コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
透き通った肌
ゆっくりと閉じる瞳
距離が縮まる
「またこの夢か」
僕は最近この夢ばかり見る
幼い頃の記憶
まだ消えない
濡れた頬を拭ってベッドから降りようとする
「痛て…」
最近どうも、腰が痛い
髪の毛の白髪も出てきて
若いのいやだなぁとか思いながら
一応病院に行ってみた
「え、うそですよね?」
医者から聞いたことに呆然とする
「余命1年」
これは現実か?
だけどなぜだか悲しくない
あの時のあのままのあの子にやっと会えるのかと
僕はそんな期待をしていた
僕の好きだった子
僕たちがりんこは小学生の頃亡くなってしまった
短くてごめんなさい