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#ベリアン・クライアン
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第12章自覚
文化祭当日。
校内はたくさんの人で賑わっていた。
あかねはクラスの仕事をしながら、何度もボスキを探していた。
「……どこにいるんだろう」
すると。
「探してんのか?」
「ボスキ!」
後ろから現れたボスキに、あかねの顔がぱっと明るくなる。
「何してたの?」
「仕事」
「そっか」
「……なんだよ」
「え?」
「俺を見つけて、嬉しそうだったから」
「……」
あかねの顔が少し赤くなる。
「だって……」
「だって?」
「ボスキに会いたかったから」
「……!」
今度はボスキが黙る番だった。
「……そういうこと、簡単に言うな」
「なんで?」
「……困る」
「困る?」
「ああ」
ボスキは視線を逸らした。
胸がうるさい。
もう、誤魔化せない。
自分はいつから、こんなにこの少女を目で追うようになったのだろう。
いつから、誰よりも大切に思うようになったのだろう。
答えは、きっと――ずっと前からだった。
コメント
1件
あかねちゃんの「ボスキに会いたかったから」、ストレートすぎてこっちまで照れる!!😳💕 ボスキが「困る」って言いながら全然離れようとしないところに、もう完全に自覚しちゃった感がにじみ出てて胸キュン〜〜〜!! 文化祭の喧騒の中で二人だけの空気が生まれてるの、すごくエモかったです🌸 次も楽しみにしてますね!