はい殴り書きです
なんか🐱🦁×🐶とか🐤🦊🐇×🐶は沢山見るけど、🐱🦁🐇×🐶と🐤🦊×🐶あんま見ないなと思って殴り書きしました🙂↕️🙂↕️🙂↕️
殴り書きだけど可愛い空間書けたからまぁよし👍
あとさ、皆さんテラーいつも何時くらいに見てますか?それに合わせて投稿しようかと🥹
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
『お楽しみタイム』
桃「……あー……やっぱ、まだちょっとだるいな」
ないこはソファの背にもたれながら、ぼんやりとパソコンの画面を見つめていた。
ここ最近ずっと、寝不足と仕事の波が続いていた。
昨日は少し熱があったけれど、「まぁ大丈夫だろ」って、結局そのまま動いてしまったのだ。
事務所の一角、いれいすが6人でよくいる部屋は静かでみんなそれぞれ別の部屋で作業してる時間。空気清浄機の音だけが、やけに耳に残る。
ないこはマグカップの紅茶を口に含み、息を吐いた。
少し胸の奥が重い。
――それでも、手を止めるのは怖い。
そんなとき。
水「ないちゃーん!」
元気な声が響いた。
ドアが勢いよく開いて、いむが顔を覗かせる。
水「ねぇ、今ちょっと時間ある? りうちゃんも来てるんだけど」
桃「……ん、あるけど。何?」
水「んふふ〜、秘密っ!」
そう言って、いむはいたずらっぽく笑った。
後ろから顔を出したりうらが、少し呆れたように続ける。
赤「ないくん、最近ずっと疲れてるでしょ。だからね、ほとけっちが“お楽しみタイム”作ろうって」
桃「お楽しみ……タイム?」
水「そう! “なにも考えないで笑う時間”!」
いむが両手を広げて宣言した。
りうらがその横で苦笑している。
赤「まぁ、俺も休憩には賛成だから。ちょっと近所の子供と遊ぶと思って付き合って」
会議室の床には、なぜかボードゲームとお菓子が散乱していた。
いむがどこからか持ってきたらしい。
水「ないちゃん、こっちこっち! はい、お菓子担当!」
桃「お菓子担当って……」
水「りうちゃんはスコア係!」
赤「えっ、それ責任重大じゃん!」
ないこは苦笑しながら、ポテトチップスを袋ごとテーブルに置く。
このふたり、ほんとに自由だなと思いながらも、
その自由さがどこか心地いい。
ゲームが始まると、案の定――。
水「うわぁぁぁ! それ反則〜〜!」
赤「反則じゃないし!ルール読んでよ、ほとけっち!」
水「読んだよ!? 途中まで!」
赤「途中までってなんだよ!w」
水「ほら、ないちゃんも言って〜! これはズルだよね!?」
桃「……いや、普通にルール通りだよ、w」
水「えぇぇぇ!? ないちゃんまでりうちゃん派!?」
いむが本気でショックを受けた顔をして、両手を天に突き上げる。
その姿にりうらが吹き出し、ないこもつい笑ってしまった。
桃「あはは……おまえら、ほんと結成当初から変わんねぇなw」
水「変わらないのがいいんだよ〜!」
赤「そうそう、はい、てことでないくんが笑ってるから勝ち」
桃「え?」
りうらの言葉に、ないこは一瞬言葉を失う。
りうらは穏やかな笑みを浮かべたまま、テーブルに顎をのせた。
赤「最近さ、ないくん笑ってなかったから。ちゃんと笑ってくれてりうら嬉しい」
桃「……そんなこと、ないよ」
赤「あるよ」
りうらが静かに笑う。
いむも、それに合わせるように、少しだけ真面目な顔になった。
水「ないちゃんさ、ほんと頑張りすぎなんだよ」
桃「……」
水「この前も、ライブ終わってからずっと控え室の机で作業してたでしょ?僕見たもん」
ないこは少しだけ目を伏せた。
桃「だって……俺が止まったら、誰もまとめられないから」
その言葉に、ふたりは目を見合わせた。
水「ねぇないちゃん」
いむが、少し寂しそうに声を出す。
水「僕らもいれいすの一員なんだよ?ないちゃんがいないと困るけど、でもだからといってないちゃんが壊れるまで働いて欲しいなんて思ってない」
りうらがその隣で、穏やかに頷く。
赤「りうらたち、支えるためにここにいるんだよ。ないくんが引っ張ってくれてるの、ちゃんと分かってる。でも、りうら達はないくんを支えるのが仕事だから、りうら達ニートになっちゃうよ」
ないこの胸の奥が、じんわりと熱くなった。
桃「……なんかさ」
水「ん?」
桃「おまえら、優しいな」
