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赤髪の男に言われたのに『ハーツラビュルの寮長さん、オクタヴィネルの寮長さん、手伝います。』

「おや?貴方は?」


『1年のルクス・スペスと申します』


ハーツ「スペス…嗚呼、さっき式典を騒がしていたこの1人だね」


『えっと…はい』


ハーツ「式典で騒ぐなんて重罪だよ。全く…うちの寮の子だったら1発で首をはねていたよ」


ハーツ「で、ルールを守れないそんな君がどうやって先輩を助けると?」


『えっと、うるさくさせたのはすみませんでした。でも、あの狸1匹の為に先輩達の様な凄い人達を使うのはもったいないと思ったのと出来れば少しでも先輩達を見て学びたいと思ったので出来ればお手伝いさせていただきたいと……』

あ、半分は方便に決まってるだろ?本当はユニーク魔法が見たいだけだよ。だって、ルナに迷惑かかる様な魔法があるなら知っておかないとね


「そうですか……」とこの方いいかも…いえ、お友達になれるかも知れませんねとこちらを見てくるオクタヴィネルの寮長さん


「その心意気はいいと思うよ。でも、ルールは守らないといけないよ」と少し怒った顔で言うハーツラビュルの寮長さん


最初に選ぶ先輩間違えたな……いつもの事ながら運がない……


『はい。それより、早く捕まえましょう…うちの兄弟や他の人に火が当たると行けないので』


オクタ「そうですね」


ハーツ「そうだね」


『それで…どうやって捕まえますか?』


オクタ「それでは挟み撃ちにしましょう」


ハーツ「君にしてはいい案だね」


「僕は右に行く」


『じゃあ、自分は左に……』


オクタ「それでしたら僕はその間から壁に向かって行きますね。」


オクタヴィネルの寮長が最後はリドルさん頼みますねと何やらニヤニヤしながら言っていたけどまぁ平気だろ。


作戦会議が終わり実戦を始めた。


作戦会議は上手く行き壁まで追い詰めることに成功し、後は取り押さえればいいって所まで行った。


オクタ「リドルさん!今です!」


ハーツ「言われなくても分かってる!」


《首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)》


飛んできた魔法の片方は狸元い、グリムに当たった……片方はだ…


ん?片方は?はぁ?


もう片方がソルの方に飛んできた。


ちょっと待てよ、うーん、これ今俺が避けたら後ろの奴に当たるよな?まぁ、誰に当たろうとルナじゃなければいいんだけどよ……ッ!

後ろに居るのルナじゃねぇかよ!ふざけんな!!


ソルは咄嗟に防御魔法を使い、ユニーク魔法が当たるのを避けたが勢いに負け後ろにふっとばされてしまった。


『馬鹿たれなんでお前そこに居るんだよ!!』


吹っ飛ばされた先には驚いてアタフタしているルナが居た。


くっそ、ふざけんな!


『え?ソ、ソ、ぇぇ!』


『避けろ!馬鹿』

チッ!しょうがない……このままぶつかるか……はぁ


『無理、無理、ムリ……』


ドン、バン…ゴロゴロ……ガシャン!!


大きな音を立てながら転がって行く2人を見た生徒全員が一斉に笑い出し、先生達は今年も問題児が増えたと言わんばかりに呆れた顔をする人と躾がいがありそうだと言う顔をしてこちらを見ているのが見えた。


その光景に学園長?は「前代未聞です!こんなの私がここに来てから初めてですよ!!」と口をこぼす。


いや、最初に怪我してないか聞くだろ普通な?


ハーツ「ルクス・スペス、すまない。大丈夫か?」


お、こっちは正常らしいな。

『はい、大丈夫です』笑顔でそう答え差し出された手を取り立ってルナに手を貸し立たせる。

「君も済まないね」


『私も受身は取れましたし、特に怪我してないので大丈夫です』


ルナ・スペス、ソル・スペス、学園長がお呼びです。


「あ、はい。えっと」ルナはハーツラビュル寮の寮長をちらりと見てアタフタしている。


多分、名前も同級生かどうかも分からないからどうやって挨拶しようかなんて考えてんだろうな……





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