っ!”♡」
「あー、イったばっかだから膨れてんなぁ」
「なーーー動画撮ってばっかでなんもやってねーんだけど??」
「知るかよ!?片手で動画撮って片手でちんこでも扱いとけ!」
「そうするわーw」
そうして、もう一人が片手のみで陰茎を弄り始めた。萎えた陰茎を手全体で握り上下に擦りながら、親指に力を入れ裏筋をなぞった。
「っひ、…ッ、!♡”ぁ”ー、♡ぁーーっ、!…♡」
「はーい、三本目いきマース♡」
ローションを追加し、三本目がズププと入っていく。指三本を大きく抜き差ししながら、指先が前立腺にコツっと当たるように弄る。
「ぁ”ん、ッ、♡ぁ、ァ”ッ、♡ゃ、っやだ、ッぉぉぉ”ッ〜…!!♡」
「はァ”ッ、ァ、♡っー”…!♡ッィ”ッぎゅ、っ…!!♡」
「〜〜…ッ、!!!♡♡」
デジャブのように、もう一度精液を吐き出す。千空はもう限界のようで、体のあちこちが痙攣し、意識が朦朧としている。顔は涎と涙、上半身は精液と汗、下半身はローションと先走りで濡れていた。
「ッはー、♡っはー、…はーーっ、…♡」
「困る〜〜『もう限界ですー無理ですー』風な感じ出すなよー…」
「これからが本番じゃん?♡」
そんな、信じ難いことを言い、後孔を弄っていた目の前の男がズボン、下着を脱ぎ始めた。
そして…
「…は、…??デッ…!?」
先程まで快楽に溺れて真っ赤になっていた千空の顔は、男のグロい陰茎を見て一瞬にして真っ青になった。
「処女喪失までーー??」
「「「5!」」」
「「「4!」」」
「ひ、ッや”、めっ」
「「「3!」」」
「やめろっ、!!」
三人の男が声を合わせてカウントダウンをし始めた。『処女喪失まで』ということは、数字が0になれば信じられないほど大きいこの陰茎が後孔に入ってくる。
そんなの、行為が初めての小さな千空の後孔には耐えられないし、千空自身も耐えられない。
今日初めて会った名前も知らない三年の男達に自分の初めてを奪われるなど、精神的苦痛でしかないのだ。
千空は声を荒らげ、必死の抵抗をする。逃げられるはずもないのに。感情を見せたら逆効果なのに。そんな簡単なことにも気づけないほど、千空の精神は追い込まれていた。
(嫌、助け、…怖い、怖い…っ!)
「「「2!」」」
「やだァ”、!!!やだっ”!!!」
「「「1!!」」」
「ッ、げ、…ッげんっ…」
ズプンッ
「ッ〜〜〜!!!」
「処女喪失おめでとーーう!!!」
「、…ァ”…っ…?……!」
小さい後孔に大きい陰茎が勢いよく挿入されると、強烈な痛みと圧迫感に、涙が溢れる目をこれでもかと言うほど見開き声にならない悲鳴をあげる。
信じられない、信じたくない。そんな思いが千空の意識を段々と遠ざける。
男はお構い無しに腰を前後に激しく振り、パンッ、パンッ、という音が何度も、大きく、早く鳴っている。
虚ろな目をした千空の口から、体を揺さぶられる度に小さな喘ぎが漏れ出て、体がピクッと痙攣する。嫌でも、気持ち悪くても、怖くても、体は反応する。が、千空には大声で喘ぐほどの気力はもう残っていなかった。
「ぁ、っ♡ぁ…ぁ、…っぁっ♡」
「おーい、大丈夫かーー??」
「もうトびかけじゃね?」
「ッうぉぉぉ…、!めっちゃ締まる…ッ♡♡」
『トぶなら早くトんでしまいたい。早くこの時間が過ぎてしまえばいいのに』色々な負の感情の土台の上、千空はそのことしか考えていなかった。
「これすぐイク…!!♡♡」
「ッ出すぞ…ッ〜!!!♡♡」
「〜っんんん、っ…♡」
男の精液が千空の中にどぷどぷ入っていく。まるで、その精液を陰茎から搾り取るかのように、千空の中がうねうねと動く。千空の陰茎からは精液などもう出ない。中イキをしたのだ。
千空はもう限界をとっくに超えていた。視界が段々暗くなり、そして、意識がなくなった。
バシャッ!!
