テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
幼い頃、
「ちょっと目を閉じてて!」
鏡台の前で髪を結ったりおめかしを2人でして遊んでいた。
僕は君はお互いが大好きだ。
骨董品みたいに綺麗な君の隣にいられることも嬉しかった。
でも大人になるにつれて大人が僕達を離した。
僕(そうだよな…身分、大きく違うもんな)
僕は身分という大きな壁を越えることが出来なかった。それは多くの人がそうだった。
でも、僕は隣に立てるように努力をした。
ある日、風の噂で君が誰かと結ばれると聞いた。君が僕にしか見せないあの表情を盗られるのなら僕が君を盗むと決心する。
僕は真夜中に君の部屋に行った。警備のためにいるあの兵士の目を掻い潜り、君の部屋に入るためベランダにたどり着いた。
コンコンと窓にノックをする。すると君は僕の姿を見てベランダを開けた。
君「なんでここに…!」
僕「君は他の人に盗られると聞いた。僕は君を盗みに来た」
僕「連れ去ってくれと言ってくれないか」
そう言うと君は顔をくしゃくしゃにして泣いていた。僕は嫌だったんだろうなと思ったが、手を見るとそっと僕の手を握っていた。
君「連れ去って」
そう聞いて僕は君を屋敷から盗んだ。
僕は君に今まで見せたことの無いものをたくさん見せてあげると約束した。
ベランダから降りて森に入って逃げてる最中に話しかけられた。
君「どこが好きなの?」
そう言われて僕はすぐ答えた。
僕「全部。僕は君と会えなかった時と会えた時を比べるとたくさんある。君は素晴らしい!細胞から全部!」
僕は君の尊さをきっと伝えきれないだろう。
僕「君を僕が証明する」
そう聞いた君は嬉しそうにした。
屋敷は君が居なくなったことで大騒ぎになり、探しに他方に兵士が行っていることを知りそう なるだろうと思っていた。
だから隠れ家に君と過ごした。
それでも僕は君を護り尽くした。
君は僕の手を握り、僕も手を握った。
「君がいれば僕に不可能なんか無い」
Q.今回はとある曲をイメージして作りました。その曲はなんでしょう!