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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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さあ、本日2本目。頑張って書いていこー!ではでは、どーぞ‼︎(今回は前置き短め)

「ふわぁぁあ、ね…む……ってここ何処⁉︎」

そう。しずくは昨日、ソファでなつ君とゲームをしていたはずだ。そのまま寝落ちしたはずなのに…

「んぅ、うる…さぁ…い。しじゅくぅ。」

あ、なつ君が運んでくれたのか。しずく重くなかったかなぁ。

そんな感情とは裏腹に呂律の全く回っていないなつ君を可愛いと可愛いと思ってしまう自分がいる。そんな風になつ君を眺めていると、なつ君が口を開いた。

「しずく?」

その言葉にハッとして言葉を返す。

「ん?」

「起きないのか?」

「なんで?」

「だって、今日がっこ…」

「今日は、土曜日だよ?部活は午後からだし特に何も無いよ?」

「んじゃ寝る。」

と、なつ君はまた布団の中に潜り込んでしまった。

「それじゃ、しずくは外にでもいこうかなぁ〜。」

そう言い残して動こうと立った瞬間、いきなり布団の中に引き摺り込まれた。

「しずくも一緒に寝るに決まってんでしょ?それとも俺と寝るの嫌だった?」

「\\\」

なつ君はどうしてそんな恥ずかしいことが言えるのか。甘々ななつ君の言葉にしずくの顔は林檎のように赤くなってしまった。

「あっ、照れた。」

「うっさい、照れて…ない…し。」

強がろうとしたが、自信の無さが声に出てしまっていた。

「そ?ならもっと恥ずかしいことしても照れないよなぁ?」

やばい。なつ君の変なスイッチが入ってしまった。どうにかしなきゃ。と冷静に焦った(?)時にはもう遅かった。

静かになつ君の唇が近づいてきて、しずくの唇と重なった。

            チュ

しずくには、なつ君との時間がとても長く感じた。1秒1秒がまるで一時間のような長い時間だった。

ほんの数秒するとなつ君の唇がしずくの唇からそっと離れていく。

「\\\」

「これでも、しずくは照れて無いって言える?」

甘いなつ君の声が頭に響く。しずくはなつ君としたことを思い出して、さらに赤くなっていた。もうすでにキャパオーバーしたしずくの頭は、何も考えれなくなっていた。

「ふふっ、かわい。」

その笑顔にまたもやしてやられてしまった。

何も言えずにいると、なつ君が今度はおでこにそっと優しく唇を近づけた。

 ちゅ

「おやすみ。しずく。」

そう言われると、急な眠気に襲われ、少しするとすっかり寝てしまっていた。

「やっぱり、寝顔も可愛いなぁ。」

何処からかそんななつ君の声がした気がした。

また、しばらくして起きるとそこには、なつ君の綺麗な顔がすぐそこにあった。

「ん。おはよ。」

なつ君がしずくに声を掛ける。その声を聞いて、寝る前のことを思い出してしまい、またしずくは赤くなっていた。

「!ニヤッ まさか、思い出しだ?」

「コクッ」

「また、今度遊んでやるから。今は我慢しろ。」

「なっ!別に期待してないから!」

「じゃあ、遊んでやんねぇぞ?」

「そ…れは、、いやだけど…。」

「!ふーん?」

「ぁ、わ!忘れて!」

「えー?無・理」

「いやいや、マジで忘れて!しずくがなんか勝手に口走っただけだから!」

これが本音なんて言えないし!ぜぇったい嫌われるもん。また独りぼっちは嫌だし。

「嘘だね。今も口ぱくぱくしてるもん。しずくが嘘つく時の癖。」

なんでそんなことを知ってるのか。どんだけ見ていたんだろうか。そういえば、なつ君は普通の人じゃ知らないようなしずくのことをよく知っている。これは、なつ君と初めて覚えた違和感だった。

「俺は、しずくのこと沢山知ってるから。嘘つこうたって無駄だからな?どーせ、嫌われちゃうとかしょーもねぇこと考えてるんだろ?嫌わねぇから本音言って?」

「…」

嫌だ。嫌われる可能性だって0じゃない。

「キスするけど?」

「言います。」

こういうところ本当ちょろいよな。しずく。

「よろしい。」

「っ……やっぱ無理。」

「えー?聞きたいんだけどなぁ。しずくの口から。」

「だって、恥ずかしいだもん\\\」 フイッ

 ちゅ

「⁉︎」

「愛してる。」

やっぱりなつ君は、しずくに対して飴玉のように甘いのだった。

これじゃあしずくの心臓がもたないよぉ〜。

そうして、しずくの甘い土曜日が終わったのだった。

この1日で、随分と寿命が縮まったんじゃないかと思うほど、なつ君にドキドキさせられた。あのあとも永遠に甘い言葉を囁き続けていた。キスなんて、今日だけで10回はしたんじゃないかと思うほどされていた。というか、余裕で行っていると思う。Hしなかっただけマシなんじゃないだろうか。そもそも、しずく達は付き合っていないはずなんだが、ここまで進んでいることに冷静にひいている。

だが、密かにまた遊んでくれることに期待しているしずくなのだった。

なんかここまできてやっと、恋愛感がある感じですね。正直こんなに遅くなると思わなかった。すみません。次の話は、明日ぐらいにはあげれそうです!ではでは、約2000文字お疲れ様です。バイバーイ。

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