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#いるなつ
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# 梅雨の妖精
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#第二次世界大戦
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# 感想 うわああ第17話読み終わった〜〜〜!!😭💕 朝から待ち構える3人の兄たち、かわいすぎるでしょww「ついてこないでね」→「少し(考えてた)」の流れに笑った🤣 でも実際尾行しちゃうお兄ちゃんズ…愛が重くて尊い…🌸 そしてなつくんと過ごす何気ない時間が本当にキラキラしてて、こさめの笑顔が尊すぎて泣きそうになったよ…!でも最後の展開!!!昔の記憶が蘇るシーン、拳握るこさめ、そして隣に立って何も聞かないなつくん…もうね、この空気感が天才すぎる😭✨ 次どうなるの!?こさめが動くの、すごく楽しみ!!続き待ってます!!📖💖
休日当日。
朝。
こさめは珍しく目覚ましが鳴る前に起きた。
理由は単純。
なつと遊ぶ約束があるからだ。
🦈「ふふふ」
機嫌が良い。
とても良い。
そんなこさめがリビングへ降りると。
三人の兄がいた。
全員起きている。
しかも何故か揃って。
🌸「おはよう」
🍵「おはよ〜」
👑「おはよ」
待ち構えていた。
🦈「……なに?」
こさめは嫌な予感しかしなかった。
🌸「別に?」
らんが答える。
嘘だ。
絶対嘘だ。
🍵「今日はお出かけだねぇ」
すちがにこにこしている。
🦈「うん」
👑「どこ行くの?」
みことも聞いてくる。
🦈「まだ決めてない」
🌸「へぇ」
👑「ふーん」
🍵「なるほど」
なんなんだ。
本当に。
こさめは呆れた顔になった。
🦈「ついてこないでね」
三人とも固まる。
図星だった。
🌸「まだ何も言ってないよ?」
らんが言う。
🦈「考えてたでしょ」
🌸「少し」
考えていたらしい。
🦈「だめだからね」
きっぱり言われた。
らんがしょんぼりする。
みことが笑う。
すちは苦笑していた。
数時間後。
待ち合わせ場所。
なつは先に来ていた。
そして。
こさめがやって来る。
🦈「なつくーん!」
手を振りながら走ってくる。
周囲の視線が集まる。
本人は気付いていない。
🍍「おう」
なつも手を振る。
🦈「待った?」
🍍「五分くらい」
🦈「ごめん!」
🍍「別にいい」
こさめはほっとしたように笑った。
そして二人は歩き出す。
ショッピングモールへ行ったり。
ゲームセンターへ行ったり。
ご飯を食べたり。
普通の休日。
普通の高校生の休日だった。
そして。
こさめは終始楽しそうだった。
🦈「これ見て!」
🍍「なんだそれ」
🦈「変な犬」
🍍「確かに変だな」
そんな他愛もない会話。
そんな何気ない時間。
だけど。
なつにとっては特別だった。
そして。
少し離れた場所。
🌸「……」
🍵「……」
👑「……」
三人の男がいた。
👑「らん兄」
みことが言う。
👑「尾行してるよね」
🌸「してない」
🍵「してるよ」
すちも言う。
完全にしていた。
結局来たのだ。
こさめとの約束を守れずに。
🌸「だって心配じゃん」
らんが言う。
👑「高校生だよ」
🌸「高校生だからだよ」
意味が分からない。
みことは呆れた。
そんな時だった。
前方のこさめが笑った。
本当に楽しそうに。
昔のことなんて感じさせないくらい。
らんはその様子を見て。
ふっと笑った。
🌸「楽しそう」
小さく呟く。
すちも見ていた。
みことも見ていた。
三人とも同じことを思っていた。
よかった。
本当に。
それだけだった。
すると。
こさめが急に立ち止まる。
🦈「ん?」
なつも止まる。
こさめは何かを見つけたらしい。
少し離れたベンチ。
そこにいたのは。
中学生くらいの男子数人だった。
笑いながら誰かを囲んでいる。
その中心には。
小柄な男の子。
明らかに困っている。
🦈「……」
こさめの笑顔が消えた。
なつは気付く。
今まで見たことがない顔だった。
こさめは少しだけ拳を握る。
昔の記憶が蘇ったのかもしれない。
男のくせに。
気持ち悪い。
可愛いとか変だろ。
そんな言葉。
そんな視線。
思い出したのかもしれない。
なつは何も聞かなかった。
ただ。
こさめの隣に立った。
その時。
こさめが小さく笑った。
🦈「なつくん」
🍍「ん?」
🦈「ちょっと行ってくる」
そして。
男の子たちの方へ歩き出した。
離れた場所では。
らんたち三人も異変に気付いていた。
特に。
すちの表情が変わる。
昔。
自分が気付けなかった時と同じ空気だったから。
🍵「こさめちゃん……」
小さく呟く。
その目は。
弟を心配する兄の目だった。
そして。
こさめはゆっくりと中学生たちの前へ歩いていく。