りうらといむが、同時に「えへへ」と笑う。
その笑顔に、ないこはふっと目を細めた。
しばらくして、紅茶の香りが部屋に広がる。
いむがキッチンから持ってきたらしい。
水「はい、ないちゃんの分。砂糖少なめね」
桃「ありがと」
赤「ちゃんと飲んで、寝るんだよ?」
桃「……まだちょっとだけ、仕事残ってて」
水「だめー!」
いむが即答した。
赤「りうら達が見張ってるから、今日はもうおやすみデー!」
桃「りうらまでそう言うの?」
赤「うん。だって、“お楽しみタイム”はまだ終わってないから」
ないこは、少しだけ笑って、マグカップを持ったままソファに体を預けた。
目を閉じると、柔らかい声が聞こえる。
赤「ないくん、寝た?」
水「……たぶん、寝かけてる」
赤「じゃあ、起こさないように静かにしてね、ほとけっち」
水「わかってるよぉ……(小声)」
りうらの声。いむの笑い声。
心地よいリズムの中で、ないこの意識が少しずつ遠のいていく。
ぼんやりと、こんなことを考えた。
――たぶん、俺、こういう時間を忘れてたんだな。
ちゃんと笑って、ちゃんと人に甘えること。
誰かに優しくされることを、怖がってたのかもしれない。
だけど今は、心の底から思う。
このメンバーがいてくれてよかったって。
最後に、かすかに聞こえた声があった。
水「ねぇ、りうちゃん」
赤「ん?」
水「ないちゃんの寝顔、ちょっと子どもみたいじゃない?」
赤「……言うなって。起きたら怒られるよ」
いむの笑い声がまた小さく響いて、
ないこは夢の中で、少しだけ笑った。
『泣きたい時に泣けばいい』
夜のないこの家から音が消えていた。
先程まであった五人の気配の代わりに響くのは、パソコンのファンの低い音と、
マウスを動かすかすかなクリック音だけ。
ディスプレイの光がないこの顔を照らし、
目の下の影をより濃く映している。
桃「……ここ、直せばもう少しまとまるか」
画面に向かって呟く声は、もう掠れていた。
喉の奥が痛い。
でも、作業を止める気にはならない。
明日の打ち合わせ用の資料、誰もが納得できる形で出したかった。
それに――止まった瞬間、考えたくないことが浮かびそうで。
ないこは、冷めきったコーヒーを口に含んで顔をしかめる。
苦みだけが舌に残った。
そうやって指を動かしていると、
突然、扉が「コン」と小さく鳴った。
桃「……初兎?」
紫「ビンゴ。入ってええ?」
初兎が顔をのぞかせる。
目は眠たげなのに、いつもより真剣な表情。
紫「まだ起きてたん?」
桃「うん、もう少しだけ……」
紫「もう少しって言葉、今日三回目やで」
苦笑しながら入ってきた初兎は、
ないこのデスク横に腰を下ろして、画面を覗き込んだ。
紫「ないちゃん、また仕事詰めてるやん」
桃「仕方ないよ、これ間に合わせないと」
紫「そんなに急がんでもええやろ」
桃「……みんなの時間、奪いたくないから」
そう言った瞬間、
初兎の表情が少しだけ曇った。
「ないちゃん、別にないちゃんが止まっても誰の時間も奪ってへんで。むしろ、それ自分の時間蔑ろにしとるやんか。」
ないこは口を開きかけて、何も言えなくなる。
喉がきゅっと狭まって、うまく呼吸ができなかった。
そのとき、またドアが開いた。
黒「お前ら、まだ寝とらんのか」
悠佑の低い声が響いた。
パーカー姿のまま、緩いポニーテルをしてる悠佑。
手にはスマホのみ持っていた。
黒「ガチャ当たらんかった時のほとけみたいな顔して仕事してるやん、w」
桃「いむに例えないでよ…w」
黒「いやほんま、顔色悪いぞ」
悠佑は苦笑しながらマグを差し出し、
ないこのデスクをのぞきこんだ。
黒「終わらせたい気持ちはわかるけどな、身体壊したら、もっと時間かかるで」
桃「わかってる……けど」
ないこの声が途切れた。
目の奥が熱くなる。
なのに、笑って誤魔化そうとした。
桃「俺、大丈夫だから」
その言葉に、初兎が目を細めた。
紫「ないちゃん、それ平気って顔やないで」
桃「……」
沈黙のまま視線が落ちる。
すると今度は、廊下から静かな足音。
いふが、黒縁眼鏡をかけたまま部屋に入ってきた。
青「やっぱここやな。電気ついてる思たわ、wなんでこんな集まっとんの?」
手には温かいミルクティーが入ったマグ。
青「ほら、ちょっとでも飲め。胃に優しいから」