「!?!?ッがっ、…!?げほっ、!ぅ”えっ…!!」
「おー、起きた起きたw」
「髪下がると色気やばくね?」
「ぇ”ほ、……ぁ…?な、に…っ、」
バシャッという音と共に、重みを帯びた酷く冷たい何かが顔に一気にのしかかる。呼吸を奪われ、瞬時に髪が、濡れた布切れのように重たくなる。その状況で、何か とは、水なのだと千空は理解した。
トんでも水をかけられ起こされる。トんでもこの地獄のような時間は終わらない。そのことを悟った千空は、震えた。絶望した。
幻に会いたい。抱きしめたい、抱きしめて欲しい。千空の中で、悲しみと虚しさ、寂しさが増幅していく。
そんなことを考えていたら、さっきの男とは別の男が、千空に挿入をした。
「ッぁ”ァ、っあ、っ…〜!!♡」
「っうぉ、♡♡マジだ…超締まる…!?♡」
「だろ!?」
「羨ましーー早く挿れてぇーー」
再び、パンッ、パンッという音が部屋に響く。陰茎が抜き差しされると千空の弱い所である前立腺がよく刺激されるため、快感が脳を襲う。
「っぃ”、っぅ”ゥ、ッ、♡ぁ”…〜ッ!♡」
「げ、げんっ、…♡げんっ、…〜!♡」
「幻??…あーね、」
「んーー…そうだw」
「今お前が犯されてるの、なんでだと思う?」
今の千空の体力はもう0に等しく、悪態をつくことも、質問に答えることもできず、涙を延々と流し、男の言葉に耳を傾けることで精一杯だった。
「正解は〜…」
「浅霧幻に命令されたからでしたーー♡♡」
「………ぁ…?」
「……あーそうそう、浅霧の野郎なんて言ったと思う?こりゃまた酷いんだぜ?w」
「『一年の石神千空っていう子、俺とすごい仲良しなんだけどね?もうマジでいらなくなっちゃったから君らにあげるよ♪』だってよw」
「やべーw」
「どうしてか聞いたら、『嫌いになっちゃったん
「違えッッ!!!!!!」
部屋にずどんと鳴り響く怒声。その声の主は、先程まで男達にひとつも返事を返さず、幻のことだけを考えていた、弱い少年。
激しい怒気に空気が震え、場にいた全員が思わず息を飲んだ。その一言だけで、周囲の空気が凍りつくほどだった。
その後、最初に声を出したのは千空。だが、その声は酷く弱々しく、嗚咽が混じっていて…
「っ、ひぐ、…げんっは、…っんな、こと…っ…」
「ぅ”っ…、ぐ、っ…うあぁ…っ、…」
千空の目から涙がポロポロと溢れる。 『違え』という否定の言葉は、現実逃避に近いもの。
目を瞑りたくなる現実を否定したかった。 こんな男達の言葉を疑わず、真っ直ぐに受け取ってしまうほど、千空は疲れ果てていたのだ。
当たり前かのように、メッセージで『気をつけて帰ってね?』と言う、あの心優しい少年が、千空を危険に晒す真似をするはずがない。
「あーごめんごめん嘘だよ嘘ー!」
バチンッ!!
