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フィンランド病みです。
自己防衛よろしく。
いってら。
ここはフィンランド。
僕の国だ。
どうやら僕は世界幸福度ランキング一位らしい。
笑っちゃうよね。
皮肉なことに、
世界は僕が幸せな国であることを望んでる。
そう、僕は
僕は
幸せじゃないとダメなんだ。
…
そんなことをぼんやり頭に浮かべながら
目の前の惨状を虚ろな目で見ていた。
度数の強いアルコールに
大量の睡眠薬と
鼻を衝く鉄のような血生臭い匂い。
自分をいくら傷つけようが、国である限り一瞬で治ってしまう。
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
傷つけてみるけど、
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
何回でも
修復される
気分が悪い。
もういっそのこと─────
「ピンポーン」
チャイムが鳴った。
誰だ。
インターホンを見れば、
エストニアとスウェーデンが映っていた。
「おーい、スオミ~!」
「フィン~?居ないのか…?」
しばらくぼうっと見つめていたが
我に返り、焦り始める。
「ッえ…、やば」
僕は焦る。
「隠さなきゃ」
血の付いたのシーツや睡眠薬、カッター。
全てクローゼットに押し込み、部屋の窓を全開にする。
鏡の前で笑顔を無理やり作って
玄関へ急いだ。
<ガチャ>
fi「ごめん、お待たせ。」
es「ううん!そんなに待ってないから大丈夫!」
es「こっちこそ急に押しかけてごめんね…!」
sw「フィン?なんか顔色悪くない?」
スウェーデンの言葉に少し顔が引きつる。
fi「ううん、大丈夫だよ」
fi「多分お酒の飲みすぎ。」
スウェーデンが少し怪訝な顔をして言う。
sw「ねぇ、部屋上がってもいいかな?」
fi「いや…それは…」
es「もしかして用事あった?なら大丈夫だよ…!」
エストニアが少し悲しそうに笑う。
「……っ…いいよ」
回らない頭で考える
クローゼットさえ開けられなければいいはずだ、と。
es「本当⁉良かった!ありがとう、スオミ!」
sw「お邪魔しまーす!」
結局入れてしまった自分に苛立ちを覚えつつも二人を部屋に上げた。
es「ねぇねぇ!何する?」
sw「おれトランプ!」
sw「フィン~取ってきて~!」
fi「……うん」
フィンランドが部屋を出る。
sw「ねぇ、エストニア、おかしいと思わない?」
es「何が?」
sw「フィンのこと」
sw「ほら、最近顔出さないし、この時期って極夜でしょ?」
es「あー!確かに、そういえばクマも濃くなってた?」
sw「うん。後は…」
ゴミ箱の奥に隠されていた大量の睡眠薬の空箱を手に取った。
sw「こんな物まであるしさ?」
es「え…すっごく多くない…?」
sw「そうだね」
階段を上がってくる音が近づく。
sw「そろそろ来るかな」
<ガチャ>
fi「ん、トランプ」
sw「ありがとー!それでなんだけどさ、フィン。」
fi「どうしたの?」
sw「最近寝れてないよね?」
fi「………そんなことない」
sw「睡眠薬、ODしてるでしょ。」
フィンランドは何か言おうとして、バツが悪そうに黙り込む。
es「スオミ…お願い、話してくれないかな。」
fi「うん…ODしてるし寝れてないよ。」
fi「でもそれだけだから、大丈夫だから。」
sw「ねぇフィン、クローゼット見せて。」
fi「……いやだ」
sw「開けて」
fi「やだ」
sw「じゃあエストニアにあけてもらうけど」
fi「……わかったよ。」
クローゼットを開くと、アルコールに睡眠薬とカッター、血の付いたシーツが無造作に置かれていた。
sw「やっぱり…」
sw「あんまり口出しするつもりなかったけど、さすがに心配するから‼」
es「何かあったら頼ってほしい、それとも私たちじゃ頼りない?」
fi「……ごめん。」
sw「ほら反省してるなら国連さんのところ行く!」
fi「ッいやだ!行きたくない!怖い!」
sw「駄々っ子か!」
es「もう!ほら、ちゃんと診てもらお‼」
結局その日は、国連がお説教をする声が2時間響いていたとか。
終わり。
ネタ系になっちゃったね、重い話書きたかったのに。
まぁ夜中に書いてるし気分だしそんなときもあるよね。
あとハート超えるの早い。
もうちょっと怠けたいからNextの数引き上げときます。
じゃ、またねー。
Next …♡30
コメント
2件
怠けさせはしません(^ν^)