桃「……ありがと」
ないこは両手でマグを受け取る。
指先までじんわり温かくて、胸の奥が痛くなる。
青「ないこ、ほんまに頑張りすぎやって」
桃「……わかってる」
青「わかってるんやったら一旦止まりや。止まるだけ止まって、またゆっくり歩き始めればええやんか」
いふの声は、穏やかだけど芯がある。
青「そんなん続けたら、身体も心も壊れるって。俺ら、そんなないこ見たないよ?」
ないこは唇を噛んだ。
涙が、喉の奥まで上がってくる。
桃「……俺、みんなに迷惑かけたくなくて」
黒「迷惑とか言うなって」
悠佑が、そっとないこの肩を掴んだ。
黒「お前が無理してる姿見る方が、よっぽど迷惑や」
その瞬間、張り詰めていたものが切れた。
ないこの視界がぼやけて、
次の瞬間には、涙が一筋頬を伝っていた。
桃「……っ、ごめん泣」
紫「もぉ、w謝らんといてや」
初兎がすぐ隣に寄って、背中をさする。
紫「泣くの我慢せんでええよ」
桃「でも……俺、リーダーだし……泣」
青「いつもリーダーやからって気張ってんねんから、メンバーくらいには弱み見せてや、w」
いふが静かに言った。
青「みんなの前で無理して笑うん、もうやめや。それより素直に泣いて、スッキリした方がええから」
ないこは、もう抑えられなかった。
嗚咽が漏れて、肩が震えた。
そのたびに、初兎が優しく撫でて、
悠佑がそっと背中を支える。
桃「……ごめん、ほんとに、情けないよな俺……泣」
紫「情けなくないって」
初兎の声が、少し掠れていた。
紫「ないちゃん、めちゃくちゃ頑張ってる。僕ら、その全部見てるから」
いふがティッシュを差し出して、
青「泣いても顔ええのずるいよなほんま」って笑う。
その何気ない一言に、
ないこは笑いながら、また少し泣いた。
桃「……俺、みんなに恵まれすぎだな」
黒「それは、ないこがみんなを大事にしてきたからやろ?このメンバー選んだんないこやしね。」
悠佑の言葉が、やわらかく空気に溶ける。
ないこは顔を覆って、小さく息を吐いた。
桃「ほんと、ありがと」
紫「こちらこそ、いつもありがとうな」
初兎が静かに言った。
紫「今は、泣いた分だけ楽になり」
ないこは頷いて、ゆっくり目を閉じた。
呼吸が少しずつ落ち着いていく。
代わりに、全身に重たい疲れが戻ってくる。
その様子を見て、悠佑が立ち上がった。
黒「ほら、今日はもうソファで寝ぇ。仕事は明日でええよ。」
桃「……了解、あにき」
力の抜けた声でそう答えると、
初兎が手を引いてソファまで誘導する。
毛布を掛けられて、
初兎が隣で横腹をとんとんと優しく叩く
紫「……ありがと、初兎」
初兎がそっとないこの頭に手を置いた。
紫「大丈夫やで。何があっても僕らはないちゃんの傍から離れへんからね」
その言葉が、涙より深く染みていく。
ないこは目を閉じて、小さく頷いた。
少しして、いふが照明を落とす。
悠佑がブランケットを整えて、
静かに言う。
黒「おやすみ、ないこ」
桃「……おやすみ、みんな」
まぶたの裏が、ほんのり温かい。
誰かの手がまだ髪に触れている。
そのまま、ないこは深い眠りへ落ちていった。
初兎は、ないこの肩から手を離さず、
いふと視線を交わす。
青「泣けてよかったな」
紫「ね、よう頑張ってたからねないちゃん」
悠佑が小さく笑って、
黒「次の休みは、絶対仕事させへんようにせなあかんな」
と呟く。
初兎が頷きながら、ないこの寝顔を見つめた。
涙の跡が残るその横顔に、
ようやく安らぎの色が戻っていた。
最近マジでコメント来なさすぎて需要無くなってきたか?と日々頭ぐるぐるさせてるから良ければコメントくださいナ、、いいねも、、、
あと、ノベル慣れてきたのでペアの作品書こうとしてるんだけどどのペアが好きですか🥹
桃さん居たらなんでも書きます桃さん居なくても頑張ります。桃青とか左右関係なしに桃さんいたら確実に書きます
コメント
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ガチびっくりするほど刺さりすぎて心臓痛い(?)恋かもしれんって思うくらいほんとに好きです
めずらしいカプだったけど、良すぎた👍️👍️ 個人的に好きなカプは王道だけど青桃、白桃デス 赤青×桃も好きです💕