「ッぃ”っ、…!…ッ…〜!?」
「、…?ぁ…っ…?」
嘘だと聞いた瞬間、安心、男達に対しての怒りなど、様々な感情が湧き出てきたが、その後一秒も経たずに、バチンッという、肌が弾ける音と共に、千空の左頬に激しい衝撃が走った。何が起きたのか理解できないまま、ジンジンと痛む頬を涙で濡らしていく。呼吸が荒くなり、男を見る目も、恐怖で染まっている。
「…いやー、急に怒鳴られてビックリしちゃったからさぁ、お詫びというか?」
ドゴッ、バキッ、グリッ、…
「ッが、ッ…!ゥ”ッ、ぉ”え、ッ…っ、ゥ、…!」
「ふ〜!いいねーっ!」
顔、胸、腹、様々な箇所を殴られたり、蹴られたり、強く押されたり…腹を殴られたことで胃を強く押し潰され、胃液が喉にせり上ってくる感覚を覚えた。
男の急すぎる行動に千空は驚きを隠せない。
痛感と快感。その二つに耐えなければならなかったのが、完全な痛感のみになった。
「ッぐッ、ぃ”だ、ッ…、ふぐ、っッ”…っ!」
「っあーーーきもちぃーーーーー!!♡♡」
「ちょっと待ってろ、いいの持ってくる」
パンッパンッパンッ_
「ぁ”ァ”ッ!!♡♡や”ッ、♡♡ぁ”あっ、!ァ”ーーッ!!♡♡」
「らめッ!!♡♡ひゥ、ッ♡♡いぎゅッゥ”ッーー!!♡♡♡」
「軽くやってるだけでこれはヤバイな…っ♡」
「お前なんでこんなもん持ってんだ」
「秘密w」
「まー、この薬効果しぬほど短ぇけどな」
動画の撮影を再開させた後、真っ先に千空にされたのは、投薬。この薬は違法で、視覚、嗅覚、味覚の感覚情報を一時的に失わせることで、聴覚、触覚の感覚情報の処理を進める物。 結果的に、目は見えず、匂いも味もしないが、聴覚と触覚が鋭敏になる。
千空は、そんな状態で挿入され、バックの体位で陰茎を抜き差しされていた。
長く感じる行為の疲労に、目が見えないことが加えられ、バランスが崩れ、上半身が倒れ、ベッドに張り付くような形になった。それでも男は腰振りを止めない。千空の下半身だけが高く持ち上げられている。
「ーよっ…と、」
ゴチュッ!!
「ッァァ”ア”ッ!!!♡♡♡♡」
「結腸到達ーー♡」
「…ん?」
「っ、♡……、♡♡ッ…!♡♡」
男の陰茎が結腸を貫いた直後、電流が走ったかのように、千空の体がビクッビクッと大きく痙攣をしながら、じょぼぼ…と音を立てて、ベッドの一部分を薄黄色に染めていく。
聴覚と触覚が敏感になっているため、目が見えなくても、鼻が利かなくても、尿が出る音、感覚で、千空は、自分は今漏らしているのだと理解することが出来た。理解したくはないだろうが。
「あーあ、お漏らししちゃったねぇ、石神クン?♡」
「っ、♡ひゅ、…ッ♡…ぅ…ッ♡♡」
真っ暗闇の中で、この先何をされるのか分からないまま快楽に溺れる。恐怖以外の何物でもない。
コツッ、コツッ、と、千空の結腸を拡張しながら奥へと進んでいく。
聴覚と触覚が敏感になっている千空は余計、結腸がうち広げられている感覚が鮮明になり、恐怖と快楽が通常の数倍にもなっていた。
男の陰茎が千空の中を無理矢理進み、そのせいで中がグポッ、と鳴っている。
「んォ”ッ♡♡ぉ”ッ、〜!!♡♡」
「おらッ、♡♡お前はただ穴差し出しときゃいいんだよッ!!♡♡」
「ッ出すぞ…!!♡♡」
男の生ぬるい精液がドピュドピュと中で出される感覚。男が陰茎をグリグリと押し付けている音。 体位のせいで精液が奥へと流れていく感覚。
精液がゴポゴポと流れている音。
千空は、全てを感じ取ってしまった。
「じゃっじゃじゃーーん 」
「これなーんだ?w」
「……っぃ”、ッ…ゃ、…!」
男が手に持っている、鋭い物…それは、ナイフだった。 千空の本能が瞬時に理解をした。男が持っている物は、今から千空を傷つける物になると。
千空は枯れている声を懸命に出し、首を横に振り自分の意思を示すが、その意思表示は意味もなく、消え失せていった。
「抵抗して暴れると傷深くなって死ぬからなーー?」
「っふー、…!!ふーー…!!」
男はそう言って、照明の光にあたり白く光る刃の先を、千空の腹に向ける。この上ない恐怖で千空の呼吸は一層荒くなっていく。
