白猫と黒猫

ヴァイスは魂を手に取り、鎌を備える…シュヴァルツも魂を手に取り、槍を構える…静かな間が流れ、シュヴァルツの汗が地面に落ちた瞬間…

ヴァイス「…」

「ニヒッ…」っと笑い声が零れ、シュヴァルツに襲いかかる…シュヴァルツは槍で防いたが、ヴァイスは軽々しく槍を掴み、鎌から拳銃に変える…

シュヴァルツ「!!」

(そう来るよな…)っと思い、槍から盾に素早く変化し、弾丸を防ぐ…ヴァイスは舌打ちを1度し、シュヴァルツの盾を蹴り、距離を置く

シュヴァルツ「…」

ヴァイスは小柄で小さな体をしている…そのため、身のこなしや素早さがヴァイスの武器…シュヴァルツはそんなヴァイスを少し妬ましく思え、盾から薙刀に変化する

シュヴァルツ「本気のようだな…」

ボソッと本音が零れ、今度はシュヴァルツの方から攻撃を始める…ヴァイスは優雅に鎌をクルクルと回し、シュヴァルツの攻撃をかわす

シュヴァルツ「ふん…!!」

シュヴァルツは薙刀の石突きを使い、ヴァイスの頬に1発入れる

ヴァイス「うぐ…!!」

頬を突かれ痛がるが、すぐに持っている鎌をウルミに変え、シュヴァルツの横腹を突く

シュヴァルツ「くっ……」

ガンっとヴァイスの腹に蹴りを入れ、距離を取る…ヴァイスは腹を抑えつつ、ウルミからシャベルに変える

ヴァイス「ふん…!!」

痛みを堪えながら、シャベルを投げ付ける…シュヴァルツは急いで薙刀からトライデントに変わり、シャベルをトライデントの刃の部分で押さえ付けるが、ヴァイスが飛んで来る

シュヴァルツ「!!」

ヴァイスはトライデントに刺さったシャベルを手に取り、シャベルから斧に変わり、シュヴァルツの顔面を狙う

シュヴァルツは急いで避け、距離を空ける…ヴァイスは斧をクルクル回し、斧から棒に変え、投げ飛ばす

シュヴァルツ「…」

棒をガシッと掴むが、ヴァイスは飛んで来て、シュヴァルツの胸ぐらを掴む

ヴァイス「ふん…!!」

ヴァイスはガンっと頭でシュヴァルツの頭をぶつかり合わせる…シュヴァルツはヴァイスが石頭のことを知っている為、自身の頭を抑える

シュヴァルツ「お前…!!」

シュヴァルツは頭を抑えつつ、トライデントから鉄扇に変える…ヴァイスは落ちている棒を急いで拾い、拳銃に急いで変える…＿＿