春千夜視点
昨日の夜から○○がいなくなって24時間がたった
俺はまだ1歩も外には出ていない、いや、出れていない
マイペースでよく寝坊する○○のことを想って
5分早めた家の時計 もう意味ねぇな…
タバコが嫌いな俺を気遣って
ベランダで吸ってたっけな
カーテンが揺れて目があつくなる
春『もうそこに○○はいねぇんだな…グスッ』
春『もっとちゃんと俺を見てろよ もっとちゃんと』って
その言葉は○○、お前には重かったのか…??
春『もっとちゃんと俺を見てろよ もっとちゃんと』って
言わなければ ○○はここにいたのか…??
俺のことは多分○○がよく知ってる
眠てぇ時には体温が上がっちまって
キスはみじかめが好きだってことも
その時思った 俺は○○のこと
どれくらい分かってたんだ??
1番最初に浮かんできたのは
お前の好きな タバコの名前…か
春『もっとちゃんと○○を見てれば もっとちゃんと』って
今更気づいても遅せぇよな…
春『もっとちゃんと○○を見てれば もっとちゃんと』って
今気づいたって『何の意味があんだよッ…クソッ』
○○が置いていったタバコ
俺の大嫌いな物なのにどうしてだろうな…
火つけちまった
○○の匂いがしたんだ ○○の匂いが
一口吸ってしまった
春『ゲホッゴホッ』
でも やっぱりむせちまった
春『もっとちゃんと俺を見てろよ もっとちゃんと』って
言わなければ ○○はまだここにいたのか…??
春『もっとちゃんと○○を見てれば もっとちゃんと』って
少し苦ぇ○○の匂いに久々に泣いちまった
春『ッ○○…戻って来いよッ……』
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