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こんにちは!
🦍→ドズル
🐷→MEN
🍌→おんりー
⛄️→おらふくん
🍆ぼんじゅうる
※御本人様方とは一切関係ありません。
その日の管理室の空気は、朝からどこか張り詰めていた。
⛄️おはようございます
🍌……おはよう
🐷おーっす
🍆よお
挨拶は交わされるが、昨日までの軽さはない。
全員が隔離棚の存在を意識していた。
🦍今日はあのファイルをもう一度確認しようと思うんだけど、
🍌触らないって言ってませんでした?
⛄️大丈夫ですかね…..
🦍確認するだけだよ
隔離棚からドズルがファイルを引き寄せる。
相変わらずファイルには何も書かれていない。
色もない。
🍆 ….管理番号拡大しますね
数字がモニターに映し出された。
🍌これ変じゃないですか?
おんりーが呟く。
🐷変?
🍌現在の管理番号は4桁のはずですが
🦍っ確かに!
🍆このファイルは……8桁だ
🍌この形式は現在使われていません
⛄️じゃあ、いつの?
また長い沈黙が流れる。
🦍設立初期だ……
ドズルが低い声で言った。
🦍管理室が設立されたばかりの頃の形式だよ
全員が息を呑む。
🐷そんな昔のファイル残ってるんすか?
ここにあるファイルは人間が徐々に記憶を無くすのと同様に、少しずつ消えていく。
🍆その頃のファイルは普通、もう全部消えてるはずですよね?
🦍ああ…..
ドズルはファイルをじっと見ながら言った。
「普通なら、ね」
🍌確認してみましょうよ
⛄️設立初期の記録を…..
おらふくんがパソコンを起動させる。
数秒後、彼の手が止まった。
⛄️ ……ない
🐷ない?
⛄️該当期間の記録がごっそり抜けてます
空気が重く沈む。
🐷処理記録消失?w
MENが冗談めかして言う。
🍆いや、それにしては綺麗すぎる
ぼんさんがパソコンの画面を見つめながら言う。
🦍いや、消されたと言うより……最初からなかったみたいに…
🐷じゃあこのファイルは….
MENが言いかけて止まる。
🍌……誰の記憶なんですか?
こんなに古いファイル。
削除できない、
感情色が表示されない、
不鮮明な映像。
ドズルはゆっくりと答えた。
🦍分からない、でも
一瞬言葉を選ぶ。
🦍少なくとも“普通”じゃない
ファイルを見つめながら言った。
⛄️きっと僕たちがこの仕事を始めた頃に関係しているんですね
その瞬間頭の奥がちくりと痛んだ。
会議室
白い机
誰かの声—————
断片がすぐに霧散する。
🍌今、何か…..
おんりーが額を抑えながら言った。
🍌見えませんでした?
🦍 ….え?
ぼんさんやおらふくん、MENも同じ仕草をしている。
🍆一瞬だけど、場所?みたいな
🐷俺も
MENも言う。
⛄️でも、すぐ消えた
ドズルは何も言わなかった。
ただ確信した。
このファイルは
外から持ち込まれた記憶ではない——
🦍今日はここまでにしよう
🍆ドズルさん?
🦍これ以上触ると引っ張られる
誰も反論しなかった。
業務終了後、管理室の照明が落ちる。
隔離棚の中で白いファイルが佇んでいる。
ただその管理番号だけがくっきりと表示されていた。
それは————
記憶管理室「ドズル社」の設立日だった。
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