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🦈「終わったああああ!!」
最後のチャイムと同時に、こさめが机に突っ伏した。
俺も正直、限界だった。
🍵「生きてる?」
🦈「たぶん」
顔だけ上げるこさめ。
🦈「すちくん」
🍵「ん?」
🦈「今日、空いてる?」
聞き方がもう甘い。
🍵「空けてる」
即答。
🦈「ご褒美デートしよ」
破壊力。
駅前の小さなカフェ。
テスト期間ぶりの、ゆっくり並んで歩く時間。
それだけで嬉しい。
🦈「ねえ」
🍵「ん?」
🦈「隣、ひさしぶり」
たった一週間。
でも体感一か月。
🍵「手、つながない?」
こさめがそっと差し出す。
迷わず握る。
🦈「あったか」
🍵「そっちもね」
こさめちゃんが笑う。
🦈「充電されてく」
俺も同じ。
カフェで向かい合う。
🍵「なに頼む」
🦈「甘いやつ」
🍵「だろうね」
ケーキが来る。
こさめが一口食べて、目を輝かせる。
🦈「おいしい!」
その顔見てるだけで満足なんだが。
🦈「すちくんも一口いる?」
フォークが差し出される。
距離、近い。
テスト終わりで理性が弱い。
🦈「あーん」
周り人いる。
でも。
食べた。
甘い。
でもそれより。
こさめちゃんの顔が近いのが問題。
🦈「どう?」
🍵「……甘い」
🦈「でしょ」
にこにこ。
俺はため息をつく。
🍵「無防備すぎ」
🦈「え?」
🍵「そういうの」
自覚ゼロ。
危険。
カフェのあと、近くの公園へ。
夕方。
人も少ない。
ベンチに並んで座る。
🦈「やっと終わったね」
🍵「ねぇ‥」
こさめがぽつりと言う。
🦈「テスト期間さ」
🍵「うん」
🦈「ちょっと不安だった」
🍵「なにが」
🦈「すちくん、勉強優先で」
🍵「勉強は当たり前だね」
🦈「うん」
少し俯く。
🦈「でも、もしそのまま距離できたらどうしようって」
胸がぎゅっとなる。
俺はこさめの手を強く握る。
🍵「できるわけないでしょ」
🦈「……ほんと?」
🍵「むしろ逆」
こさめが顔を上げる。
🍵「会えないと余計会いたくなる」
正直すぎたかもしれない。
でも。
🍵「毎日、こさめちゃんのこと考えてた」
沈黙。
こさめの目がうるっとする。
🦈「ずるい」
🍵「なんで」
🦈「こさめも同じだから」
小さく笑う。
それから。
🦈「すちくん」
🍵「ん?」
🦈「目、閉じて」
一瞬固まる。
🍵「なんで」
🦈「いいから」
心臓がうるさい。
でも閉じる。
数秒。
気配が近づく。
唇に、やわらかい感触。
一瞬。
ほんの一瞬。
離れる。
🍵「……」
目を開ける。
こさめが真っ赤。
「‥ご褒美//」
処理追いつかない。
🍵「いま」
🦈「した」
頭真っ白。
数秒後。
やっと言葉が出る。
🍵「……ずるい」
さっきのお返し。
こさめが笑う。
🦈「やり返す?」
挑発。
今度は俺から。
そっと、もう一度。
ちゃんと。
短く、でも確かに。
離れたあと、二人とも真っ赤。
🦈「テストより心臓やばい」
こさめが言う。
🍵「同感」
でも。
不思議なくらい安心する。
会えなかった時間も、不安も。
全部、溶ける。
🦈「これからも」
こさめが小さく言う。
🦈「いっぱいご褒美ほしい」
🍵「頑張れ」
🦈「すちくんもね」
夕焼けの公園。
繋いだ手は、前より自然で。
キスの余韻が、まだ少し甘い。
今日ね〜友達と遊んだの
遊ぶってか先輩の引退式のときに渡すプレゼントを買いに行った
その遊びに行った子も、私とは別の推し先輩いるから
二人で悩みつつ買いましたよ
楽しかった
まぁその後アニメイトとか、らしんばん行ったんですよ
🍵様めちゃくちゃあって沢山買っちゃった
そもそも先輩のプレゼントに3000近く買ったんだけど、キモくないかなぁ‥
キモいって思われたら泣いちゃう‥
一個前の第15話も1000ハートなんて、もう、ありがとうございます‥
まじでほんま、あの〜ありがとうございます