第九話
注意書きは第一話をご覧下さい。
有栖家にて
白「いむちゃん、悪いんやけど今日から2週間、うちら部屋に籠るわ」
水「…え?なぜ??」
赤「ちょーっと今回テストが…やばいんですよね……」
水「なるほど…」
水「……頑張って!僕も出来ることは全力でサポートするね!!」
白「ありがとーいむちゃーん!! 」
赤「りうらたち頑張るね〜!!」
水(……そっか、もうテストの季節か〜…)
水(2人がいい点数取れるように全力でサポートしなきゃ…!)
水「__って感じで、2人とも頑張ってるんです♪」
青「確かにすごい気合いやったなぁ……りうらないこに勉強教えて欲しいってお願いしとったし」
水(ないこって確か…りうちゃんの好きな人だっけ…?)
水(…やるじゃんりうちゃんっ!!)
水「いふさんもテスト近いのにすみません…」
青「気にせんくてええよ、受験生やし復習になるからな♪」
青「さ、今日も頑張ろか♪」
水「はい…!」
乾家にて
桃「ちがーーうッッッ!!!!」
赤「うわぁッ!?」
桃「ここはその文法じゃないってば!!この文法を使うの!」
赤「そうなの!?」
桃「学校で習ったでしょうよ」
赤「学校で習った記憶は無い」
桃「ダメだこりゃ」
桃「りうらがこんなに頭悪いと思ってなかったよ…」
赤「ゔっ…」
赤「苦手なんだもん…」
桃「でも今回やばいんでしょ?少しづつ覚えていこう!!教えてあげるからさ♪」
赤「お願いします!!」
獅子尾家にて
白「……むむむむむ………」
黒「にらめっこしてどうしたんや?」
白「この問題がわからへん…」
黒「えーっと………………悪い、俺もわからん」
白「わからんのかいッ!」
黒「ごめんなぁ」
白「大丈夫やで、答えみて見るわ」
白「…」ジーッ
白「…???」
黒「絶対わかっとらんやろw」
白「ほんまに言ってることがわからんのよ!!」
黒「ちょっと貸してみ」
白「ん」
黒「んーと……どれどれ…」
黒「……あぁ!!そういうことか!」
白「わかったん!?✨」
黒「わかったで!✨👍」
白「どうやって解くん?」
黒「ここがこうなって_」
黒「_ってなるんやって」
白「おぉ…なるほど!✨これやったらすんなり解けるな!」
黒「いや〜スッキリしたわw」
白「難しい問題解けた時って楽しいよなw」
そんなこんなでそれぞれ勉学に励み……
テスト返却後
有栖家にて
水「2人ともテストどうだったの?」
赤「ふっふっふっ…聞いて驚くなよほとけっち…✨」
赤「なんとりうら、全部70点越えだったのです!!✨」
白「おお!結構ええやん!」
水「すごいねりうちゃん…!」
赤「りうらにしては高得点♪」
水「お姉ちゃんは?」
白「ウチも結構よかったで♪数学以外は」
水「…え、数学以外…??」
白「数学以外は70点越えやったんやけどなー♪」
赤「で、その数学は?」
白「…………30点」
赤水「…」
赤水「どんまいお姉ちゃん」
赤「で、でもそれ以外70点越えなんだから結構いいんじゃない?ね、ほとけっち!」
水「そうそう!元気出してお姉ちゃん!」
白「ありがとう妹たち…泣」
コメント
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微笑ましい゛ッ