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ビッチな彼女とプラトニックな恋愛を（旧タイトル　最強彼女、霊山寺さん）

第86話 - 16⑦

2024年11月14日

#恋愛

#ヤンデレ

#美少女

#第3回テノコン

#ボクっ娘

#境界性パーソナリティ障害

深海魚

彼女との交際は茨の道だ。確かに顔は美人で、スタイルも悪くない。友だちのリョータが密かに彼女を女神と呼んでいるが、外見だけならそういう見方もありだろう。

でも彼女はメンヘラ。平気で嘘をつくし、思い通りにいかないとすぐに暴れたり、手首を切ったりする。僕との交際も彼女が主導権を握り、僕には好きだと言わせるくせに自分は好きだと言ってくれない。僕が童貞であることを馬鹿にし、僕とのセックスはずっとお預けのまま。

命を失いかけたこともある。暴れたのは彼女なのに全部僕がやったことにされて、家でも学校でも僕は自殺願望のある危険人物扱い。今までも苦労の連続だったが、それは交際を続ける限りこれからも同じだろう。

しかも三人のチャラ男たちのセフレにされた過去があり、４Ｐなどさまざまなアブノーマルな行為も経験済み。そんな彼女を性的に満足させられる自信はないし、彼らのスマホに彼女のハメ撮り動画が残されているのも不安材料だ。

それに対して彩寧さんは年上の貫禄だろうか、いつも僕を気遣ってくれる。まだ恋人になってないのに好きだと言ってくれる。

処女ではないが、経験人数は一人、しかもノーマルなセックスしか経験がない。僕が彩寧さんの恋人になればセックスはし放題。僕が求めるどんな行為にも応じてくれるそうだ。

そしてこれが一番大事なことだけど、彩寧さんはメンヘラではない。彩寧さんとつきあうことで僕が傷ついたり、立場がなくなるということはないだろう。

外見も彼女に負けてない。どちらも高嶺の花には違いないが、背が高いだけ彩寧さんの方が上かもしれない――

ビッチな彼女とプラトニックな恋愛を（旧タイトル　最強彼女、霊山寺さん）

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深海魚

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