そして
サク…ザク、ザクッ
「ッーーーーー!!!!」
「ぃ”たぃ”いたぃ”いだぃっ”っ!!!」
「んーー、切りにく…先に研いだ方が良かった?」
肌と刃が触れた箇所から赤の液体がたらたらと垂れ、傷を残していく。男達からしても死なれたら困るため、傷はごく浅い。が、傷をつける際のやり方、範囲の容赦が微塵も感じられなかった。
何より、ナイフの切れ味がすこぶる悪く、傷をつける際に余分な力が必要になり、それが痛みを増幅させる原因に繋がっていた。
「ゥ”ぁァ”、っ!!ひぎッ、ゥ”ッ、ァ”…〜ッ!!」
ナイフは腹の上でハートを描くように動き、血と血、傷と傷が交わったところで、千空の腹には血でできたハートが出来上がった。
「ふぉーーかわいいハート♡」
「…ダサっ…もっと他になかったのかよ……」
「俺にセンス求めんな〜」
「ッヒュー…ヒュー…」
ハートの切り込みを入れられていた最中、絶え間なく叫び続けていた千空は、すさまじい痛みで息をするのもままならなくなっていて、虫の息になっていた。そんな千空の気も知らずに、男達は呑気な会話を続ける。
「…そろそろカワイソーじゃね?休憩挟もうぜ」
「ま、そーだな。俺らも疲れてきたし」
冷酷で身勝手な男達も、泣き腫らし涙痕が残った悲痛の表情をしている千空を見て、快楽以外の感情を覚えない訳ではなかった。
ただ単に自分が疲れたから。という、非常に男達らしい理由もあったようだが。
ピロンッ と、男が持っているスマホが音を立て、動画が停止される。
今まで自分が晒していた醜態は全てあのスマホの中に記録されているのだと思うと、怒り、恥、屈辱、色々な感情が腹の奥底から湧き出てくる。
疲労と痛みのストレスで思考がぼんやりしていると、鞄にぶら下がっている猫のグッズが目に入った。
幻の晴れやかな笑顔…あの日の思い出が、千空の脳内で再生される。
『二個欲しいのに…まだ一個しか取れてない…!』
『しかも残りの俺のお小遣いあとわずか…!!』
『バイヤーー!!なんで俺こんな下手っぴなのーー!?』
『うるっせぇ、ガキかテメーは…』
『ったく、貸してみろ』
ゴトンッ
『ほらよ』
『えっ、バイヤー…一発…??』
『こんなもん重心やら摩擦力やら考えりゃ行けんだよ、科学だ科学』
『ひーーんジーマーでゴイスー…』
『…てかさ、俺が取った猫ちゃん、千空ちゃんにあげる♪』
『あ”ぁ…?』
『その代わり、千空ちゃんが取った猫ちゃんは俺のね!』
『テメーのも俺のもデザイン変わんねーだろ、意味あんのかそれ』
『あるよ、ジーマーで!』
『今回に限らず、なんでもさ?自分のものよりも、大事な人から貰ったものの方が大事にしたくなっちゃうじゃない』
『だからさ、欲しいのよ、千空ちゃんから♪』
バシャッ
「……〜〜♡」
バシャッ
「〜〜!」
意識を失って、水をかけられて、めちゃくちゃにされて。
またトばされて、起こされて、痛いことをされて…
トぶ、起きる、犯す……
…………
絶えず続くこの地獄のような時間は終わるのか。
これからの展開に救いはあるのか。
(俺は、幻は、どうなる?)
負の連鎖は続く。
END
コメント
6件
千空ちゃんめっちゃ可哀想なんですけどこれすっごい私の癖なんですよ🥹🥹ゲンちゃんッッ!!ってずっと呼んでて⋯笑でもえっっ、ろくて本当に、ありがとうございます💗私の癖を知っているんですか?!!ってくらい好きな作品が沢山あってうれしーです😘😘これからも頑張って下さい🫶🏻️💖
えこれは続きない系ですか??!?!?!?司とか氷月とか来てほしいんですけど?!?!?!?!!!!!かわいそうすぎて?!?!ほんとにありがとうございました(?)
コメント失礼します...オーマイゴッド!!!!!😭😭😭😇😇千空がっ...千空がぁっ...あぁ...幻頼む助けに来てくれっ...!!!自分の想像を遥かに超える可哀想さに精神が抉られた.....本当にみるくてぃー様はお話を作るのが上手過ぎですよ...もう胸糞悪過ぎてっ゛...!!ヤバい発狂しそう...(深呼吸)はい...本当にいろんな意味でヤバかったです...ありがとうございました...