コメント
0件
ご本人様とは関係ねぇよ!!!!!
nmmnにつき苦手な方はご注意。
︎ ︎︎︎︎︎
【kyくんってさぁ。】
『んー、?』
【結局何がしたいの?】
『…え?』
【いっつも俺にばっか任せてさ。】
『……待、待って、rtさ……っ、』
【正直さぁ”飽きたんだけど”】
『違っ……あ、rtさ…ん、!』
︎ ︎︎︎︎︎
バサッ……
︎ ︎︎︎︎︎
夢…か……、最悪だな…全く……、
頭痛ぇ……、視界定まんねぇ……。
本っ当に最悪だよ…。今日の撮影どーしよ。
︎ ︎︎︎︎︎
ぴんぽーん。
︎ ︎︎︎︎︎
誰…だっけ……。
︎ ︎︎︎︎︎
[kyー?]
『…っあ、』
[開いてるんだけど。]
『…だとしても勝手に入ってくんな…』
[ははっ、正論。]
『…、』
[…どーした?]
『なんも無い。早く撮影すんぞ。』
[……待って。]
︎ ︎︎︎︎︎
ふわっ、とfjの匂いに包まれる。
彼と額が合わさる。
︎ ︎︎︎︎︎
『…おまっ、!』
[うん。熱だね。]
『なっ!!!』
[はい。休みますよー。]
『待っ、撮影しないと、!』
[体調整えてからじゃないと駄目でしょ。]
『や、でも……!』
[でもじゃなーい。ほら、寝転べ。]
『……』
︎ ︎︎︎︎︎
あー、クソっ……。
言いくるめられる……。
俺は不満そうな顔を前面に出しながら寝転がった。
︎ ︎︎︎︎︎
[ちょっとコンビニ行ってくるから寝れそうなら寝てて。]
『…ん。』
︎ ︎︎︎︎︎
…クソ。クソすぎる。
fjは俺の母さんかっての。
……にしても目を閉じていたら自然と眠くなってくるものだ。
…少し眠ろう……。
︎ ︎︎︎︎︎
︎ ︎︎︎︎︎
[ky~……って寝てるか。]
『……』
︎ ︎︎︎︎︎
にしても綺麗な顔してんなほんと。
なーんで彼女出来ねぇんだか。
…興味無いとか?笑
逆に意外とモテないとか!?笑
…いや、なんか逆に出来たら出来たで妬いちゃうな。
……はぁ、俺はメンヘラかっつーの。
︎ ︎︎︎︎︎
『rt…さ…ん……、』
[……]
︎ ︎︎︎︎︎
そっか。此奴…rtさんの事慕ってるもんな。
rtさんしか眼中に無いってか?
……なーんか、泣きそう。
あれ…?俺…既婚者だろ?
しかもなんで同性に……?
︎ ︎︎︎︎︎
『ん…fj……おかえり…』
[……あ、起きた、?]
『……は、?』
[え、?]
『___何泣いてんの?』
[…え、?]
『だから、なんで泣いてんのって。』
[泣いて……、]
︎ ︎︎︎︎︎
慌てて目頭を抑えれば確かに水が伝っていた。如何して俺は……?
︎ ︎︎︎︎︎
[……俺お粥作ってくるわ、、]
『ちょっと待てよ。』
[…いいから、!離せよ…]
『なんでだよ!!』
[その優しさが痛いんだよ!]
『っ……』
︎ ︎︎︎︎︎
kyの手が緩んだ隙に俺は振り払って部屋を後にした。
我ながら酷いことをしたものだ。彼は心配してくれただけなのに。
…ほんと、俺はいい人になれてるのだろうか。
そんなことを考えれば考える程目の前が歪んで行く。
静かにスマホを取りだしhrに助けを求めた。
hrはとても心配したような返信を残してkyの家に駆け付けた。
︎ ︎︎︎︎︎
〈fj!?〉
[h……r…、]
〈何があったの?〉
︎ ︎︎︎︎︎
俺はあった事をひとつずつ話した。
kyに想いを寄せていた事。
自身の考えすぎでkyに強く当たったこと。
俺の惨めさを思う存分hrにぶつけた。
︎ ︎︎︎︎︎
〈それは別にfjもkyも悪くないでしょ。〉
[……、そうかな、]
〈だってさ、恋愛感情とか好きに出していいでしょ、相手がkyなら尚更。受け入れてくれると思うなぁ。〉
[……、kyに謝らないと…]
〈俺もついて行くよ。〉
[有難う……]
︎ ︎︎︎︎︎
そうして俺らはkyの部屋に戻った。
静かな部屋にノックをする。
返事が無い。心配になってまた勝手に開けてしまった。
︎ ︎︎︎︎︎
『……fj…!』
[……ky…、]
『御前……ほんっと…馬鹿がよ……』
︎ ︎︎︎︎︎
苦し紛れに声を出す。
︎ ︎︎︎︎︎
[御免…心配かけたくなくて…]
『そっちの方が心配掛けてんだよ…!』
[……御免…]
『…頭痛い。』
[え……]
『看病しろ。御前の所為だ。』
[……良いよ。]
『hr。御前もだ。』
〈はぁ!?俺関係ないよぉ……、〉
『連帯責任ってな。笑』
〈…仕方ないなぁ……〉
︎ ︎︎︎︎︎